第63回「眠ること」


〈質問者〉

質問

 私は眠ることを、無駄な時間だと思ってしまいます。

 

〈お父さん〉

 僕もまったくそう思いますね。

 

〈質問者〉

 朝、寝過ごしてしまい、起床時間に起きることができないと、時間を無駄にした、あれもこれもやるはずだったのに、できなかったと思い、イライラし、大きな罪悪感、焦りに恐われます。
 それは、なぜなのでしょうか。おかしなことですか。教えていただけると嬉しいです。

 

〈お父さん〉

答え

 というのが質問ですね。
 あの……なんて言うんでしょうね。この、「眠ることを無駄な時間だと思う」というのを、僕も4歳か5歳のとき思いましたね。昼寝が大嫌いで、自分が昼寝してる間に世界が終わったらどうするんだ? そういう感覚。
 これはそれに近い感覚ですね。自分が寝ている間に世界が進んでしまっている、乗り遅れてしまっているって思っちゃうんですよね。

 でも、ちょっとね、違うと思うんですよね。なんて言うんだろうな。
 起きてる間も寝てる間も、頭の脳みそはね、同じくらい活動してるんですよね。
 で、人間の脳はね、眠ると、その日あった出来事を、もう一回、海馬の中で再生してね、それをひとつずつ記憶として、側頭葉の下側に押し込んで、下側から神経伝達物質がたどる神経細胞の回路として記憶を溜めていきます。こういう信号が流れたらこれを思い出すっていう、記憶としてどんどん貯めこんで、その記憶が側頭葉の下から上に、年をとるに連れて上がっていくと言われてますけど、そういうことをやってるんですよね。
 
 それと、大脳辺縁系とか大脳基底核っていう、大脳の下の方の真ん中のものが一生懸命に、夜眠っている間に、大脳新皮質が休んでる間に、頑張って働いて、次の準備をしてたり、いろんな整理をしてたりしてて、これも大事な働きなんですよね。
 
 つまり、人間の脳はね、大脳新皮質が考えたり、判断したり、新しい何か今までにないようなアイデアを生み出したりというときを、「起きてる」と言います。大脳新皮質が眠ってるときを、「眠ってる」と言います。
 
 だけど、内側の大脳辺縁系とか大脳基底核だとかが動いているときと、大脳新皮質が動いてるときとでは、エネルギーと酸素を使う量は同じなんです。脳は夜もまったく休んでないんです。身体は休んでますけどね。
 だから、大脳新皮質は休んでますよ。だけど大脳辺縁系と大脳基底核は休んでない。

 じゃあね、考えてみてください。もしずっと寝ないで、起きてたらどうなるか。
 大脳新皮質は活発に動いてるでしょうけど、大脳辺縁系が調子を整える、活発に動く時間が減ってしまいますよね。
 減ってしまったら、人間全体、脳全体としてのバランスも身体全体としてのバランスも、どんどんどんどん悪くなる。どんどん悪くなって、一つの人間としての構成ができなくなるから、やっぱり休ませないといけないんです。
 つまり、大脳辺縁系を働かす時間というのが、とっても大事なんです。
 
 つまりね。質の良い人生を送りたかったらね。質のいい昼間の時間を過ごすと同時に、質のいい睡眠時間を過ごす。質のいい、大脳辺縁系が活躍できる時間を増やすというのもね、大事なんじゃないでしょうかね。
 だから布団の中でね、ぐっすり、いい眠りにつく。

 人間が夜、頭が休んでないというのは、なのはなのお母さんが、よく知ってます。
 どうしてかというと、僕は一晩中、喋ってます。夢の中の架空の人物と。
 僕がハッキリ喋ってるから、お母さんがうっかり返事する。でも僕は寝てる。聞かれて返事もする。

 

〈お母さん〉

 ひどいよねえ。
 それってさ。迷惑かけてると思わない?

 

〈お父さん〉

 いや、かけてる。お母さんが、別世界で寝ましょうとか、別の部屋で寝ましょうと、よく言い出さないな、と思いますよ。お母さんとはずっと同じ布団で寝てるんですけど。
 あのね、僕は、申し訳ないなあと。
 例えばね、ものすごく長い相談を受けて、ネバーエンディングストーリーを校長室で夜の11時とか12時まで聞いたあとの夜は、僕は一晩中しゃべり続けてる。

 

〈お母さん〉

 そうだよね。

 

〈お父さん〉

 一昨日の夜は寝言で「もしもし、もしもし」なんて、寝ながら電話までしてたそうです。夜も忙しいです。
 だから、朝の起床時間に起きられなかったからといって、罪悪感に襲われることはないんじゃないかなあって思いますよ。

 あともう一つね、なんて言うかな。
 言ってみたら、こう……締め切りを守らない自分、怠惰な自分っていうのもいいよね。怠け者の自分を、感じてみるっていうのも、凄くいいんじゃないかなというふうに思いますよね。
 あの、なんて言うんだろうなあ……。

 

〈お母さん〉

 うん、こういうことを書いてくる人って、キチッキチッとしてて、こうでなきゃいけないというのが山ほどあるんだよね。こういう質問をする人に限って、ね。

 

〈お父さん〉

 あのね。燃えるゴミ、燃えないゴミ。どこの自治体でもあるでしょ。ゴミの分別をしたことある人、手を挙げてみて(ほぼ全員)。そうだよね。分けて出すでしょ。燃えるゴミと燃えないゴミって、分けるの面倒だなと思ったことある人、いますか? (数人)……はいはい。
 
 ○○市でね、長いこと、燃えるゴミと燃えないゴミを分けてもらって回収をしていました。燃えるゴミの中に燃えないゴミ入れちゃ駄目ですよ、と。分別されてないと、回収しないで置いていかれたりする。それで、残っちゃうと汚いからって人の分まで分別してる。
 
 あるとき、大変なことが分かりました。○○市では、別々に収集してきたやつを同じところに放り投げて、同じ所で燃やしていたんですよ。しばらく前の話ですけどね。今はやってませんけど。前はずっとそうしてた時期がある。

 

〈お母さん〉

 それが発覚したんだよね。

 

〈お父さん〉

 ね。なんだと!? っていうね。今まで、市民の全家庭に、燃えるゴミ燃えないゴミをきっちり分別させといて、まとめて燃やしてたって、いい加減にしろって怒りたいと言っても、僕は何を言いたいかというと、人間の労働はそんなもんなんですって。
 きちっと分けました! っていう労働が何の成果にも結びつかないってこと、あるんだよね。僕は今まで60年生きてきて、今まで有益なことをどんだけしただろうかと思うと、甚だ自信がないんだよね。

 あるいは、長い歴史の中でね、人が一人、何を残せるだろうか。どれだけ頑張ってもね。
 ……あ、最近、何か読んで調べものしてて、大変なことが分かってしまいました。
 ジャンヌ・ダルクは、アスペルガーだったらしい。癲癇気質でね。なんて言うのか、癲癇気質というか、普通の人じゃなかった。からこそ、普通じゃないことができた。
 話は関係なくなりましたけど。いいですよ、ジャンヌ・ダルクみたいなことやって……あの人は処刑されたのかな、でも何か一つ、歴史に残ることをできましたよね。
 
 だけど、なんて言うのかな。歴史の中でね、ほんとに人類に貢献した、って名前を残せるような働きをする人がね、何人いるでしょうか。
 つまりね。ゴミはそんなに一生懸命分別しなくてよろしいっていうね。言ってみるとね。人生の仕事で、ありとあらゆる仕事は、一生懸命やらなくてよろしいっていうことにね、なっちゃうんじゃないかな。ここぞというときに頑張ればいいんであってね。
 普段は頑張らない。
 誰かの評価を得るために頑張らない。自分がカッコつけるために頑張らない。
 役に立たない人間でいること。
 
 誰かの詩にもあるよね。宮沢賢治の『雨ニモマケズ』。
「ミンナニデクノボートヨバレ」。デクノボーと呼ばれていいんです。役に立つ人だ、立派な人だって思われないことですね。
 雨ニモマケズ風ニモマケズ、何をやってるかというとね、あの人、何も役に立つことやってないんだよ。「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」。あの、あまごいの踊りさえやってないんだよ。
「ダイジョウブカトイッテヤル」。医者を呼ぶわけじゃないんだよ。ほとんど役に立つことしてませんよ。よく読んでみると。

 雨ニモマケズ風ニモマケズ、何か役に立つことしてるか。ほんとに読んでみてください。役に立たないことばっかりやっててね。
 人間っていうのはそんなもんだということですよね。
 この人もね、眠気ニモマケズ過労ニモマケズと言ったってね、大したことやれないんですから、それをね、なんかこう、自分がやるべきことができずにイライラした!! みたいに思うのはね。

 なぜかって言うと、子供のときに、親にね、もう、追われて、鞭で尻を叩かれるようにして何かやってた、走らされてきた、癖が残ってるんです。ってことなんです。癖が。
 さっき、車の中でも言った。
「明日は日曜日だね。ほっとするなあ」
 僕は、ハッキリ言ってね、フリーのジャーナリストをずっとやってきて、サラリーマンはたった1年しか経験ないんですよ。出社日も退社時間も関係ないんです。自宅と仕事場とか事務所で、仕事してて、取材に行ってるんでほとんど事務所も空にしてるし。僕の上司っていませんからね。
 誰にもとらわれない。
 それなのに、日曜日となると、ほっとするんだよね。なんでだろうなあってね。
 
 で、物書きやってたときも、ウィークデーだと会社から電話が来たりね。編集者から原稿催促の電話が来る、とかがあるんです。日曜日ってのは、あんまり電話が来ないんです。
 そうすると日曜日って、ほっとするんですよね。
 ほっとして、ゆっくり原稿書く。
 今、考えてみたら、なのはなファミリーは土曜も日曜もお盆も正月も、休みじゃないですよ。ないのに、何故かほっとする。これは長年の癖でしょうね。日曜日は遊んでていい、ということに世間がなっているので、何をしていても許されるような感覚ですよ。実際は日曜も仕事してましたけどね。

 僕、いまも平日は遊んでいるようなものだけど、一応、平日となると仕事してるふりをする。

 あのね、原稿書いてるでしょ。それで、徹夜するでしょ。徹夜して、そのまま昼前の午前11時か12時くらいまでかかって原稿書いてようやく編集者に送って、ああやれやれとなると、顔はヒゲが出てて、むくんだ、脂っぽい顔してる。それで、そのままフラッと近所に買い物に出ると、
「ああ、小野瀬さん。今日休みですか」
 って言われる。魚屋さんに。今の今まで仕事してたんですけどって言うと、「え、なんて?」って。八百屋さんも魚屋さんも、1、2度は説明したけど理解してくれないんだね。仕事というのは、ネクタイを締めて、平日の昼間にしているものという思いが世間の人にある。なかなか夜中から徹夜して仕事して終ったから、もう遊んでていいというのを理解してくれない。
 そのうち、仕事をした直後でも、
「休みですか」
「ああ、休みでーす」
 なんか、遊び人だって見られているなっていう後ろめたさがあります。

 不登校の子供ってだいたいそうなんです。この中にも経験がある人がいると思うけど、午前中とか午後の早い時間、どうせ不登校なんだけど、その辺のコンビニとかうろちょろしにくい。夕方5時頃になったら堂々と歩けるでしょ。ちょうどそんな感じ。
 昼間は、休みの日と決めていても歩きにくい。ジャージ着たり、テレンコテレンコしてる。日曜だと、「休みですか」って改めて聞かれないんだよね。水曜あたりに白いワイシャツを着ないで、ドロドロ歩いて行くと、
「(不審者!)……休みですか?」
 世間の目は厳しいんだよね。
 
「休みですか?」
「ええ、たまたま……」
 そういう罪悪感。
 
 この人はそういうふうに、厳しく追い込まれてきたので、寝てるだけでも罪悪感がある。
 お母さんだってそんな感じするよね。
 やっぱり、僕らの世代からは、夜遅くまで働いているのがいいという風潮があった。お父さんの帰りが遅いというのは、僕らの時代、自慢でしたよね。
「うちの夫はいつも帰りが遅くて」
「そう、大変ね」って言いながら、稼ぎのいい夫だからと自慢してる感じになってる。
「朝も7時前には会社に行っちゃうのよ!」
 立派だね、すごい働いてる感じ。昔の人。
 
 子供だってね。
「何時まで勉強してるんですか?」
「夜中の1時くらいまでやってます」と言うと、うーん、感心、感心、みたいなね。
 卒業生で、ここから高校に通ってた、優秀な子がいるんです。
「うち、夜は10時消灯です」
「え!? そんなんでいいんですか」
 って先生もびっくりする。
 遅くまで頑張ってると評価されるみたいなね、未だにありますよね。その呪縛から逃れられてないっていうことです。

 例えば僕なんかね。みんな信じないでしょうけど、高校のとき、肩より長い長髪で、パーマかけてました。なんかね。こう、打ち破りたい!! っていう気持ち、あるじゃないですか。期待を裏切りたいという。
 それで長くしててね、小野瀬は長髪なんだ、というのが浸透してきたら、いきなり五分刈りでビシーッとつるつる坊主にすると、そのギャップ、面白いですよね。自虐的ですよね。いきなり、てるてる坊主にして、ヤクザチックに。そういう期待を裏切り続けていくというのは気持ちがいいものです。
 真面目少女も、自分で打ち破っていけばいいんです。
 
 ただ、今から、髪を五分刈りにしないでくださいね。みんなね、なのはなの評判落としますからね。それはやめてもらいたいけど。
 だから、こういう場合には、怠惰な自分を演じてみる。それで自分の中の福の神を追い出す……じゃないな、真面目っぽさを追い払うというのは、いいんじゃないでしょうかね。
 ダメな自分を演出してみるって、いいんじゃないでしょうかね。

 僕、小学校のとき好きだった、Wちゃんという女の子がいたんです。この子が、県立高校を受けて、あろうことか落ちてしまったんですね。小学校のとき、ものすごい頭良かった。深窓の令嬢という感じの子で、すごい字が綺麗だった。
 それが、なんでもないただの私立女子校に行くことになっちゃったんです。
 ある朝、水戸の駅前でWちゃん見たら、スカートがこのへん(くるぶし)まで。で、マスクかけて。ズベ公になってるんですね。もうね。
 ガビーン!! あのW・Iちゃんが……!
 
 彼女は、自分がエリートコースから外れてしまったという屈辱に耐えられなかったんでしょうね。どうせならと、ズベ公まで一気に駆け下りたんでしょうね。さすが、Wちゃん。イメージ打破、大成功!
 その後の人生、知りませんけどね。胸痛むものがありましたけどね。
 自分の殻を破る。いい子じゃなくなるっていうのを演じてみる。いろいろやりながら、自分の本当のキャラクターを……本来のキャラクターを、探し当てる。そういうことがいいんじゃないでしょうかね。 いかなと。

 

〈お母さん〉

 うん。彼女と違うかもしれないけどね、お母さんはね。あの……やっぱり、きちきちっとしていたときがあったのよ。片付けると言ったら、平行でなかったらいけない、垂直でないと、箱だって斜めには絶対置けなくて。タンスの上でも何でも。

 それは、自分だけの問題。関係ないでしょ、奇麗なほうがいいでしょ。ちゃんとしてるのがいいでしょ。っていうのがあったんだけど、この頃……お母さんでさえこの頃なんですけど、だからみんなに言うんだけれど、やっぱり自分の問題じゃなくなるのよね。
 そこまできちっとしたら人にも要求するし、人にものすごくきつくなるんだなって。だから、自分だけの問題じゃないんだよね。時代遅れになれとか言ってるんじゃないんだけど、そこまで、きっちりしたいってなってくるとね。ほんとにね。他人様に迷惑。簡単に言うと。
なんかそういう気が、今、お母さんはしてるの。ほどほどでないとね。っていう感じ。

 

〈お父さん〉

 でもね、やっぱりね、ほんとに、自分の殻を破るって、ほんとは難しいことでねえ。

 

〈お母さん〉

 お母さんもほんとに時間かかってるから、だからみんなに、お母さんがもし仮に10年くらいかかってわかったことが、みんなに、5年とか2、3年でわかったらいいのになと思いがら、喋ってるわけ。だから、今言ったから「はい、わかりました」ってわからないと思うけど、「あ、こう言ってたな。お父さんお母さん」って、自分の中に残しといてねっていつも言ってる。そしたら何年かして、「あ、お父さんお母さんが言ってたの、こういうことだったのか」ってわかるから。

 

〈お父さん〉

 ただ、すぐにも、自分のキャラクターを破るというのはできると思うんですよね

 

〈お母さん〉

 そう。早いほうがいい。お母さんらからしたら、1日でも早いほうがいいよ。わかってくれるならね。その人も楽だし。

 

〈お父さん〉

 今、例えば、若い男の子がオートバイとかバリバリ乗ってるでしょ。意外と、真面目な子かもしれないんだよね。
 自分で、真面目人間やってきたのを、オートバイに乗ってすっ飛ばして歩くとね、自分がなんかすごく、うーん……なんかこう、消極的なキャラじゃなくて、かなり積極的なキャラになって、オートバイでぶっ飛ばして歩く。まあ、それやり過ぎると、死んじゃったりするんですけど。
 若い頃なんか特に、みんなキャラを破りたいんじゃないかなと思うし。
 
 僕も、20歳になる前に××××××××××××××××××してますけど。まあ、あまり喜ばしいことでもないですけどね。何度も何度も失敗したりしながら、自分の、大事に生きようみたいなね、汚点とか失敗をなくして生きようみたいな、どっかの思いを打ち砕いていく。自分は汚点だらけの人間である、みたいな。
 
 そうすると、肩の力がとれていく、角がとれていくみたいな、なんか意識的にそうしてた気がする。
 じゃあ、みんな、どっかから酒盗んできて飲めとか、お父さんのオートバイ乗り出せとか言うんじゃないですけど。この中でもガチガチのいい子じゃなくて、自分の責任も人にどんどん任せて、時には失敗してみるとかね。
 
 なんて言うんだろうな。
 何かに打ち込んで、それこそ、人の頭殴ったら手が痛いし、相手も痛いしですけど、バレーボールを思い切り殴るぶんには、自分の手が痛いばかりですけど、文句言われないしね。自分の、思い切り、何かスポーツで全力を出す。そうしてると何か、自分の殻が破りやすいのかなっていう気はしますね。

 

〈お母さん〉

 きっちりしていて、自堕落になるんじゃないかって、さっきも言ったけど、悪いほうに――こういう子は、よ――力抜くっていうのをすごい怖かったりするわけ。
 もう、じゃあ、それを一旦抜いてしまったら、ずーっと駄目になっちゃうんじゃないかって。とめどなく駄目になっちゃうんじゃないかって思うかもしれないけど、ここにいるから大丈夫。お父さんとお母さんが止めるから。で、みんなが止めてくれるから。「違うよ、ちょっと」って。なのはなにいると。外ではそうならないけど、おかしいでしょ。「そこまで行ったら駄目だよ」ってなるから。
 
 ただ、こういう子と違う子が、「うーん、じゃあ、力抜いたらいいんかー」ってなるのも困る。だから自分はどっちかわからない子は、私はどうですかって、聞きに来るのがいいね。それも必要だね。みんなには。

 

〈お父さん〉

 力抜かなくていい子が力抜いて、力抜いていい子が抜かない。
 ただ、人間は、本来持ってる性質は絶対失われないのでね。
 例えば、学校の先生でも、一年中ジャージでサンダル履きの人もいれば、いつもきちんとワイシャツにネクタイ締めて革靴をはく人もいます。
 自然とその人の持って生まれたものが、それぞれ落ち着いたスタイルになるのであって、これまでずっとネクタイを締めてきた人がどんなに力を抜いてもジャージ姿で一年中いる、というふうにはならないと思いますね。
 そういうことですよ。






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
第40回「涙腺が弱い」
第41回「子供が苦手」
第42回「正しいことを通そうとして」
第43回「流されて生きる」
第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
第55回「未完成」
第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
第60回「落ち込んだ時」
第61回「生きているなら」
第62回「わからない問題は」
第63回「眠ること」
第64回「子育てについて」
第65回「夫婦で大切なこと」
第66回「自己否定について」
第67回「友達が欲しい人、そうでない人」
第68回「未来を信じる」
第69回「山を登ると」
第70回「リーダーをすると苦しくさせる」
第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
第75回「大きな希望を持つとき①」
第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
第79回「やるべきことをできていなくて苦しい②」
第80回「真面目さは何のために」
第81回「高いプライドをつくるには」
第82回「番外編:そうだ、お母さんにきいてみよう!」
第83回「相談、確認が多いことについて」
第84回「自信を持つ」
第85回「間の良さ、間の悪さ」
第86回「過去を美化してしまう」
第87回「統合力を高めるには」
第88回「見張られているような不安」
第89回「どうして人間だけに気持ちが必要なのか」
第90回「休日になるとやる気がなくなってしまう」
第91回「低気圧」
第92回「どうして動物を飼うの?」
第93回「自分を褒める話をするには」
第94回「眠れない」
第95回「ふいに恥ずかしくなる」
第96回「躾について」
第97回「壁をなくしてオープンになるには」
第98回「自分がオーラのある人になるには」
第99回「私のストレスは何?」
第100回「社会性を身につける」
 
第101回~第150回(クリックすると一覧を表示します)
第101回「依存を切り離す期間は? その後はどう変わる?」
第102回「依存を切り離すことについて②」
第103回「会話が理解できない・生きる意味」
第104回「何者にもなれないのでは、という不安」
第105回「一緒に長時間いられない」
第106回「人の気持ちを汲めない」
第107回「リーダーとしてちゃんと動くには」
第108回「仕事への情熱と、興味があること」
第109回「日々の習慣を持つ」
第110回「自分のアスペルガー的な要素について」
第111回「外見について」
第112回「芸術、情緒、愛情 心の深さ」
第113回「なぜ風俗業は禁止にされないのか」
第114回「生き難さを抱えていなかったら、どんな将来の夢を」
第115回「健全な家庭なら自我は育つのか」
第116回「自我を育てる」
第117回「説明が理解できない」
第118回「好きな花①」
第119回「好きな花②」
第120回「血を連想させる単語を聞くと」
第121回「社会性と、基本的な姿勢」
第122回「深い関係をとって生きる」
第123回「ノルマ感、義務感が強い」
第124回「野菜の収穫基準がわからなくなる」
第125回「自分を楽しませること、幸せに過ごさせることが難しい」
第126回「向上心を持てないこと」
第127回「アーティスティックな心」
第128回「野性味を取り戻す」
第129回「個人プレイからチームプレイへ」
第130回「すべてのことを高いレベルでやりたい」
第131回「なぜ、痩せているほうが良いと思われるのですか?」
第132回「予定が変わると、気持ちがもやもやする」
第133回「楽観主義者と悲観主義者の境界線」
第134回「上品に、笑顔で、美しく」
第135回「続『上品に、笑顔で、美しく』」
第136回「嘘をつけない」
第137回「お父さんが怖い 前編」
第138回「お父さんが怖い 後編」
第139回「見事やで」
第140回「頼まれごとが不安・時間に遅れる①」
第141回「頼まれごとが不安・時間に遅れる②」
第142回「頼まれごとが不安・時間に遅れる③」
第143回「大きな声を出すこと」
第144回「時間の使い方」
第145回「お腹がすく」
第146回「本を読む時、第三者の視点になってしまう」
第147回「罰ゲームの答えとユーモア」
第148回「アイデアが出ないこと」
第149回「気持ちと身体の助走」
第150回「花や動物を可愛いと思えない」
 
第151回~第200回(クリックすると一覧を表示します)
第151回「美味しいセロリ」
第152回「尊敬している人といると、あがってしまう」
第153回「考え事がやめられない」
第154回「認めてもらいたい気持ち」
第155回「寝汗をかかなくなった」
第156回「時間の不安について」
第157回「楽器を練習したい、本を読みたい」
第158回「疲れを認めたくない」
第159回「アトピーと蕁麻疹」
第160回「はっきりした人になりたい」
第161回「会話と、興味の深さについて」
第162回「思春期の不安定」
第163回「潔癖症について」
第164回「自尊心」
第165回「自分の身体のサイズ感をとらえるのが苦手」
第166回「兄弟を心配する気持ち」
第167回「自分の声への違和感」
第168回「野菜の調子が悪いと、自己否定してしまう」
第169回「好きな気持ちと、誤解をされることへの不安について」
第170回「トイレが近いことについて」
第171回「競争意識について①」
第172回「競争意識について②」
第173回「コンディションによって態度が変わる人、変わらない人」
第174回「恐がりなことについて」
第175回「テンション」
第176回「目を見ること、見られること」
第177回「よいお母さんになる10か条」
第178回「音楽と我欲①」
第179回「音楽と我欲②」
第180回「時間の使い方と焦りの気持ち」
第181回「自分に疑心暗鬼になって、不安に陥ってしまうのはなぜ」
第182回「有志の募集に手を挙げづらい」
第183回「緻密に」
第184回「いつも怖い」
第185回「体型に対するこだわり」
第186回「気持ちの切り替えが、うまくできない」
第187回「米ぬかぼかし作り」
第188回「評価すること」
第189回「堂々とした人に怯えてしまう ①」
第190回「堂々とした人に怯えてしまう ②」
第191回「耳が良くないこと」
第192回「限界」
第193回「物を簡単に捨てることができてしまう」
第194回「整理整頓、片付けができない」
第195回「次のミーティングは、いつですか?」
第196回「整理が過ぎるのは症状ですか」
第197回「人をもっと理解したいということについて」
第198回「体育の授業が怖くて、さぼっていたことについて」
第199回「完璧が怖い」
第200回「やるべきことに追われてしまいがちな気持ちについて」
 
第201回~第250回(クリックすると一覧を表示します)
第201回「正面から受け取りすぎることについて」
第202回「手持ち無沙汰にさせることが怖い」
第203回「生き物が好きで触りたくなる気持ちについて」
第204回「魚の食べ方について」
第205回「ステージで間違いがあったときは」
第206回「作業で焦ってしまう」
第207回「調理されて食べられる魚はかわいそう?」
第208回「頑張ろうとすることに疲れた」
第209回「自己愛性パーソナリティ」
第210回「期待について その①」
第211回「期待について その②」
第212回「アウトプットで生きる」
第213回「キャパシティを大きくしたい」
第214回「コミュニケーション」
第215回「秋が寂しい」
第216回「我欲と、自分を大切にすることの違い」
第217回「声を前に出して歌うには」
第218回「できる気がしない、と感じてしまう」
第219回「苦手なことをしている時間を苦痛に感じてしまう」
第220回「握力について」
第221回「喜び合うための全力」
第222回「リモコンの操作と、ゴミの分別が覚えられなかったこと」
第223回「相談をしたり、買ってもらったりすることが怖い」
第224回「ケアレスミスが多い」
第225回「恥ずかしさにどう対処するか」
第226回「きつく締められないこと」
第227回「豆掴みと羽根つきが、うまくできるようになっていた」
第228回「プライドを守り合える関係」
第229回「人間味を学ぶために」
第230回「リーダーをするときの不安と罪悪感」
第231回「幸せについて」
第232回「不思議ちゃんと言われていたのはなぜか」
第233回「話の絶えない人になるには」
第234回「サービスをする人になる」
第235回「ソフトボール部に入らなくてはいけない気がする」
第236回「ディストピアと野蛮人の村」
第237回「好きと言ってみる」
第238回「質問がまとまらない」
第239回「ソフトクリーム」
第240回「謙虚について」
第241回「人との間にしか幸せはないこと」
第242回「思いっ切り遊んだことがない」
第243回「癇癪について」
第244回「友達について その①」
第245回「友達について その②」
第246回「センスよく生きる」
第247回「根拠のない自信」
第248回「先生になること」
第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
第251回~第300回(クリックすると一覧を表示します)
第251回「アメリカンドリーム」
第252回「悲しむこと」
第253回「限界までやってみる」
第254回「リーダーの向き不向きについて」
第255回「悲しくならない求め方」
第256回「人前に立つ緊張」
第257回「野菜の見方」
第258回「プライバシーについて」
第259回「寝相について(前半)」
第260回「寝相について(後半)」
第261回「変わっていくことについていけない恐ろしさ」
第262回「速く書く事」
第263回「利他心について」
第264回「集中力について」
第265回「読書について 解釈と鑑賞」
第266回「年齢、役割に見合った振る舞いについて」
第267回「相手に喜んでもらいたい気持ちと、自分が幸せを感じることの怖さ」
第268回「相手を幸せにするということについて」
第269回「シンプルであること」
第270回「人のために動くとき」
第271回「周囲の人や家族のなかで浮いている感覚があったことと、個性について」
第272回「楽しませる人、発信する人になりたい」
第273回「目の前のことに集中できない・利他心と利己心について」
第274回「仕事への心配と、自分が空っぽの人間だと感じることについて」
第275回「理解されたいという欲求が強かったこと」
第276回「人前でのびのびと感情表現出来るようになるには、どうすればよいか」
第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
第278回「深い信頼関係は、どう築いていったらいいのか」
第279回「ダークマターの存在に守られていること」
第280回「利他心の球技について」
第281回「小さな楽しみ、食器洗いについて」
第282回「どんなリーダーを目指したらいいか」
第283回「小さい子どもの遊ばせ方について」
第284回「大人と子どもの境界線について」
第285回「経済観念について」
第286回「自分に変に自信があること」
第287回「泣けるようになったこと」
第288回「味覚が変わったこと」
第289回「ここぞというときに失敗してしまうこと」
第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
第296回「捕食するのを見るのが好き」
第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
第298回「みんなと達成感を味わえるリーダーになるには?」
第299回「『老人と海』を読んでどう感じたらよいのか」
第300回「毎日同じものを食べても飽きないのはどうしてか」
 
第301回~第350回(クリックすると一覧を表示します)
第301回「国民年金について」
第302回「サプリメントの必要」
第303回「自動車の運転について(車の運転で大事なこと)」
第304回「具体的に考えること」
第305回「関係の取り方」
第306回「自分の行動でおかしいと思うこと3つ」
第307回「イライラしてきつい空気を出してしまう」
第308回「やらなければいけないと感じて苦しくなるのはなぜか」
第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」