第123回「ノルマ感、義務感が強い」


【質問】
私は何事にもノルマ感、義務感が強くあり、『それをすることが楽しいからしている』というより、やらなければいけないからやる、という気持ちで動いていると思います。だから時間を気にしてしまったり、早く解放されたい、誰にも邪魔されない自分の時間が欲しいと思うのだと思います。
今していることで具体的な例をあげると、毎朝の収穫、日々の作業、特に草刈りなどは、個人でどのくらい進んだかわかるため、自分の遅さをお父さん、スタッフさんから指摘されることが怖いと思う気持ちから、人の評価を気にする気持ちも合わさって、義務感から必死に進めて、体を痛めることがあります。今、草刈りが苦しい作業になってしまっています。

ノルマ感、義務感はどうしたらなくすことができるか、教えていただけると嬉しいです。

 
◯自分の答え
『~せねばならない』を、弱くしたらいいのだと思う。

私は幼少期に親から度々強く怒られてきたことや、親が怖いと思っていたことで、ノルマ感に満ちた『~しなければいけない』が強くあると思う。だからそれを弱めて、いい加減になればいいと思うけれど、そうなると、今度はタガが外れて、不真面目になったり、利己主義になったり、なぁなぁでいい加減になってしまう。そして混乱が生じる。
中庸になることがとても難しくて、義務感やノルマ感に疲れると、寝込みたくなったり、自己否定に走ったり、暗い気持ちになることを繰り返して来ているので、打開策が自分ではわからない。

 

 

【答え】
お父さん:

親から叱られたことがどうか、というのとはちょっと違う感じがするんです。
何事にもノルマ感、義務感があるという人は、自分のこととしていないんですよね。

人間の仕事の仕方を大きく2つに分けると、責任感を持って社長タイプでやる人と、従業員タイプでやる人がいる、と思います。
この中にもいるんです。畑作業を社長タイプでやっちゃう人と、従業員タイプでやる人がいます。

畑のリーダーさんで、いい結果を出してる人は、言ってみればみんな社長さんタイプです。自分の担当の畑は自分自身の問題といつも捉えているので、誰がどう言ったからということじゃなくて、いつも自分が結果を出すんだ、という意識でやっています。

だけど従業員タイプの人は、リーダーであろうとなかろうと、いつもやらされている人になるんです。
自分の仕事じゃないんです。
人の仕事なんですよね。
そういう人は、ずっとそういうことなのかなという感じもするんだけどね。
僕は何ていうか、……仮に誰かの下についても、何か任されて、これをやれと言われたら、自分がやるとしたらこうやったほうがいいだろう、という気持ちでやっていきますよ。

社長タイプというのは例えであってね。立場はともかく、発想が、「自分がオーナーだとしたらこうじゃないとな」っていう気持ちでやるから、全部が楽しくなってしまうんです。
全部、楽しくやれてしまうんですね。
誰だって、何かをやらされていると思ったら、もうやる前から、全部が義務的になりますよ。
全部がやらされているお仕事となる人は、前に親から抑圧されたことが原因とか、そういうものじゃないような気がします。

あと、いい加減にやるとか、やらないとかっていうのも、自分のこととしてやったら、いい加減にやったって真面目にやったって、いい結果を出さずにはいられないんです。どうやっても自分のもの、と思うと、最後は結果を出すぞとどこかで思っているはずなんです。
その仕事が、自分のものっていうふうに思ったら良いんじゃないでしょうか、ということなんですよ。
義務感を感じないでやりたかったら、それが自分のものと思えばいいということです。

仕事でも何でもそうですよ。
なのはなファミリーでは毎日のように畑作業がありますが、「この畑は自分の畑」と思ってやっている人と、「まあちょっとやれと言われているからやるか」と思ってやる人の、2つの考え方があると思います。
自分の畑と思い込んじゃってる人は、下手したら、僕が何かかんか言っても、「お父さん黙っていてください」って言い出しかねない。私がやってるんですから、って。実際に、これだけは自分たちが考えたやり方でやらせてください、と言われることがあります。
そういう人はやらされ感はまったくないです。
相談に来ても、お父さんが間違ったこと言おうが何をしようが、全部自分の責任で、良い仕事をしようとしてる。
どんな作業にせよ、そういう人にやらされ感はゼロですよ。

さあ、ここまで話したところで、みんなはどう思ったでしょうか。自分はやらされ感でやってる人なのか、それとも畑は自分のものだという意識でやっているのか。試しに手を上げてみてください。
自分の仕事としてやってる人、手を挙げてください。
畑のリーダーの人が多い。じゃあ、やらされ感が多い人、手を挙げてください。あらららら。
はい、はい。何でそうなっちゃうのか。もったいないね。
ねえお母さん、もったいないね。

 

お母さん:
何回も何回も話しするけど、お父さんもお母さんも、学生くらいのときから、バイトに行けば、本当に自分のものとして働くから、時給は倍くらいに上がるし、また次も来てくれないかって言われるし、重宝がられる。そうしていたら会社へ入っても、すごく出世するよね。
あっという間に、自分の周りには本当に信頼してくれる人で、いっぱいになるよね。
お母さんは不思議でしょうがないよ。どうして、目の前にある仕事を自分のものと考えられないのか。それって、どういうことなんだろうと思ってしまいますね。

 

お父さん:
そうだね、自分の仕事としてやる人からすると、自分の仕事を自分のものと思えないでやっている人は不思議に感じちゃうよね。不思議にね。

変な話だけど、なのはなファミリーを卒業して自立した人は、よく畑を作ります。
庭のある家に住む人はもちろんですが、ここの畑で責任感を持ってやっていた人は、ベランダで野菜を作っても、上手に作れます。
ところがそうじゃない人、やらされ感でやってた人は、畑作ろうかなと思っても、あら、どうすんだっけという感じで、作れないでしょうね。踏み出せないです。あれだけ畑を作ってたのに、野菜を世話してたのに、何も覚えてなくて、やれる気がしない。
片や、自分のこととしてやってた人は、自分でポット買って、土買って、種蒔いちゃいます。
なんか育てられるような気がして作っちゃいました、できちゃいましたって。
それだけ違うんですよ。
自分の中に残ってるものが違う。

で、僕はね、音楽を習ったことないですね。ダンスは習ったことあるけど。
なのはなファミリーで僕が教えていることで、専門的に勉強したものはほとんどないです。
だけど、何をやっても、これは違うだの、こうしたら良いだの、ああしたいだの、と言える。
習ったことはないけど見たり聞いたり、ちょっとかすったり、ちょっと遊んだりしたことがあるものは、だいたい自分のものにしてきているんです。自分の中に残ってる。自分のこととしてやってきたからですよね。自分のこととして。

建築会社に1年いた。だけど僕は文系ですから、建築の勉強はしたことがありません。だけど建築現場に出してもらって、建築の概略を覚えたから岩見田で2軒、家を建てました。結局は須原さんに中心でやってもらったんだけど、僕は須原さんがいないうちから自分でやろうとしていましたからね、みんなと力を合わせれば作れると思っていた。
結局、須原さんが、見てられないから手伝いますと言って来てくれて建ったんだけどね。
自分のこととしてやらないと、損だと思いますよ。自分の人生が人の人生になっちゃいますよ。
オーナーになれない。自分の人生のオーナーになれないんじゃないか、そんな感じがします。

 

お母さん:
自分のものと思ってやってたらね、ほんとに自分のものになるんだよ。その可能性が多いと言うか。考え方もそうだし、自分のものと思って吸収したら、自分のものになっちゃうし。
今日、おじいちゃんとも話ししていてね。マチュピチュでは石垣がすごいという話をしていてね。お母さんは、石垣を積めるんだよ。それ、お母さんは、自分の父親が石垣を積むのを見てただけなんだよ。ああ、こう積むのかって思って。
自分で、そんな上手にじゃないけど、これくらいの高さは積める自信がある、っておじいちゃんに言ったら、おじいちゃんは、「嘘だろう」って言わないんだよ。「そうだろうな」って、そう言ってくれて。
そういう話をしたんだけど。

自分のものにして動くと、それで本当に回り回って自分のものになっていくんだよ。物質的にも。
で、それは欲でも何でもないし、だから、奇麗にする。奇麗が回り回って、山小屋でもそうだけど、「こんなに奇麗に使ってくれるんだったら、ずっと好きに使っていい」と、言ってくれる。

多分、本当に欲無しで、本当に自分のものって思って手を掛けて愛情を掛けて、奇麗にしたり、一生懸命やったら、本当に自分のものと同じになるんです。好きになったもの勝ち。
好きな人もそう。さっきも恋愛の話をしたけど。
本当に好きと思って、自分のことのように相手を思って、自分だったらどうだろうって思っていたら、どんどん相手から好きになってくれるから。

 

お父さん:
この質問では、草刈り機での草刈りが苦痛になってしまうということだったけど、エンジンの草刈り機くらい楽しい仕事はないんじゃないか、と僕は思っていてね。
やっぱり、刃物で草を削るって最高に楽しいんじゃないですか。僕は楽しいですね。どんどん綺麗になっていくのが、ものすごく面白いですよね。
誰かからの評価じゃなくて、いちばん大事な評価って自分じゃないでしょうかね。
自分が評価すればいいだけのことで、面白い、しか無いんじゃないかと思うんです。

僕、最近ひとつ面白い機械を見つけてね。穴掘り機ですよ。エンジン穴掘り機。
ワイン抜きみたいなスクリューがついてて、その上にエンジンをつけて、バリバリバリっとエンジンをかけると、あっという間に穴が掘れるんです。
15センチとか、このくらいの直径。15センチのやつ買おうかなと思ってるんですけど。ドリルみたいにして、グワーンっと畑に穴を掘るんですよ。
みんなの、竹の支柱立てのときに、上から掛矢でコンコンってやりますよね。あれはなかなか大変です。だけど、これを買うと、その作業が無くなるんです。
グワーンと掘って、その穴に竹をスポッと入れて、土を入れて足で踏み固めるだけで支柱がしっかり立ってしまいます。
良いと思いませんか?
80センチの深さまで掘れます。80センチ。そんなに掘らなくても良いくらいですよね。

で、それだけのために――もう夏の、支柱を立てる野菜作りが終わっているのに、それを買うなんてお母さんに怒れられるかなと思って、なにか買う理由はないかなと思ってたら、ありました。
あのね、桃の畑で、なのはなファミリーならではの肥料を撒きたいんだけれど、あんまり下手に撒くと土質のコンディションに問題が出てくる。
それでね、その、桃の木の周り、何か所かに決めて、幹からやや遠いところに、グーンって穴を掘るんですよ。それこそ80センチ位。
そこに、特製の肥料を詰める。肥料が棒状になるわけですよ。そして、蓋をする。
そうすると桃の根が伸びていったとき、必ずその特製肥料に当たる。そのために穴堀マシンを買おうと思うんだけど、あんな、その考え、良いと思わない?

 

あんな:
私、今日同じこと考えてたんですよ。ちょうど80センチの深さで穴を掘ってそこに、肥料をいれようと思っていました。根っこを切るという目的もありますし、剪定と、土壌改良の意味も含めて、80センチの深さで、円状に掘る機械みたいなのがないかなって。

 

お父さん:
あるんだよ、あるんだよ!
やっぱり。しかし不思議だよなあ。僕ね、なのはなファミリー企画(卒業生で構成される農業法人)のみんなが桃の次に主力となる商品作物は何かな、と探していたら、地球の反対側の国に住む人から、大きなアドバイスをもらって、いまそれで夢を膨らませています。
ところが、盛男さんが、同じ時期にまったく同じことを考えてくれていて、もう新規作物の苗を注文したという。本当に同じことを、同じ時期に思い付くって不思議だな、と思います。

この桃の肥料やりのための穴堀り機も、あんなと僕は同時に、同じことを考えてたんだね。
僕は、昨夜、思いついたのよ。穴堀り機を買うなら、竹の支柱だけじゃもったいないけど、桃の肥料入れの穴を掘るためだったら、買う価値がある。「よし、穴掘り機を買おう」って。
あんなも同じことを考えていたなんて嬉しいね。
よし、ぜひ買って、いっぱい肥料を詰めていこう。
スコップで肥料用の穴を掘ると大きく掘りすぎて根を痛めるけど、15センチ径のドリルを買うと、15センチの穴で80センチ行くから、穴を広くしすぎなくて済むんだよね。

 

お母さん:
いくらだったんですか。

 

お父さん:
それがね。1万5千円とちょっと! 安いよね、安いでしょ。
あまり値段言いたくないんだよね、安いと思うと雑に使って壊されたら嫌だからね。送料込み1万7千円だったら十分使い勝手が良いんじゃないかな。役に立つと思うよ。
これで思うのは、あんなは自分の桃畑として、いつも桃のこと考えながら寝たり起きたりしてるんです。
僕もあんなと同じで、桃も全部、自分のこととして考えているし、いつもなのはなのことをあれこれ考えながら、寝たり起きたりしてるんですよ。
でも、自分のことですから楽しい。
うまく行っても、うまく行かなくても。
自分のことにしたら良いんですよということ。

僕は今夜、草刈機のことだけ考えながら寝ろと言われたら簡単にできますからね。
1時間寝付けなくても良い。新しい刈り方はないかな、とかね。
ホントですよ。

そういうことでね。全部、自分のことにしちゃいましょうよ。そしたら義務感、やらされ感がなくなります。人生、すごく楽しくなりますよ。本当にね。

 

 

(2018年10月9日掲載)






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
第40回「涙腺が弱い」
第41回「子供が苦手」
第42回「正しいことを通そうとして」
第43回「流されて生きる」
第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
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第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
第60回「落ち込んだ時」
第61回「生きているなら」
第62回「わからない問題は」
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第64回「子育てについて」
第65回「夫婦で大切なこと」
第66回「自己否定について」
第67回「友達が欲しい人、そうでない人」
第68回「未来を信じる」
第69回「山を登ると」
第70回「リーダーをすると苦しくさせる」
第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
第75回「大きな希望を持つとき①」
第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
第79回「やるべきことをできていなくて苦しい②」
第80回「真面目さは何のために」
第81回「高いプライドをつくるには」
第82回「番外編:そうだ、お母さんにきいてみよう!」
第83回「相談、確認が多いことについて」
第84回「自信を持つ」
第85回「間の良さ、間の悪さ」
第86回「過去を美化してしまう」
第87回「統合力を高めるには」
第88回「見張られているような不安」
第89回「どうして人間だけに気持ちが必要なのか」
第90回「休日になるとやる気がなくなってしまう」
第91回「低気圧」
第92回「どうして動物を飼うの?」
第93回「自分を褒める話をするには」
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第97回「壁をなくしてオープンになるには」
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第122回「深い関係をとって生きる」
第123回「ノルマ感、義務感が強い」
第124回「野菜の収穫基準がわからなくなる」
第125回「自分を楽しませること、幸せに過ごさせることが難しい」
第126回「向上心を持てないこと」
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第129回「個人プレイからチームプレイへ」
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第134回「上品に、笑顔で、美しく」
第135回「続『上品に、笑顔で、美しく』」
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第142回「頼まれごとが不安・時間に遅れる③」
第143回「大きな声を出すこと」
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第145回「お腹がすく」
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第150回「花や動物を可愛いと思えない」
 
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第177回「よいお母さんになる10か条」
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第179回「音楽と我欲②」
第180回「時間の使い方と焦りの気持ち」
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第182回「有志の募集に手を挙げづらい」
第183回「緻密に」
第184回「いつも怖い」
第185回「体型に対するこだわり」
第186回「気持ちの切り替えが、うまくできない」
第187回「米ぬかぼかし作り」
第188回「評価すること」
第189回「堂々とした人に怯えてしまう ①」
第190回「堂々とした人に怯えてしまう ②」
第191回「耳が良くないこと」
第192回「限界」
第193回「物を簡単に捨てることができてしまう」
第194回「整理整頓、片付けができない」
第195回「次のミーティングは、いつですか?」
第196回「整理が過ぎるのは症状ですか」
第197回「人をもっと理解したいということについて」
第198回「体育の授業が怖くて、さぼっていたことについて」
第199回「完璧が怖い」
第200回「やるべきことに追われてしまいがちな気持ちについて」
 
第201回~第250回(クリックすると一覧を表示します)
第201回「正面から受け取りすぎることについて」
第202回「手持ち無沙汰にさせることが怖い」
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第215回「秋が寂しい」
第216回「我欲と、自分を大切にすることの違い」
第217回「声を前に出して歌うには」
第218回「できる気がしない、と感じてしまう」
第219回「苦手なことをしている時間を苦痛に感じてしまう」
第220回「握力について」
第221回「喜び合うための全力」
第222回「リモコンの操作と、ゴミの分別が覚えられなかったこと」
第223回「相談をしたり、買ってもらったりすることが怖い」
第224回「ケアレスミスが多い」
第225回「恥ずかしさにどう対処するか」
第226回「きつく締められないこと」
第227回「豆掴みと羽根つきが、うまくできるようになっていた」
第228回「プライドを守り合える関係」
第229回「人間味を学ぶために」
第230回「リーダーをするときの不安と罪悪感」
第231回「幸せについて」
第232回「不思議ちゃんと言われていたのはなぜか」
第233回「話の絶えない人になるには」
第234回「サービスをする人になる」
第235回「ソフトボール部に入らなくてはいけない気がする」
第236回「ディストピアと野蛮人の村」
第237回「好きと言ってみる」
第238回「質問がまとまらない」
第239回「ソフトクリーム」
第240回「謙虚について」
第241回「人との間にしか幸せはないこと」
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第246回「センスよく生きる」
第247回「根拠のない自信」
第248回「先生になること」
第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
第251回~第300回(クリックすると一覧を表示します)
第251回「アメリカンドリーム」
第252回「悲しむこと」
第253回「限界までやってみる」
第254回「リーダーの向き不向きについて」
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第260回「寝相について(後半)」
第261回「変わっていくことについていけない恐ろしさ」
第262回「速く書く事」
第263回「利他心について」
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第266回「年齢、役割に見合った振る舞いについて」
第267回「相手に喜んでもらいたい気持ちと、自分が幸せを感じることの怖さ」
第268回「相手を幸せにするということについて」
第269回「シンプルであること」
第270回「人のために動くとき」
第271回「周囲の人や家族のなかで浮いている感覚があったことと、個性について」
第272回「楽しませる人、発信する人になりたい」
第273回「目の前のことに集中できない・利他心と利己心について」
第274回「仕事への心配と、自分が空っぽの人間だと感じることについて」
第275回「理解されたいという欲求が強かったこと」
第276回「人前でのびのびと感情表現出来るようになるには、どうすればよいか」
第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
第278回「深い信頼関係は、どう築いていったらいいのか」
第279回「ダークマターの存在に守られていること」
第280回「利他心の球技について」
第281回「小さな楽しみ、食器洗いについて」
第282回「どんなリーダーを目指したらいいか」
第283回「小さい子どもの遊ばせ方について」
第284回「大人と子どもの境界線について」
第285回「経済観念について」
第286回「自分に変に自信があること」
第287回「泣けるようになったこと」
第288回「味覚が変わったこと」
第289回「ここぞというときに失敗してしまうこと」
第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
第296回「捕食するのを見るのが好き」
第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
第298回「みんなと達成感を味わえるリーダーになるには?」
第299回「『老人と海』を読んでどう感じたらよいのか」
第300回「毎日同じものを食べても飽きないのはどうしてか」
 
第301回~第350回(クリックすると一覧を表示します)
第301回「国民年金について」
第302回「サプリメントの必要」
第303回「自動車の運転について(車の運転で大事なこと)」
第304回「具体的に考えること」
第305回「関係の取り方」
第306回「自分の行動でおかしいと思うこと3つ」
第307回「イライラしてきつい空気を出してしまう」
第308回「やらなければいけないと感じて苦しくなるのはなぜか」
第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」