第57回「書けないとき」


〈質問者〉

質問

日記を書くとき、あっという間にスラスラ書けるときと、まとまらない文章になって、その日の日記が途中になって出せないことがあります。
お父さんは、文章が書ける日、書きたいと思うとき、筆が進まないという日は、ありましたか。
書けないときは、気持ちがまとまっていないということでしょうか。また、途中の日記を次の日に書いて、提出しても良いでしょうか。

 

〈お父さん〉

答え

ええと、僕は書ける日と書けない日が、かなりはっきりありますね。
で、書けない日は、気持がまとまっていないということじゃないです、頭が書ける状態になっていないということですね。
脳みそが動かない。考えが集中できない。
熟成していないというよりかは、文章を作るようなコンディションにない、ということですよね。僕の場合にはね。良い考えがあるんだけどまとまらないという感じはないですね。疲れ切って書ける気もしないし、書く気もしないし、書けない、っていう感じですよね。

たとえばね、こないだ、僕が講演する機会がありました。で、早くにね、何を話すか書けば良いんですけど、講演って聴衆によって聞きたい話が違うんですよね。微妙にお客さんが違うので、その人に合わせて話をまとめ直さないといけない。どういう順番で、どんな話をしようかな。コンテを、A4に1枚でも2枚でも、作っとかないと話にならないんです。

3回か4回、結婚式に出ると、だいたいいますよね。新郎の側の代表の挨拶とかで、だいたい新郎の会社の社長あるいは大きい会社だったら営業所長が出てきたりします。
その時、凄く喋り慣れた人がね、いい話するのかなと思ってたら、話が行ったり来たり、自分でもまとまってないなと思ったら、途中で急に切り上げて、何が言いたかったんだという。人生の教訓いっぱい持ち出してみたものの、尾ひれがつかなくて、しょうがなくて色んな話を並べておしまい、という困ったことになることがあります。

それとは反対に、自分は話べたなので、用意したものを読まさせていただきます、というふうに――本日は、新郎の何々君、新婦の何々さん、ご結婚おめでとうございます……から始まって、タタタタと読んで、きちんとまとまって、ああ、聞きやすいな、良い話だな、というときもあります。

講演でも同じなんです。言いたい気持ちはわかるけど、筋道立てて来いよって言いたくなる人がいるでしょ。自分がそうならないように、前もって筋道を立てたいわけですよ。

ところが前日の夜に……、なんかいろいろごたごたしてて、12時過ぎたくらいの夜中に家に帰ったのね。
それで、なんかこう精神的にも身体的にも疲れててね、それから翌日の講演の話の筋をまとめようかなあと思ったけどね、机の前に座れない。疲れすぎててパソコン開けないんだよね。疲れちゃって、眠いというよりくたびれて。
で、すぐに、次の日講演だというのに風呂にも入らないで寝ちゃいました。
そういう時には電気、点けっぱなしですよ。だって書かなきゃいけないんだから。
身体が休まるか、頭の考えがまとまったら、何時でもいいから起きようという感じで寝た。

ところが、お母さん、僕が知らないうちに電気を消しちゃうんですね。電気点いてた方が熟睡しないで済むんですけどね。まあまあ、大人ですからそれでも寝ながら考えてた。何を話そうかな、と眠りながら考えているんです。
やっぱり5時間くらい寝ると身体が少し楽になってきて、頭も静かになるので、朝方の5時半くらいに起き出して、書き始める。コンテをね。
1回寝ればリセットされているので、午前中、朝方のうちは書けるですよ。あれ、なんかこんなふうに疲れてくると言葉もおかしくなってくるんですけどね。

で、朝、たしか10時半までに来てくださいと言われてた。なんとか間に合わせないといけない。だいたい、そういう日に限って、朝方電話しなきゃいけない用事があったりして。
8時にはだいたい話の筋の見通しがたって8時半から少し電話。8時半くらいになるとちょっと焦ってきて、20分くらい書いて、やや未完成だけどお母さんに見せて。
いいでしょうか。

どうも未完成だと思ったら、お母さんが、こんな話を最後にしたらいいよと。ああ、それはそうだな。でもそれは、もう書かないで頭に入れて、出発。そんな感じですよね。そんなふうに、書けるときは書ける。書けないときは書けない。あるんじゃないでしょうかね。誰にでもね。
だから、疲れているとき、頭がまわっていない時は、書こうと思わないことですよ。

日記ですけどね、みんなも過去に経験したと思うし、僕も経験中ですけどね、仕事とか作業は、8割できても、最後までいかないと仕事にならないっていうことがあるでしょ。
ね。
つまりね。いい? つまり。手紙を書かなきゃなんないとしますね、手紙なので、最後の2行1行まで書いてないと出すに出せないでしょ。あと3行で終わるんだけどな、日にちと名前と。でも仮に9割そこまで書いてて、いい言葉思いつかない、って仕上げないで置いとく。
すると、その手紙は出せずに終るでしょうね。
ああ、そうだこっちの人に書かないと……9割書いて、また最後まで仕上げずにやめる。
あ、こっちも出さなきゃ、でやめる。

仕事はしてるんですよ。で、全部、最後の2行3行書けないから、出せない。
仕事したことになってますか? どんなに頑張って9割、いいこと書いても最後の1割ができないので出せない、ということばかりやっていると、仕事した事にならないんですよ。
それで、あとでその手紙を取り出して、最後の1行2行、無理でも書いて出そうとします。改めて読み返してみると、「あ? 終わってるよ、この言葉」ってなって、結局は出せない。
時季外れだから出せないとか、出さなくてよくなっちゃった、みたいなことになってる。

何が言いたいかというと、最後まで、どんな小さい仕事も終わらせないと終わりにならないということ。特に書き物はそうです。
だから、終わる癖をつけといたほうがいいですよ、ということ。
これ、なんでかっていうと日記も同じなんですよ。
途中の日記を次の日に書いて……なんて、やってられないよ。質問した人の名前分かりませんけど、この人に言いたいですね。そういう風に思って、次の日に書いて、全部これまで出してきてますか? それができなくて、次の日、別な用事ができちゃって、というか別の書きたいことが出てきちゃって、とうとう前の日のは出さずじまい。
そういう日記がたくさんあるんじゃないですか、って言いたい。多分、そうだねこの人は。
だったら、日記ですからね、とにかく終わりにする。途中でもかまわない。消灯の10時になったら、もう寝ないといけない。

”途中ですが、時間なので終わりにします。おやすみなさい” で終わりにしてしまっていいんです。それで出してしまう。
で、翌日よっぽど時間があって、昨日の日記完成させようかなと思ったら、続きをダーって書いて、ちょっと時間があったので書いてみました。昨日、出したのとだぶってますけど、でもかまわないんです。で、また今日のと一緒に出したらいい。と思いますよ。

 

〈お母さん〉

それ、ちょっと意地悪な言い方だけど、戻っちゃうけど、未完成未完成未完成で、5日分くらいそれを完成させてからバーッて出されたら、もう読まないですお母さん。どんないい事書いていたって、読めないです。何日も前のことは終わっちゃってるから。次のこと、明日のこと出さないといけない。どんな良い日記書いてくれてあっても、読めないです、もう。それだけは言っときます。

 

〈お父さん〉

だいたい、僕やお母さんが日記読む時間というのは、深夜か早朝なんですよ。
仮に日中、校長室でお父さんが日記読んでるとするでしょ。途中まで読んで、「コンコン。お父さんいいですか?」って誰かしら話しに来る。
みんなは、僕が誰かと喋ってると、(お父さん忙しそう)と思うけど、お父さんがパソコンで書き物していたり、読んでいたりすると、(お父さん遊んでる)と思って堂々と話しに来る。

それで、日記を途中まで読んでパソコンを一回閉じちゃったりすると、どこまで読んだっけかな。あ、これ読んだよ。あ、これも読んでたよー。同じ日記、2回も3回も読んでね、エンドレスになっちゃうんです。読みかけの日記を2回も3回も4回も読んでね、とうとう最後まで読めない。だから、校長室では日記が読めない。深夜か早朝にまとめて読むしかない。

タイムリーに出してくれないと。例えば考えてご覧。これが今日出した日記だとしますね。僕が、夜、全部読んでから寝ようと思って読む。
今日は17日ね。今日の人は17日で日付書いていると、17日17日17日を読んでいて、14日と出てくると……あ、むかしー……15日、あ、昔……リアルじゃない感じ。
17日の中に、15日とか13日とかが混じってると、遙か昔の感じがしちゃうんですよ。
ましてや、リアルタイムで僕も読もうと思って読んでると、やっぱり、なるべくリアルに、いくら完成度の高い日記だったとしても仮に5日前の日記は、僕にとって1年前に等しい、ですよ。

だから、そういうのはなるべく、完結させた方がいいです。だからほとんどの仕事はね、何て言うんだろうな、60点でも良いから今日やっとくほうが、いい。明日80点の日記書くより、今日60点の日記書いた方が、価値が上かもしれない。なんでかっていうと、時間の価値があるから。
すごくいいとしても1日経つと鮮度が落ちるでしょ。たとえば鰯とヒラメがあるとする。まあ、いちおうヒラメでも高級魚だけど、これ10日前に取れたヒラメですっていうのと、これ今日取れた鰯ですというの。どっち買います? 10日前のヒラメ、どうかなって思っちゃうでしょ。鮮度も価値のうちですよ。新鮮さもね。

そういうことって、あるかもしれませんね。僕はなるべく、今は会った人とかお世話になった人に絵はがきを描くようにしてますね。3行で。
表が平山郁夫の絵なんですよ。宛名と、ちょっと書いたらおしまい。

***少し前のことです***
今日も永禮さんと、もう1人の……。

 

〈お母さん〉

広瀬さん。

 

〈お父さん〉

ああ、広瀬さん。という人がね、耕耘機をくれたので。

 

〈お母さん〉

あっ言い忘れた……。

 

〈お父さん〉

いや、もう既にね、ハガキを出したわけですよ。ところが2か3日したらすぐね、永禮さんから電話が。
「小野瀬さん、今日、帰ったらハガキが! 感動してつい、電話してしまいました……!」
そういうことがある。
今日も、封書で来たね。封書は82円。僕は、52円。
で、封書は12行ぐらい書かないといけない。絵はがきの僕は3行。やっぱり早い者勝ち。
厳密に言うと絵はがき代がちょっとかかってますね。……まあ、お金の問題じゃないけど。
そういうやりとり。
******

しかも、ハガキ、記念切手風のを貼ってて、それをね、季節にね、合わせてね、出したりするんですよね。
何度も言うけどね、見てもらえないことがあるんです。
あの……僕は、国立博物館で買った蝶の絵はがき。アサギマダラという綺麗な蝶々の絵はがきに、実に、同じアサギマダラの蝶のデザイン切手を手に入れたんです。切手を見てもアサギマダラ。絵はがきを見てもアサギマダラ。それで、当然気がつくだろうと思って絵はがきを描いて、出したんです。この人(お母さん)に。

 

〈お母さん〉

……。

 

〈お父さん〉

気がついてくれたんだろうな、と。あとで聞いたら、「え、そうだった?」
特別な僕の思い入れで、そのセットでハガキを書いたんだけど……。

 

〈お母さん〉

今は、ちゃんと写真立てに入れて玄関に飾ってある。

 

〈お父さん〉

そうなんだよ、それが、写真立てに入れてあった。――ああ、これ、知ってくれてたんだね。切手も同じチョウチョの切手なんだよって言ったら――えっそうだった?って。
でも、僕の愛情のこもった絵はがき、焼却炉で焼かずにね、とっておいてくれたんですね。
ありがとうございます。

ということで、できるだけ仕事ははやく簡潔に終わる。
僕の先輩は、ハガキを持って取材に行く。大体ね、その場でやらないと忘れるんです。
だから、取材が終わるでしょ。終わったら事務所とか家に帰る前に、どっか途中で良いから会社を出たら、宛名を書いて、後ろに御礼を書いて、帰りにポストに入れる。
僕、それをしばらくやったことある。抜群ですよ。こっちは忘れても、向こうは忘れないというくらい。僕は、そのうち、その近くの樹とかスケッチしてね、手製絵はがきですよ、チャチャチャ、ほんとにミミズののたくったような絵で良いんですよ。オリジナルの味がでも出るからね。それで一言二言。上手い下手の問題じゃない。

あの、なんていうのかな、やっぱり心ですよ。みんなもそれをやった方がいいんじゃないかな……。
あ、何の話だっけ。
日記だよね。日記。途中で良いから、愛情を込めて終わればいいんじゃないですか、途中でもね。
ぜんぜん話のつじつま合わなくても、いいんです。
お父さんお母さん愛してます。お休みなさい。
なんか途中だけど、いっかーってなるでしょ。
書けないときは、ちょっとだけ書いて出す。そんなふうにしてください。






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
第40回「涙腺が弱い」
第41回「子供が苦手」
第42回「正しいことを通そうとして」
第43回「流されて生きる」
第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
第55回「未完成」
第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
第60回「落ち込んだ時」
第61回「生きているなら」
第62回「わからない問題は」
第63回「眠ること」
第64回「子育てについて」
第65回「夫婦で大切なこと」
第66回「自己否定について」
第67回「友達が欲しい人、そうでない人」
第68回「未来を信じる」
第69回「山を登ると」
第70回「リーダーをすると苦しくさせる」
第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
第75回「大きな希望を持つとき①」
第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
第79回「やるべきことをできていなくて苦しい②」
第80回「真面目さは何のために」
第81回「高いプライドをつくるには」
第82回「番外編:そうだ、お母さんにきいてみよう!」
第83回「相談、確認が多いことについて」
第84回「自信を持つ」
第85回「間の良さ、間の悪さ」
第86回「過去を美化してしまう」
第87回「統合力を高めるには」
第88回「見張られているような不安」
第89回「どうして人間だけに気持ちが必要なのか」
第90回「休日になるとやる気がなくなってしまう」
第91回「低気圧」
第92回「どうして動物を飼うの?」
第93回「自分を褒める話をするには」
第94回「眠れない」
第95回「ふいに恥ずかしくなる」
第96回「躾について」
第97回「壁をなくしてオープンになるには」
第98回「自分がオーラのある人になるには」
第99回「私のストレスは何?」
第100回「社会性を身につける」
 
第101回~第150回(クリックすると一覧を表示します)
第101回「依存を切り離す期間は? その後はどう変わる?」
第102回「依存を切り離すことについて②」
第103回「会話が理解できない・生きる意味」
第104回「何者にもなれないのでは、という不安」
第105回「一緒に長時間いられない」
第106回「人の気持ちを汲めない」
第107回「リーダーとしてちゃんと動くには」
第108回「仕事への情熱と、興味があること」
第109回「日々の習慣を持つ」
第110回「自分のアスペルガー的な要素について」
第111回「外見について」
第112回「芸術、情緒、愛情 心の深さ」
第113回「なぜ風俗業は禁止にされないのか」
第114回「生き難さを抱えていなかったら、どんな将来の夢を」
第115回「健全な家庭なら自我は育つのか」
第116回「自我を育てる」
第117回「説明が理解できない」
第118回「好きな花①」
第119回「好きな花②」
第120回「血を連想させる単語を聞くと」
第121回「社会性と、基本的な姿勢」
第122回「深い関係をとって生きる」
第123回「ノルマ感、義務感が強い」
第124回「野菜の収穫基準がわからなくなる」
第125回「自分を楽しませること、幸せに過ごさせることが難しい」
第126回「向上心を持てないこと」
第127回「アーティスティックな心」
第128回「野性味を取り戻す」
第129回「個人プレイからチームプレイへ」
第130回「すべてのことを高いレベルでやりたい」
第131回「なぜ、痩せているほうが良いと思われるのですか?」
第132回「予定が変わると、気持ちがもやもやする」
第133回「楽観主義者と悲観主義者の境界線」
第134回「上品に、笑顔で、美しく」
第135回「続『上品に、笑顔で、美しく』」
第136回「嘘をつけない」
第137回「お父さんが怖い 前編」
第138回「お父さんが怖い 後編」
第139回「見事やで」
第140回「頼まれごとが不安・時間に遅れる①」
第141回「頼まれごとが不安・時間に遅れる②」
第142回「頼まれごとが不安・時間に遅れる③」
第143回「大きな声を出すこと」
第144回「時間の使い方」
第145回「お腹がすく」
第146回「本を読む時、第三者の視点になってしまう」
第147回「罰ゲームの答えとユーモア」
第148回「アイデアが出ないこと」
第149回「気持ちと身体の助走」
第150回「花や動物を可愛いと思えない」
 
第151回~第200回(クリックすると一覧を表示します)
第151回「美味しいセロリ」
第152回「尊敬している人といると、あがってしまう」
第153回「考え事がやめられない」
第154回「認めてもらいたい気持ち」
第155回「寝汗をかかなくなった」
第156回「時間の不安について」
第157回「楽器を練習したい、本を読みたい」
第158回「疲れを認めたくない」
第159回「アトピーと蕁麻疹」
第160回「はっきりした人になりたい」
第161回「会話と、興味の深さについて」
第162回「思春期の不安定」
第163回「潔癖症について」
第164回「自尊心」
第165回「自分の身体のサイズ感をとらえるのが苦手」
第166回「兄弟を心配する気持ち」
第167回「自分の声への違和感」
第168回「野菜の調子が悪いと、自己否定してしまう」
第169回「好きな気持ちと、誤解をされることへの不安について」
第170回「トイレが近いことについて」
第171回「競争意識について①」
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第176回「目を見ること、見られること」
第177回「よいお母さんになる10か条」
第178回「音楽と我欲①」
第179回「音楽と我欲②」
第180回「時間の使い方と焦りの気持ち」
第181回「自分に疑心暗鬼になって、不安に陥ってしまうのはなぜ」
第182回「有志の募集に手を挙げづらい」
第183回「緻密に」
第184回「いつも怖い」
第185回「体型に対するこだわり」
第186回「気持ちの切り替えが、うまくできない」
第187回「米ぬかぼかし作り」
第188回「評価すること」
第189回「堂々とした人に怯えてしまう ①」
第190回「堂々とした人に怯えてしまう ②」
第191回「耳が良くないこと」
第192回「限界」
第193回「物を簡単に捨てることができてしまう」
第194回「整理整頓、片付けができない」
第195回「次のミーティングは、いつですか?」
第196回「整理が過ぎるのは症状ですか」
第197回「人をもっと理解したいということについて」
第198回「体育の授業が怖くて、さぼっていたことについて」
第199回「完璧が怖い」
第200回「やるべきことに追われてしまいがちな気持ちについて」
 
第201回~第250回(クリックすると一覧を表示します)
第201回「正面から受け取りすぎることについて」
第202回「手持ち無沙汰にさせることが怖い」
第203回「生き物が好きで触りたくなる気持ちについて」
第204回「魚の食べ方について」
第205回「ステージで間違いがあったときは」
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第216回「我欲と、自分を大切にすることの違い」
第217回「声を前に出して歌うには」
第218回「できる気がしない、と感じてしまう」
第219回「苦手なことをしている時間を苦痛に感じてしまう」
第220回「握力について」
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第222回「リモコンの操作と、ゴミの分別が覚えられなかったこと」
第223回「相談をしたり、買ってもらったりすることが怖い」
第224回「ケアレスミスが多い」
第225回「恥ずかしさにどう対処するか」
第226回「きつく締められないこと」
第227回「豆掴みと羽根つきが、うまくできるようになっていた」
第228回「プライドを守り合える関係」
第229回「人間味を学ぶために」
第230回「リーダーをするときの不安と罪悪感」
第231回「幸せについて」
第232回「不思議ちゃんと言われていたのはなぜか」
第233回「話の絶えない人になるには」
第234回「サービスをする人になる」
第235回「ソフトボール部に入らなくてはいけない気がする」
第236回「ディストピアと野蛮人の村」
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第238回「質問がまとまらない」
第239回「ソフトクリーム」
第240回「謙虚について」
第241回「人との間にしか幸せはないこと」
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第243回「癇癪について」
第244回「友達について その①」
第245回「友達について その②」
第246回「センスよく生きる」
第247回「根拠のない自信」
第248回「先生になること」
第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
第251回~第300回(クリックすると一覧を表示します)
第251回「アメリカンドリーム」
第252回「悲しむこと」
第253回「限界までやってみる」
第254回「リーダーの向き不向きについて」
第255回「悲しくならない求め方」
第256回「人前に立つ緊張」
第257回「野菜の見方」
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第260回「寝相について(後半)」
第261回「変わっていくことについていけない恐ろしさ」
第262回「速く書く事」
第263回「利他心について」
第264回「集中力について」
第265回「読書について 解釈と鑑賞」
第266回「年齢、役割に見合った振る舞いについて」
第267回「相手に喜んでもらいたい気持ちと、自分が幸せを感じることの怖さ」
第268回「相手を幸せにするということについて」
第269回「シンプルであること」
第270回「人のために動くとき」
第271回「周囲の人や家族のなかで浮いている感覚があったことと、個性について」
第272回「楽しませる人、発信する人になりたい」
第273回「目の前のことに集中できない・利他心と利己心について」
第274回「仕事への心配と、自分が空っぽの人間だと感じることについて」
第275回「理解されたいという欲求が強かったこと」
第276回「人前でのびのびと感情表現出来るようになるには、どうすればよいか」
第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
第278回「深い信頼関係は、どう築いていったらいいのか」
第279回「ダークマターの存在に守られていること」
第280回「利他心の球技について」
第281回「小さな楽しみ、食器洗いについて」
第282回「どんなリーダーを目指したらいいか」
第283回「小さい子どもの遊ばせ方について」
第284回「大人と子どもの境界線について」
第285回「経済観念について」
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第288回「味覚が変わったこと」
第289回「ここぞというときに失敗してしまうこと」
第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
第296回「捕食するのを見るのが好き」
第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
第298回「みんなと達成感を味わえるリーダーになるには?」
第299回「『老人と海』を読んでどう感じたらよいのか」
第300回「毎日同じものを食べても飽きないのはどうしてか」
 
第301回~第350回(クリックすると一覧を表示します)
第301回「国民年金について」
第302回「サプリメントの必要」
第303回「自動車の運転について(車の運転で大事なこと)」
第304回「具体的に考えること」
第305回「関係の取り方」
第306回「自分の行動でおかしいと思うこと3つ」
第307回「イライラしてきつい空気を出してしまう」
第308回「やらなければいけないと感じて苦しくなるのはなぜか」
第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」