第211回「期待について その②」


第210回からの続きです。)

 

お父さん:
 また、別な言い方をすれば、的確な期待と、的はずれな期待というのがある。
 この先輩はちょっと的はずれだったかもしれない。たまたま、まぐれで当たったのに、「もう一回、先輩の前でやってみろ今の」って……。できないよ今のは、っていうことですよ。的外れな期待だった、とも言えます。
 だいたいどこの親も、世界で自分の子供が一番可愛いと思っています。
 世界中の同世代の子供の中で、自分の子供が一番才能があると思っちゃうんですね。だからそれは的確な期待じゃないんですよ。違う、って言いたいね。それなのに、不適切な期待をして、向いてないのに、それをやらされる。それで期待するっておかしいでしょ。
 適切な期待をしたら、だいたい期待に応えるものですよ。だからいくら漠然と「世の中の役に立つ」って、世の中の役に立たなさそうな人を、立つって信じるのはやめて下さいよ。時には見限って、産まれてきた子供の顔貌は可愛いけど性格は悪い、とわかったら、なるべく見捨てましょう。え、そうじゃないの? びっくりしてる? びっくりする?

 

まっちゃん:
 その性格の悪さは、助けてあげられないんですか。

 

お父さん:
 うーん。あげられないかも。もし性格悪いと思ったら、僕は見捨てるよ。
 なにか困ることある? あれ? 困った顔してるよ、いま。

 

まっちゃん:
 どうしようかと思って……。
 いや、性格良くないからどうしようって。

 

お父さん:
 それは逆に聞くけど、その性格が悪い部分というのは、直せるものなの、それとも生まれ持ったものなら直せないの、どっちなの? 

 

まっちゃん:
 直せる、とは思いたい。

 

お父さん:
 だけど、今から直そうとは思わない?

 

まっちゃん;
 いや、思う、直せるなら直す。

 

お父さん:
 誰が直すの?
 自分でしょ? 自分で直そうと思わないの?

 

まっちゃん:
 そうか。見放すってそういうことか。

 

お父さん:
 いや、僕は、やる気のない人は見放すよ。もちろん、直すという人は見放さない。
 本人が直そうと思わなかったら、見放すしかないでしょ? そういうことだよ。
 誰か自分は性格悪いと思う人いますか? え? そんなにいる?
 大きく手を挙げてみて。ははあ。どうしようかな。
 どうしようかな……
 いや、手を降ろしていいです。
 あの、たくさん手が挙がりましたけど、……悪いところを直したほうがいいかな、と思う人はほんの数人しか、いませんよ。

 

お母さん:
 そんなこと言われても。

 

お父さん:
 なんだろうなあ。……話はちょっとずれちゃってますけどね、簡単に言って、人が見てないところで、手を抜くという人は、性格悪い、と僕は思うんだね。
 たまたま、疲れて作業が出来なくなる、というのはありますよ。それは性格じゃない。
 でも、まだ疲れてもいないのに手を抜く、というのは違うと思うね。
 でも、何をやっても必ず手を抜く、となっちゃう人がいるんですよね。それがなのはなに来て3,4か月の人にも、もうすでに手を抜くのは誰と誰ってわかってしまうんですよ。
 それが、へえと思ったのが、ちょっと前の日記ですけど、この人とこの人、って具体的な名前を挙げていましたけど、この人とやると作業がやりにくい。作業がつまらない、って書いてあって、ああ、ドンピシャだなと思いましたね。
 僕の見方と一緒なんですよね。その人は新しい人ですから、なのはなの作業に慣れていないです。慣れてないから、できてないんですけど、よく人が見えている。
 その人がちゃんとやれるわけじゃないんですけど、その人から見ても、これは違うんじゃないか、いわゆるなのはな的じゃないんじゃないかというふうに、日記で書いてきて、それはもう大正解なんです。
 でも、例外的にごく少数の人だけで、決して多いわけじゃないと僕は思います。
 ただ言えることは、今まで15年半、なのはなファミリーをやってきていますけど、過去の卒業生を振り返ってみて、僕もお母さんも、ここに縁があって来た人はそういう部分も全部、直して卒業させたいなという気持ちでやっているんですけど。手を抜く人だなと最初に感じた部分というのは、卒業するまで、ほぼ直せないです。
 で、僕はずっと、お母さんとも、本当にかなり頻繁に、家でもこのことを話しています。どう考えたらいいのか、直せるのか、直せないのか、という話もね。
 
 言ってみたら、人はそれぞれみんな違う土俵で、生きているんです。
 人生観を土俵に例えると、同じ土俵で相撲をとってる人が作業で一緒になったりすると、すごく面白いし、はかどるし、みんないい気持ちで終わることができる。
 ところが違う土俵を持ってる人がたまたま同じ作業でやったりすると、なにか違う、ってなっちゃうんですよね。それを、なにか違うっていうのを、ベテランの人だけがわかるんじゃなくて、新しい人がわかっちゃうというね。それくらい、わかりやすいものなんですよ。ところが、その本人はおそらくは、他の人はわからないだろうと思って手を抜く土俵で作業をしているんですね。だけどだいたいが、他の人はわかっちゃっているということなんです。
 で、これね、自分で直そうと思えば直るんだと、本当は思うんです。ところが本人にとっては、直す気にならないんですよね、土俵を捨てる気にならないんです。自分の土俵を捨てる気に、なかなかならないんですよ。
 それが問題だな、と思いますね。
 ああ、でね、今さっき手を挙げた人いっぱいいるけどね。このままだと今夜眠れなくなると困るのでね。集合が終わってから、校長室、開けておきますから、一人ずつ、僕から見て、あなたは大丈夫という人、あなたはあれという人は……。

 

お母さん:
 「人狼」ゲームみたい。
 もう、なんか今日のほうが、怖いじゃない。

 

お父さん:
 そう?
 自己否定をする人は、自分はだめだってやってても、全然そうじゃなくて、懸命にやっているなと思える人が結構いるんですよ。
 その一方で、本人は自分は結構できるほうかもと思って、余裕でさりげなく手を抜いている人がほんの少しいる。
 これはね、たぶんね、僕の見方とかお母さんの見方じゃなくて、おそらく世の中に出たらみんな同じ評価を下しますよということです。それは、はっきりしてるものだということを思ってください。

 

お母さん:
 今の話の続きにならないかもしれないんだけどさ、お母さん、名指しで、昨日も、まゆで助かったって言ったでしょ。
 昨日のまゆの心遣いにも感激したけど、思い出しても涙が出てくるくらい感動したのは、少し前に17アールの開墾畑でのこと。
 17アールの開墾畑で、小豆の土寄せしてるみんなを、お母さんとお父さんで見に行った時があるのよ。
 その時、ものすごい炎天下だった。暑くて暑くて。それで、お母さん、馬鹿みたいと思うかもしれないけど、あの光景を思い出しただけでも涙が出てきそうになる。
 やよいがね、「休憩しまーす」って言ったのよ。ああ暑いから、それは休憩するわって思って、お母さんとしては、お茶と、何かおやつを持ってきてあげたら良かったなって思って、土手にでも座ってみんなで休憩するのかなと思ったら、
「ここへ集まってください。これから、なぞなぞを出します」
 って言ったのよ。は? と思って。炎天下、日陰でも何でもない畑の真ん中に、鍬を持ってみんなこうやって集まってきて、なぞなぞをやよいが出しだしたの。
 そのなぞなぞも、しょうもないなぞなぞだったのよ。しょうもないなぞなぞだったの。
 それ、目に未だに焼き付いている。お母さん、自分が、めげそうになったりしたらあのときの光景を思い出して自分を元気にするんだけど。しょうもないなぞなぞを言って、誰かが答えたら、「はい、じゃあ次の15分間、頑張って土寄せして下さい」っていってまた作業を始めたの。その間、ものの1分。……え! これ休憩? と驚いた。そしたらみんなが、「はーい!」って言って、さっと散って鍬を動かし始めた。
 なぞなぞも真剣。炎天下の休憩も真剣。鍬を動かすのも真剣。しょうもないな、なんて言う人なんて誰もいない。

 いや、それにしてもね、一生懸命、考えて、みんなを集めて、やる力っていうのは、ただ見てるだけのお母さんをこれだけ感激させたわけよ。
 多分、あそこがステージだったら、何百人という人を、絶対お母さんは感激させてると思った。
 お母さんは、畑に出るときは自分はステージに立ってるといつも思ってるわけ。労働をやらされてる役でもいいんだけど、それにしてもちゃんとリーダーについていく一番かっこいい役に立つ人になろう、と決めてやるのね。
 それをいい方にプラスに、プラスに、やっていったら、ものすごくリーダーが嬉しいし、そのチームの人が嬉しいし、やった感があるし、早いしって、おまけがいっぱいついてくるんだよね。
 なんかそういうのが、あっちこっちで見えたらいいなって思っていてね。
 だから、そういうのを経験して、「あ、そうお母さんこう言ってたな、そういうことでいいのか」って自分の中へ落とし込んでくれたら、あっちこっちでそういう行動が起きてくれたら、みんなどんどん面白くなるし、みんな仲良しになるし、みんな動きたくなるし、いい循環が生まれてくると思うんだよ。
 そんな、「自分は意地悪ですか、私どうですか」なんて聞きに行くのお母さんナンセンスだと思う。

 

お父さん:
 うん、そうか。

 

お母さん:
 すごい、人間小ちゃいと思う。いちいち聞きに行くの。

 

お父さん:
 そんな気がするね。ちなみにその時やよいは、
「皆さん、数字の問題がいいですか、漢字の問題がいいですか。なぞなぞがいいですか」って聞いたら、みんなが「なぞなぞ」って言った。

 

やよい:
 私が考えた問題じゃない。

 

お父さん:
 そうだね、永禮さんが教えてくれたなぞなぞだね。正解したら次の休憩まで15分。正解できなかったら作業時間まで20分と言ってね。それで問題だけど――。答えはみんな教えちゃだめよ。問題。
「ある国の名前で、ひっくり返すと動物になる国の名前は何でしょう」っていうのがそのときの問題でしたね。
 この次使えなくなっちゃうから、答えは言わない。
 いやそれでね、それで、お母さん、みんなもちょっと疑問に思ってると思うんだけど、その休憩のとり方のどこに感激したの?

 

お母さん:
 いや、なんだろう。え、どこに?

 

お父さん:
 日影に入って休まないで休憩にした潔さ? 休憩と言ってもなぞなぞで頭を心をほぐそうとしてた試みに感激した。それと休憩の1分という短さに?

 

お母さん:
 いや、違う。いや、なんだろう。

 

お父さん:
 その全体の雰囲気に感激した?

 

お母さん:
 一生懸命さと。その短さもだし……

 

お父さん:
 そうか、普通これで休憩って言わないだろうっていうくらいの短い休憩。というかやよいが一生懸命、「休憩終わりです。また頑張りましょう」というと、みんなが「はーい!」と返事をして、すぐに作業に入る。
 そういうやよいとみんなの姿は、なんか稚拙だけど潔くて、懸命な姿は、もう誰も入れないくらいの濃い空気が漲っていて、ほんとに若い子たちならではの空気で満ちていたね。

 

お母さん:
 これでいいのかって思って、お母さん。すごいなと思って。それを一生懸命やってるの見て、涙出そうになっちゃった。

 

お父さん:
 そうだよね、確かにそれ言われてみると、ただ、ただ、ひたすら一生懸命やってる姿がそこにあったということなんだね。

 

お母さん:
 だから本当に、上手にできるとかじゃないんだよ、良くしようと一生懸命動いてる人の姿は、誰が見ても感激するの。だから、私って好かれてますとかじゃなくって、本当に、利他心というか、みんなも、ひっくるめて喜ばそうという気持ちを持っていて、それが、成功しようが失敗しようが何ら関係なくって、みんながどうぞ喜んでくださいって。そしたら自分も楽しくなりますからっていう気持ちで動いてる人と言うのはすごくきれいだね。

 

お父さん:
 そうだね、評価を気にする人なんて言うのは一番つまらないんだよね。僕、前から言ってるけどやっぱり自尊心というのはすごく大事で、自尊心は大切にしなきゃいけない。自尊心というのは本当に、大事にしなきゃいけないと思う。
 天上天下唯我独尊。
 天の上にも、天の下にも、ただひとり私だけが尊い、というくらい自分を大事に思う気持ち。自分の尊さを大切にしようという気持ち。人がどう言おうが自分は本当に尊い存在なんだと。尊い存在として間違ったことはしない。言ってみたら自信の裏返しでもある。そう思って自分で自分を肯定しなきゃだめですよ、と思うんです。
 それなのに、自分を卑下したり、自分を否定したりするのはいかがなものかと。みんなを100メートル走らせて、用意ドンでストップウォッチで計ったらだいたい全部違いますよ。じゃあ速い人だけが尊くて遅い人は尊くないのか。全部尊いんですよ。
 ただ尊くないのは、デタラメに走る人だけ。デタラメに走ってるかどうかは人が評価しなくても自分がわかるでしょ? 
 それと一緒なんですよ。自分は天地天命に誓って、力、手を抜いてないと思ったら、手を抜いてないでいいんですよ。自分は真面目だと思ったら真面目でいいんですよ。自分は不真面目だと思うんだったら、本当に自尊心にかけて、それは問題ですよ。それは問題だよね。

 で、質問からだいぶ大きく話は膨らんじゃいました。
 みんなくらいの歳になったらね、誰かから期待されてるから頑張ろう、頑張らないという歳じゃないんですね。
 今からは、みんなが、自分は評価される人、期待される人じゃなくて、自分が誰かに期待する側なんですよ。だってもういずれ、あと数年したら子供を産むという人もいる。子供が出てきたら、子供に対してどう期待するんだ、どうなんだという、そういう歳なんですね。
 だから、いいですか。もし、評価される人と評価する人がいる。どっちかにしかなれないとしたら、評価する人の側になってください。
 期待される人と期待する人がいるとします。どっちかにしかなれないんだったら期待する人の側になって下さい。
 そういう生き方をすればいいんですよね。周りの人間に期待する人になる。
 周りの人間から期待される人っていつまでも受け身はやらない。王道的に期待する人になっていきましょう。で、上手に周りの人間に期待する。
 
 そして大事なことは、自分自身に期待する。誰よりも自分自身が自分のファンで自分に期待してる人、自分を褒める人である。そうあってほしいですよね。
 その点ね、僕もお母さんも自分を褒めるのがすごく上手です。自分で自分をね。みんなの前で褒めてないですよ。内側でね。自分を褒める。それが一番の励ましですね。みんなも、誰が褒める人がいなかったとしても自分を褒めちゃってください。自分を期待して褒めて褒めて褒めて高い評価を自分で与える、それはすごく大事なことなんじゃないかなと思いますよ。

 
 

(2019年9月3日掲載)






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
第40回「涙腺が弱い」
第41回「子供が苦手」
第42回「正しいことを通そうとして」
第43回「流されて生きる」
第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
第55回「未完成」
第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
第60回「落ち込んだ時」
第61回「生きているなら」
第62回「わからない問題は」
第63回「眠ること」
第64回「子育てについて」
第65回「夫婦で大切なこと」
第66回「自己否定について」
第67回「友達が欲しい人、そうでない人」
第68回「未来を信じる」
第69回「山を登ると」
第70回「リーダーをすると苦しくさせる」
第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
第75回「大きな希望を持つとき①」
第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
第79回「やるべきことをできていなくて苦しい②」
第80回「真面目さは何のために」
第81回「高いプライドをつくるには」
第82回「番外編:そうだ、お母さんにきいてみよう!」
第83回「相談、確認が多いことについて」
第84回「自信を持つ」
第85回「間の良さ、間の悪さ」
第86回「過去を美化してしまう」
第87回「統合力を高めるには」
第88回「見張られているような不安」
第89回「どうして人間だけに気持ちが必要なのか」
第90回「休日になるとやる気がなくなってしまう」
第91回「低気圧」
第92回「どうして動物を飼うの?」
第93回「自分を褒める話をするには」
第94回「眠れない」
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第96回「躾について」
第97回「壁をなくしてオープンになるには」
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第100回「社会性を身につける」
 
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第102回「依存を切り離すことについて②」
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第141回「頼まれごとが不安・時間に遅れる②」
第142回「頼まれごとが不安・時間に遅れる③」
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第147回「罰ゲームの答えとユーモア」
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第149回「気持ちと身体の助走」
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第158回「疲れを認めたくない」
第159回「アトピーと蕁麻疹」
第160回「はっきりした人になりたい」
第161回「会話と、興味の深さについて」
第162回「思春期の不安定」
第163回「潔癖症について」
第164回「自尊心」
第165回「自分の身体のサイズ感をとらえるのが苦手」
第166回「兄弟を心配する気持ち」
第167回「自分の声への違和感」
第168回「野菜の調子が悪いと、自己否定してしまう」
第169回「好きな気持ちと、誤解をされることへの不安について」
第170回「トイレが近いことについて」
第171回「競争意識について①」
第172回「競争意識について②」
第173回「コンディションによって態度が変わる人、変わらない人」
第174回「恐がりなことについて」
第175回「テンション」
第176回「目を見ること、見られること」
第177回「よいお母さんになる10か条」
第178回「音楽と我欲①」
第179回「音楽と我欲②」
第180回「時間の使い方と焦りの気持ち」
第181回「自分に疑心暗鬼になって、不安に陥ってしまうのはなぜ」
第182回「有志の募集に手を挙げづらい」
第183回「緻密に」
第184回「いつも怖い」
第185回「体型に対するこだわり」
第186回「気持ちの切り替えが、うまくできない」
第187回「米ぬかぼかし作り」
第188回「評価すること」
第189回「堂々とした人に怯えてしまう ①」
第190回「堂々とした人に怯えてしまう ②」
第191回「耳が良くないこと」
第192回「限界」
第193回「物を簡単に捨てることができてしまう」
第194回「整理整頓、片付けができない」
第195回「次のミーティングは、いつですか?」
第196回「整理が過ぎるのは症状ですか」
第197回「人をもっと理解したいということについて」
第198回「体育の授業が怖くて、さぼっていたことについて」
第199回「完璧が怖い」
第200回「やるべきことに追われてしまいがちな気持ちについて」
 
第201回~第250回(クリックすると一覧を表示します)
第201回「正面から受け取りすぎることについて」
第202回「手持ち無沙汰にさせることが怖い」
第203回「生き物が好きで触りたくなる気持ちについて」
第204回「魚の食べ方について」
第205回「ステージで間違いがあったときは」
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第208回「頑張ろうとすることに疲れた」
第209回「自己愛性パーソナリティ」
第210回「期待について その①」
第211回「期待について その②」
第212回「アウトプットで生きる」
第213回「キャパシティを大きくしたい」
第214回「コミュニケーション」
第215回「秋が寂しい」
第216回「我欲と、自分を大切にすることの違い」
第217回「声を前に出して歌うには」
第218回「できる気がしない、と感じてしまう」
第219回「苦手なことをしている時間を苦痛に感じてしまう」
第220回「握力について」
第221回「喜び合うための全力」
第222回「リモコンの操作と、ゴミの分別が覚えられなかったこと」
第223回「相談をしたり、買ってもらったりすることが怖い」
第224回「ケアレスミスが多い」
第225回「恥ずかしさにどう対処するか」
第226回「きつく締められないこと」
第227回「豆掴みと羽根つきが、うまくできるようになっていた」
第228回「プライドを守り合える関係」
第229回「人間味を学ぶために」
第230回「リーダーをするときの不安と罪悪感」
第231回「幸せについて」
第232回「不思議ちゃんと言われていたのはなぜか」
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第234回「サービスをする人になる」
第235回「ソフトボール部に入らなくてはいけない気がする」
第236回「ディストピアと野蛮人の村」
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第238回「質問がまとまらない」
第239回「ソフトクリーム」
第240回「謙虚について」
第241回「人との間にしか幸せはないこと」
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第243回「癇癪について」
第244回「友達について その①」
第245回「友達について その②」
第246回「センスよく生きる」
第247回「根拠のない自信」
第248回「先生になること」
第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
第251回~第300回(クリックすると一覧を表示します)
第251回「アメリカンドリーム」
第252回「悲しむこと」
第253回「限界までやってみる」
第254回「リーダーの向き不向きについて」
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第260回「寝相について(後半)」
第261回「変わっていくことについていけない恐ろしさ」
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第264回「集中力について」
第265回「読書について 解釈と鑑賞」
第266回「年齢、役割に見合った振る舞いについて」
第267回「相手に喜んでもらいたい気持ちと、自分が幸せを感じることの怖さ」
第268回「相手を幸せにするということについて」
第269回「シンプルであること」
第270回「人のために動くとき」
第271回「周囲の人や家族のなかで浮いている感覚があったことと、個性について」
第272回「楽しませる人、発信する人になりたい」
第273回「目の前のことに集中できない・利他心と利己心について」
第274回「仕事への心配と、自分が空っぽの人間だと感じることについて」
第275回「理解されたいという欲求が強かったこと」
第276回「人前でのびのびと感情表現出来るようになるには、どうすればよいか」
第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
第278回「深い信頼関係は、どう築いていったらいいのか」
第279回「ダークマターの存在に守られていること」
第280回「利他心の球技について」
第281回「小さな楽しみ、食器洗いについて」
第282回「どんなリーダーを目指したらいいか」
第283回「小さい子どもの遊ばせ方について」
第284回「大人と子どもの境界線について」
第285回「経済観念について」
第286回「自分に変に自信があること」
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第288回「味覚が変わったこと」
第289回「ここぞというときに失敗してしまうこと」
第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
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第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
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第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」