第194回「整理整頓、片付けができない」


【質問】
 私は、整理整頓、片付けが苦手というよりもできないです。決められた位置に戻すことができません。何か広げると、際限なく広がってしまいます。年がら年中探し物をしているし、無くしたことにさえ気が付かないことも多いです。自分が何を持っているのか、それはどこにあるのか把握していなくて、行き当たりばったりです。物への執着がとても薄くて、大切にできないと思います。

 小さい頃からそうでした。1人で海外旅行に行ったとき、1日だけ泊まるホテルがあったのですが、スーツケースを一度開いたら散らかって収拾がつかなくなるという確信があったから、開かないと決めたこともありました。

 どうしてこうなってしまうのですか。どうしたら、片付けができるようになりますか。

自分の答え:やりっぱなしにしてしまうことが癖になっているため、意志で片づける。

 
 

【お父さんの答え】
お父さん:
 これ、無理ですね。片付かない。
 これ読んでて、ああ僕と一緒だな、という感じで受け止めましたけどね。片付けって、できないんですよね。
 ところが今まで生きてくるなかで、片付けはできなくてもいいやと思えるようになっています。
 どうしてか。僕は以前、仕事の関係でいろんな有名著作家の家に行っています。で、書斎というか、その人の家の仕事部屋、仕事場をいっぱい見ています。それでね、気がついちゃったんです。
 きれいに片付いてる事務所、きれいに片付いてる書斎で物書きをしている作家は、つまらない文章しか書けない、ということがわかってしまった。(例外の作家先生がいらっしゃったらごめんなさい)
 ものすごく尊敬する、すごくいい文章を書く、人柄もすばらしい、という人の事務所は、ものすごく散らかっています。いや、普通に雑然としている。

 ものすごい散らかっているなかで、行き過ぎた人をひとり知っています。それは、玄関から、仕事部屋、リビングまで、両側に、新聞がうず高く積まれてて、ちょうど雪国の、なんかこう、雪の壁の中をバスが走っていくシーンがあるよね、あんな感じなんです。狭い通路をリビングだか書斎まで行く。僕が打ち合わせに行くわけですから、少しは片付けているんだろうと思ったら、リビングがこのくらい(古吉野なのはなのリビングくらい)の広い部屋なんですが、こんなに広いのに入っていけない。足の踏み場がないんです。
 物をどかしながら、足場をつくって、ソファに辿りつく。そのソファも物が占有していて、それを避けて隅っこの隙間に座る。これはね、これもちょっと有名な作家だったですけど、散らかっているというのも行き過ぎてます。今だったらデータベースがあるので新聞は積み上げてないでしょうね。今の話しは、失敗したな。忘れてください。
 じゃあ、なんで普通に散らかってる人の文章が面白くて、きれいな部屋の物書きはつまらないと思ったのか。みんなはなんでだと思います? ちょっと誰かこうじゃないかというのを言ってみてください。これは事実なんです。(例外を除いて)

 

あゆ:
 見切りが早い。切り捨て?

 

お父さん:
 そうですね。整理がうまいという人は、物事に執着がない人なんです。一つ、ひとつの物に執着がない。
 いいですか、「心」というか「考え」、アイデンティティにも執着がある人と、ない人がいるんです。そういうアイデンティティにも執着が薄いと、全部トントントンって整理できちゃうんですね。で、僕はどうかというと、ありとあらゆる物にも、気持ちにも執着がある。そこに含まれたほかの微量な何かがあるんじゃないか、と思ってしまう。
 僕が高校生のころ、好きなおばさんがいた。そのおばさんからコーラを買ってもらった。普通の缶コーラです。嬉しくて、嬉しくて、それを飲んだんですけど、好きな人から買ってもらったそのコーラの缶、捨てられるわけないじゃないですか。それは、多分、40数年、ついこないだまで保管してありました。実家の物置に。
 あのね、ものが捨てられるない。また別の話しで、僕が中学生のとき知り合いにドライブに連れて行ってもらった。その人といった海岸で拾った石。それも捨てられない。
 その人は当時、もう人妻ですから、何も起きない。僕より10歳以上は年上で、僕は中学生ですから、恋愛とかそんな対象ではない。でも、その石、捨てられないですね。
 それとか、たとえは、こういうふうに折ってる質問の紙があると、これはこの人が折った紙ですね。これ以上、折ったら、この人の心が違うふうに変化するんじゃないかと思うと、これ以上は小さく折れない。このままでおいておきたいという気持ちがある。
 この人の心と、この人の紙はこうありたかったんじゃないか、と思ってしまう。それをとっておきたいという気持ちがあると、なにかその、例えばモノにも心を見ちゃうと、そのものがそこに落ちていたいんじゃないか、というふうに思う。そしたら、動かすのが可愛そうなんじゃないかと思いませんか。思いますよね。だから片付かなくなっていくんですね。思い入れが、一つひとつのものに、全部できちゃうんです。
 いってみれば情緒ですよ。全部の、消しゴムカスにさえ、あの子が書いた字を消してそれが丸まってる消しカス。捨てるの惜しいじゃないですか。あ、それはちょっと行き過ぎてますね。それは思わない。
 極端になってくるとそういう感じに思うということです。

 モノを書くときだってそうなんです。例えば、原稿用紙12枚位だと、週刊誌で4、5ページくらいなんです。それを書くには、いろんな取材した材料を、頭の中に広げて、ひとつずつ吟味していく。
 どの順番で行こうか。でも、全部は書けないな。じゃあ何を落とすか。すると、どの材料も落とせないわけですよ。うーん、どうしよう、どうしよう、って悩んで考えて、悩んでるうちに自然と、これは大事、これは大事、これはいらない、これは大事、これはいらない、ていうのがね、浮かび上がってくる。気持ちが熟成してくると、これとこれとこれをこう組み合わせてこんな順番で書いていくといい、ああこういうふうな流れで自分が言いたかったことが書けるな、となってくる。
 取材先の人をより抽象化された、正しくストライクゾーンで捉えた原稿になるなと思ったら、それが消えていかないうちに、大急ぎでサササッ、と書いてしまう。やった、って思うわけですね。
 だけど、それをやるには、それまでに何か、もし見落としもあるといけないから、マシュマロをそっと指型を付けないように並べていくように、そうっと材料を並べて、だけど見落としがあるかもしれないね、とじっくり見ていって、今日はそれでいいと思っても一晩寝て明日になって、なんだこれ、となっちゃうかもしれないからそのままにしておいてみるとか。あるいはゲラで直す材料が足りないとなったとき、ここから拾い集められるようにそのままにしておこう、というふうに思うわけですよ。すると片付けるのも難しくなりますよね。

 僕の知ってる編集者でね、雑誌の原稿なんて簡単だ、このテーマについて、反対意見はこうある、賛成意見はこうだ、最後に、さて、本当はどっちでしょうかみたいにまとめればいいんだよ、と言っていた人がいます。
 賛成意見と、反対意見を集めて、順番はこれでいく、とやれば悩むことなく、どんな原稿でもサッと書けるんだよ、こんなもの。って言ってた人がいる。はっきり言って、その人、才能ない人だと思います。その人は、片付けるんですよ、ぱぱっと。
 ライターの中には、やっぱりじっくり考えてまとめる人が多いですから、その編集者は遅いライターの原稿が待ちきれなくて、自分で編集者をやめてフリーのライターになっちゃった。早いし、筆力の自信がある、と。けれども、その人はすぐに行き詰まってしまったようですね。
 情緒ですからね。そういう、割り切りの早い人、片付けがものすごく上手な人、そういう人は情緒もどこかで切ってるんだと思う。片付けできない人は、わりと情緒がある、思い入れが一つひとつ深い人だと思ってください。それも行き過ぎると、今度はジャグリングがが多すぎる人となって困ったことにはなりますが。
 適度に情緒を切り、思い入れを切り、時々、適度に整理し、くらいがいいんでしょうね。

 そういう意味じゃ、一生をかけて、どの程度の見切りがよくて、どの程度の情緒を持ち続けることがよくて、どの程度の片付け上手で行くかという、落とし所を探す旅をしていくということじゃないでしょうか。
 それが人生だというくらい、この切り捨てか、保留か、その中間をとっていくということが、かなり難しいことなんじゃないかなというふうに思いますね。

 

あゆ:
 でも、お父さんの机の上とか散らかってるといえば散らかってるけど、見てて不快な散らかり方じゃないじゃない。それは大事かなと思う。理事長室の掃除とか、細かいものとか落ちちゃいけないものとかは、きれいにテープで止めてある。確かに斜めにいろんな紙はおいてあるけど、きれい。

 

お父さん:
 僕は子供の時から、散らかっててもだいたいどこに何があるかは覚えててすぐ出せるわけ。全部思い入れがあるからね。でも、10センチずらされちゃうともうわからなくなる。だから触ってほしくないというかね。
 そういうことなので、この質問の人も整理ができないというけど、それは情緒が深いからだということで、むしろ整理のできない自分を褒めてやって、だから、ちょっとだけアレンジすればいいんじゃないかな。ちょっとだけアレンジすればいいんじゃないかなという気がしますね。
 意志で片付ける、じゃなくて、なんていうのかな、あの……アレンジするというのは、例えば、大事か大事じゃないかが微妙なものを入れる箱、というのをひとつ下に置いて、そこにためていく。あとになって大事だったら取り出すと。それで、絶対に大事な箱も作って、絶対に大事なものを、箱に入れていく。

 ただね、僕は思うんですけど今まで生きてきて、これ大事だな、これ大事だなって、思って、これ後でなんとかしようっていうものは、全部ね、忘れちゃいますね。
 で、人生っていうのは、究極のところ、その日暮らしかもしれませんね。あとでというのはぜったいないです。大事なことだったらその日にやったらいいです。あとで返事を出そうと思ったメールは後で出してない。その場で出さないとだめです。あとで読み直しをしないから。読んだらすぐに返事を出す。

 あのね。驚く人が一人、います。
 昨日かおととい、遠方からはがきをもらいました。絵葉書です。僕とお母さん宛にね。どこかの空港から出されたもの。文面を読んだら、それはこないだ一緒に出張に行った、なおちゃんからの手紙でした。
 ありがとうございましたって。こうこうこうでって感想が書いてあって。いつ出したの!? っていうね。帰りの飛行機に乗る前に、飛行場のポストに入れたみたいね。また帰ってきたら彼女は忙しくて、会えなくなるわけですけど。それを、空港でパパパパって書いて、パって入れたんだね。素晴らしいなと思う、そういうところが先生にも気に入られたりするんだと思う。その気遣い。そのスピード感。
 だけど、あとでゆっくり大事に長文で書こうと思ったら多分出せなくなっちゃう、他の仕事で忙しいから。
 もう、その日、その日、出たとこ勝負で、一瞬一瞬を大事にして、一瞬一瞬ベストのパフォーマンスをして生きていく。後でというのはない。これも、大事な質問だけど、質問さんありがとう、一期一会。お墓まで持っていきたいけどさようなら、そのくらいの気持ちの割り切りが必要なんでしょうね。それが持てないから散らかるんですね。みんなもそのあたり自分の情緒と片付け、せめぎあいを大事にして、片付け上手で情緒のない人になるよりか、情緒を絶対に捨てないで、情緒たっぷりでありつつ、比較的片付け上手な人になってほしい、そういうふうに思います。
 
 
 

(2019年6月28日掲載)






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
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第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
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第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
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第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
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第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
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第81回「高いプライドをつくるには」
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第232回「不思議ちゃんと言われていたのはなぜか」
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第235回「ソフトボール部に入らなくてはいけない気がする」
第236回「ディストピアと野蛮人の村」
第237回「好きと言ってみる」
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第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
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第252回「悲しむこと」
第253回「限界までやってみる」
第254回「リーダーの向き不向きについて」
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第260回「寝相について(後半)」
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第262回「速く書く事」
第263回「利他心について」
第264回「集中力について」
第265回「読書について 解釈と鑑賞」
第266回「年齢、役割に見合った振る舞いについて」
第267回「相手に喜んでもらいたい気持ちと、自分が幸せを感じることの怖さ」
第268回「相手を幸せにするということについて」
第269回「シンプルであること」
第270回「人のために動くとき」
第271回「周囲の人や家族のなかで浮いている感覚があったことと、個性について」
第272回「楽しませる人、発信する人になりたい」
第273回「目の前のことに集中できない・利他心と利己心について」
第274回「仕事への心配と、自分が空っぽの人間だと感じることについて」
第275回「理解されたいという欲求が強かったこと」
第276回「人前でのびのびと感情表現出来るようになるには、どうすればよいか」
第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
第278回「深い信頼関係は、どう築いていったらいいのか」
第279回「ダークマターの存在に守られていること」
第280回「利他心の球技について」
第281回「小さな楽しみ、食器洗いについて」
第282回「どんなリーダーを目指したらいいか」
第283回「小さい子どもの遊ばせ方について」
第284回「大人と子どもの境界線について」
第285回「経済観念について」
第286回「自分に変に自信があること」
第287回「泣けるようになったこと」
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第289回「ここぞというときに失敗してしまうこと」
第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
第296回「捕食するのを見るのが好き」
第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
第298回「みんなと達成感を味わえるリーダーになるには?」
第299回「『老人と海』を読んでどう感じたらよいのか」
第300回「毎日同じものを食べても飽きないのはどうしてか」
 
第301回~第350回(クリックすると一覧を表示します)
第301回「国民年金について」
第302回「サプリメントの必要」
第303回「自動車の運転について(車の運転で大事なこと)」
第304回「具体的に考えること」
第305回「関係の取り方」
第306回「自分の行動でおかしいと思うこと3つ」
第307回「イライラしてきつい空気を出してしまう」
第308回「やらなければいけないと感じて苦しくなるのはなぜか」
第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」