私は自分を縛りがちだなと感じていて、それは行き過ぎているのかどうか教えてほしいと思いました。
具体的にいうと、日中にすごく眠たくなってしまったとき、絶対に眠ってはいけないっていう気持ちが強くあって、それで集中できないのに、無理して頑張ろうとしてしまいます。
あとはずっと明るい笑顔でいないといけないという縛りがあります。それは持っていていいものなのか、行き過ぎているのか、その加減を知りたいです。
【お父さんの答え】
僕は自分のことでいうと、そういう縛りは一切、持たないようにしています。今ならなのはなファミリーのお父さんらしくしなければいけないとは、全然、思っていません。
無意識にあるかもしれませんが、意識的にそうしようと思ったことはないですね。
だから、腹が立てば怒ってしまうこともあります。もし包容力のある人なら怒らないであろう場面でも怒ったりして、あとでちょっと後悔したりもする。それでも、割と思ったまま僕は行動します。
これは昔からで、あまり上手に感情をコントロールしてるとは言えないかもしれませんね。
ただ、勉強してて眠くなったとしたら、眠ってはいけないと気持ちで努力するよりも、目一杯、蛍光灯をたくさんつけて、明るくしたらいいんじゃないかな。
一番、居眠りしてはいけないのが原子力発電所のオペレーターで、24時間、監視しなければならないので、天井にびっしり蛍光灯を張り付けています。だから眠くならない。
自分で自分を精神的に縛るというのは、つまらないと思います。
そういうことでは、一切、自分を縛らないほうがいいと思います。そして、眠気対策のように、何か別のことで対策を打つようにしたらしなくていいと思います。
努力じゃなくて対策をする、ですよね。
いつも明るい笑顔でいる、というのも縛りじゃなくて、そういう気分でいたら自分が楽しく過ごせるからそうする、と考えてはどうでしょう。
縛り、というのではなくて、僕もなるべく包容力のある人でいたい、という願望は持っています。だから、それを縛りというと苦しくなってしまうけど、願いというふうに考えたら縛りではなくなると思います。それができても、できなくても、願いとしては持っていますよ、という感じでどうでしょうか。
(2023年7月2日 掲載)
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