自分の写った写真をみると、自分のイメージとかけ離れていることが多いです。みんなで同じポーズをしているだけでも、自分がイメージしたものと、写っている自分の姿とがすごくかけ離れているのです。なのはなに来てからダンスをするようになって、自分が激しくズレてしまうというのはわかっているんですが、写真に撮られる時もそうなので、やっぱり撮られるための練習が必要ですか。鏡を見てポーズを取る練習が極端に少ないからだ、と考えていいですか。
【お父さんの答え】
自分が写った写真が、イメージとかけ離れている、というのは、それはカメラマンが悪い、撮った人が悪い、ということです。そうでなければカメラが悪い。
写真というのは、カメラマンが思っているようにしか写らないんです。写真を撮ってくれる人が、素晴らしい女性だな、と思ってシャッターを切ると素晴らしい女性に見えるような写真が撮れます。
僕も経験があるのですが、以前、ルーマニア出身の若い男性カメラマンに撮ってもらったら、ものすごい美男子に写っている。どの写真も全部、すごくハンサムな男性に撮れていて、ミスショットというのがないんです。その男性は僕のことをそんなふうに見ていたんですね。
写真というのはおかしなもので、こちらがビックリしながらシャッターを切ると、ビックリした写真になってしまう。何も考えないでただシャッターを切ると、何も考えてない写真が撮れてしまう。
それは本当に気持ちがそのまま出るので、もし写真の写りが悪かったら、それは撮った人の責任だ、と考えていいです。撮られた人には何の落ち度もない。
だから、写りのいい写真を撮ってもらいたかったら、カメラマンを選ぶといいです。あなたのことを尊敬していたり、美人だなと思ってくれている、そういう人に撮ってもらうと、美人に写った写真、素晴らしいポーズの写真が自然に撮れているはずです。これ、本当のことなので、信じてください。
(2023年9月22日 掲載)
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