夜寝ていると、朝起きるまで一度か二度は、必ず目が覚めてトイレに行く、というのが当たり前だったのですが、3週間ほど前から一度も目が覚めず、朝まで寝ている状態になっていることに気が付きました。
お父さんは、トイレに何度も目覚める人は自己否定しているから、と教えてくれました。それに加えて、夜、目が覚めなくなったという変化があるということは、これも自己否定をしていて、頭を休めようとしている、という解釈で正しいでしょうか? 朝まで起きないことと、自己否定は特に関係がありませんか? 私の考えすぎでしょうか。
汚く、読みにくい文章になってしまい申し訳ございません。
お父さんとお母さんの考えを教えて頂けたら嬉しいです。
宜しくお願いします。
【お父さんの答え】
そうですね、夜中にトイレで目がさめなくなったというのは自己否定しなくなって、不安もなくなって、ある種の安心感が生まれたんじゃないでしょうか。
不安があるほど、夜中に何回でもトイレに起きます。不安と、夜中のおしっこの関係はすごく深いなというふうに思います。
まずは安心することが大事です。この人は、安心して、自己否定しなくなったと思っていいのではないでしょうか。
寝相が悪いのもそう思います。安心したら寝相が悪くなるよね。
そうかもしれません・お母さん、この頃、寝相悪いですね。
最初の頃は寝相が良かったという話でしたよね。
安心したんでしょうね。安心して、夜もお互いに自由にありのままに。
いや、あの、やっぱりさ、しつけられてさ、女の子だから夏場だったら掛け布団をかけておいたら、寝相が悪くても、あまりわからないじゃない。だから、なんか掛け布団をかけておかないといけないとか――自分は寝てるからわからないんだけど――寝ていてもすごい緊張してたんだよ。皆もそうかも知れないけど。今、特に新しい子達は緊張してると思うけど、別に何を言われることもないし、安心したら良いんだよね。
トイレに行かなくなったというのは、まあいい傾向ですよ。寝相が悪くなるというのも、良いと思って良いんじゃないですかね。
トイレにも起きずに朝まで眠って、目が覚めたらすっかり疲れが取れている、そんなふうになっているといいなと思いますね。
ずっと安心してだらしないのも困るし、時と場所で答えが違うから、親戚とか、大事なところへ泊まりに行くときは緊張して寝ても良いんだよ。だから、緊張してるのが悪いとか安心してるのが悪いとかって言えないよ。それも、時と場所によってね。
そうね。時には緊張したら良いし、時には安心したら良いし、適時適所で使えるようになるのがいいですよ。安心してはいけないところで安心したり、緊張してはいけないところで緊張するのもいけない。
みんなはまだ発展途上ですから、途上ではどうあっても良いんだ、色々段階を経ながら成長していけば良いんだ、と思ってください。
(2020年7月17日掲載)
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