1、私は頭の思考回路が変な場所につながっているような気がします。
人の話を聞いたとき、頭の中でその話が突拍子もない所につながってしまって変な反応、周囲の人とは違う反応をとってしまいます。
どうしたらこういうことがなくなりますか。
自分の答え:本を読む
2、上記のことは昔からです。
私が昔から不思議ちゃんと言われるのは、上記に書いたことがあるからですか。
【お父さんの答え】
人の話を聞いているとき、頭のなかで突拍子のないところに繋がって変な反応をとってしまう、そういう経験があるかなと言う人は手をあげてください。
このね、不思議ちゃんと呼ばれる人はたまにいます。不思議ちゃんと呼ばれることは良いことではないです。ちょっと良くないですね、正しい反応ではないです。
不思議ちゃん的な要素が強くなる人は極端な話、社会から外れてしまう人になることが多いです。
不思議ちゃんがつきつめられて行くとね、社会に馴染めなくなるんです。男の人の場合には、やさぐれた気持ちになって、周りの人に強い反感を持って暴力行為などに向かうことさえあるんですね。
これね、変なところに繋がる理由がいくつかあると思うんです。
1つはアスペルガー的な発想で統合力が緩いために、過去の経験や自分が今聞いていることが上手く組み立たなくて変なことになってしまう。
それから、人が生まれてから最初に話を聞く人は、親なんですが、親からかなり厳しい躾をされている人は、怒っている親から自分を守るためにセンサーを働かせて、親の話を聞いているとき、常に逃げ道の対策を練りながら聞くようになるんです。いつも逃げ道を考えながら聞いているので、(来た、来る来る来る、あぁ叱られるんじゃないか、あれ何の話だっけ?)ってなってしまうんです。
人の話を聞いていても、誰か怒られるのかなって、緊張感とともに聞くからその対策を練るほうに頭を使ってしまう。
実は世の中の人はそんなに怒ったり、誰かを攻撃したりと、そんなことはないので、警戒しながら聞いている分だけいつも話しが上の空になっている。
その対策として本を読むのは正しい答えじゃないですね。
警戒しないで、人を信じること。そして自分を信じるようにしたらいいです。警戒しないで、ストレートに話しが聞けるようになったら、こういうことはなくなるんじゃないかと思います。
不思議ちゃんと呼ばれる人は、2重、3重に自分を持っている。それがなくなったら不思議ちゃんと呼ばれることはなくなると思いますね。
裏表って言うんじゃないんだけど、2つの感情を常に持ち合せることになるんですよ。
だから友達との会話をしている中でも2つ、3つの考えが同時並行で走っている。普通の人は1つのことだけを考えながら聞いている。
2つ3つのことを同時に考えながら聞いていれば、違う反応になってしまうのは当然でしょうね。
本当に心配事があったり自分が強く叱られるのを心配していたり、誰かが怒られるのを心配したり、トラブルが起こらないように心配している人は、普通の人の5倍くらい頭を使ってます。それで1人だけ変なふうになってしまう。そんなことなんです。
(2020年2月4日掲載)
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