ずっと前からの悩みなんですけど、畑のリーダーをやることが長かったせいか、自分よりも年上の人から敬語を使われてしまうことが日常的な場面でも結構多くて、それが自分はすごく嫌です。
敬語を使われると、自分も反動的に敬語で返してしまうんですけど、なるべく敬語を使わずに誰とでも横並びの関係で関係を取りたいなと思います。
どうやったら敬語を使われないで、横並びの関係が取れるのか、教えてください。
【お父さんの答え】
なのはなのスタッフでいうと、僕より二つ年上の人がいますが、僕に敬語を使って話したりします。
年上だけど、一応、僕はここの代表だからそれはそれでいいのかなと思っています。
社会人になると、会社という一つの組織の中では、必ずしも立場が年齢順になるとは限りません。組織の中では、お互いに対等の話し方ではなくて、やはり上下関係がありますし、取引先やお得意様とのやりとりでは特に、相手が年下だとわかっていても敬語や丁寧語で話しをするのが普通です。
だからあんまり敬語を使った関係よりも、対等の関係でいたいというのは、社会人になってからは思わなくなるはずです。むしろ敬語で話されたら、敬語で返す、というのが大人なんじゃないのかな、と思いますね。
なのはなに新しく入ってくる若い子のなかには、僕に対しても対等に話す人がいるというか、逆にマウントをとってくる人もいます。
自分が苦しいものだから苦し紛れに、タメ口で僕に話したりしますが、それは苦し紛れだなと思っても、相手に勘違いをさせないために注意して、マウントはさせないです。
ただ、年上の人で、上下関係にこだわりのある人は、わざと敬語を使ってくることはあるでしょうね。それを聞けば確かに誰でも嫌な気分にはなりますよ。そのことが引っ掛かって、「日常的な場面では敬語は使われたくない」と思うのでしょうね。
でも、そういう人に対しては、気が付かないふりをして、丁寧に当たり前のような顔をして返すのが無難ですね。そういう人だ、と思えばいいわけです。思い当たることがあるでしょう。全員が日常的に敬語で話してくる、というのはないはずです。
やっぱり畑作業などでリーダーになるときは、それだけ目立つわけだから、人の気持ちの凸凹を受け止める機会は多くなるし、それだからこそリーダーをして得るものも多いと思って、自分の地でやるのではなく「チームを引っ張る人」という役作りをして、そういう役を演じているんだ、という気持ちになれば、受け流せるかなと思います。
(2023年7月4日 掲載)
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