第200回「やるべきことに追われてしまいがちな気持ちについて」


【質問】
 やることに追われてしまいがちな気持ちについて。
 私はやるべきことがたくさん重なったとき、すぐにパニックになってしまうと思います。
 例えば、消灯までに、あれとこれとギリギリ全部終えられるのではないかと思うときに、ふっと別の用事を頼まれると、急に「もうできない!!」と大混乱して、しばらく何も手につかないという感じです。
 また、小さい頃から、学校の宿題を終わらせるまでそのことで頭がいっぱいになってしまうこともあり、一つ一つは楽しいことなのに、いくつか重なると、義務的にやらねばならない、と大変なことになってしまいます。
 どうしたら、もう少し心にゆとりを持って落ち着いて構えられるのでしょうか。教えていただけると嬉しいです。

 
 

【お父さんの答え】
お父さん:
 僕もそんな感じですよね。やらなくてはいけないことが重なると、急にやりたくなくなってしまいますね。何もやりたくなくなる。半分でもやればいいのに、一つもやりたくなくなる。拗ねるような気持ちが沸き上がって……。ちょっとパニックというか。
 今日も僕、嫌なんですけどね。いやね、一つひとつは大したことないの。例えば今度、講演会があって、その講演先に僕の経歴書というか紹介の文章を送る。今までもやってきているから、ちょっと手直しして、FAXすれば済むだけなのに、やれないでいる。
 メールを書かなきゃならないとか、手紙を書かなきゃならないとか、いくつか重なっている。もう嫌なんですよね。なんで嫌なんだろうね。
 こんなふうに、何日もやらなきゃならないことが溜まってくると、それを処理するのが加速度的にたいへんになってくる。
 何が理由で、こんなふうに嫌になるのかということですが、僕の場合には、睡眠不足が続いていて、集中力がないときには特にそうなりがちですね。で、気力、体力とも充実しているときは、何でも来いという感じで、いくつでも終わらせるぞ、やるぞ、ちっちゃな仕事、大きな仕事、なんでも大丈夫という感じになることができます。
 あと心配事がいくつかあるときもダメですね。だいたいいつもなのはなファミリーは60人くらいの在籍者がいるわけですが、これだけの人がいると、いろんな心配事があるんですよ。大なり小なりね。もちろん日替わりで、同じ人じゃなくて色んな人なんですけどね。
 心配事が心に引っかかってると、どんどんそれが重くなっていきますよね。誰かが不調だだとか、誰かが何とかだとか、そういうことで、それが解決できてないなんていうのが重なって、尚且つ、やらなきゃならないことがあると、もうなんか手をつけたくない気分という感じになってしまうんですよね。
 話が全然違いますけど、遠い話しちゃいますけど、人って死ぬまでになにか仕事をしてると思うんですけど、どれだけ有効な仕事をしているんだと疑問になることがありますね。あまり、有効な仕事というのはしていないんじゃないか。あんまりしてないんですよね。

 

お母さん:
 お父さんも、雑用ばっかりだよね。

 

お父さん:
 そうなんだよね、雑用ってすごく多いですよ。誰かの腕時計の電池入れなきゃならないとか、アクセサリ直さなきゃならないとか、それをアマゾンで部品を頼まなきゃいけない、スピーカー直すのに買ってあった予備のユニット、どこに置いたか探し出さなければならない、とかね。

 

お母さん:
 そんなことを色々思ってるときに、お母さんがふっと、お気に入りのスーツケースの鍵が壊れたものがあったのを思い出して――こないだ、草刈り機を分解して直してたでしょう。「お父さん、草刈り機を分解して直していたくらいなら、これを直してよ」って、簡単に直せるんじゃないの? って言ったら、「はいはい、お手の物だよ、5分で直しましょうか」みたいな感じで触りだして――。

 

お父さん:
 おかしなもので、スーツケースってあまり直そうと思ってないでしょ。「壊れちゃったね、鍵。新しいの買うしかないね」って言ってたから、このスーツケース捨てるんだろうと思ってたら、お母さんに「直せるでしょう」と言われたら反射的に「直しますよ!」って言ってしまった。捨てようと思っていたのをなんで直す気になっているのか。

 

お母さん:
 頼もうかなって思って、置いていたんだよ。スーツケースなんてどれも一緒でしょと思うようだけど、真ん中にポケットが付いていたりして、使い勝手がいいスーツケースがあるんですよ。人それぞれ違うだろうけど。それが使い勝手が絶対にお母さんは良くて、直してもらいたいなと思って置いていたわけ。
 普通だったらもう諦めてたんだけど、お父さんに言ったら、このスーツケースの会社は、本社が東京の足立区にある会社だから、きっと部品があるよ、って言うわけよ。大手だったら「ああもうそんなのは型遅れですから置いてません」と言っておしまいなんだよ。あるかもしれないと言って電話して問い合わせたんだよね。

 

お父さん:
 そうそう。スーツケースのこういう、留め金ですよね。ここに鍵がついていて。これが止まらなくなっちゃったの。中を分解してみたら、部品が折れてるんですよ。折れちゃっているから止まらない。それで、お母さんはこの鍵の袋をとっていて、そこに電話番号があった。アジア・ラゲージという。足立区ですからね、足立区谷中と言ったらこれは下町の工場の一杯あるところで、ここで作っているものだから、これは下町だなと思って電話をしたら、「ホームページの修理依頼のコーナーがありますからそこに、カバンの写真を撮って送ってください」という。それでね、そのサイドロックという鍵をするところのバックルが一体式だから、このアッセンブリ一式で売ってくれませんかってメールを書いた。昨日、デジカメで写真を撮って送ったら、今日、返事が来てですね。同じシルバーはないですけど、黒がありますよと。2個1セットで1944円。送料込みで。超安いですよ。送料込みですから。
 で、それでもう、すぐ送ってくださいと言ったら、「今日4時までに連絡をもらったら今日発送します」と。今日3時くらいにメールしたら、明日到着ですよ。早い。お母さんがかなり気に入っていた黒いスーツケースが直ることになっちゃいました。

 

お母さん:
 嬉しいよね。捨てないといけないと思っていたのに直ってしまうなんてね。
 そうやって、丁寧にそれで対応してくれたんだよね。

 

お父さん:
 そうそう。嬉しいね。
 でね、みんな、このTSA002という、このマーク。何のマークかわかりますか。これはアメリカに行く――世界中どこでもいっしょかな――このカバンじゃないと駄目なんです。普通カバンってこういう鍵があって、これで、鍵が開いたりするんですね。
 このTSAというこのマークは世界共通で、同じ一つの鍵で、空港の税関の検査員がカバンを勝手に開けて中を見られる鍵ということなんです。一つ一つの鍵はそれぞれ別だけど、もう一つ別な共通の鍵で、開けられますよというマーク。税関の検査員は持っている鍵。もしこのマークが無いカバンで税関を通す場合には、鍵をかけてはいけませんということ。最悪、鍵を壊しますが文句は言わないで下さいということになっている。でも、このマークのついているスーツケースなら、そんなことはないですよという、そういうマークなんですよね。いずれにしてもこういう感じで、余談でしたけどね。
 でも、こういうのって結構面白いから、こういうのはめんどくさがらずに写真撮って、やれるんですよね。それで、やったやったって……。

 

お母さん:
 それを優先してしまうので、またやるべき仕事が遅れてしまう。

 

お父さん:
 そうだね、こういうのは優先しちゃうね。

 

お父さん:
 そんなこんなでね。それで、そういうことでやる気がなくなっちゃうのはみんな一緒かなと思うんですよ。
 その対策としてはただ一つ、やっぱり基本に返ると、やらなきゃいけないことを紙に書くんです。2つでも、3つでも書く。書いて、見られるようにする。自分で。
 そうすると、あ、やれそうかな、という気になってくる。書かないと、頭の中で2つ3つでも覚えておかないとと思うと、嫌だなって思う。でも、書いたら半分過ぎやったような気になっちゃう。できたらそれをやる時間も書く。何時までに。順番も書いちゃう。それだけで非常に解決されたような気になるのは確かですよ。
 その、書くっていうのが面倒くさいんですよね。それができない。
 今みたいな、うわってなっちゃう人は全部そうですけど、問題を全部ひと目見てわかるような箇条書きとか単語で書いて、全部一度に見られるようにする。これがすごく大事。悩みを解決するときもそれが大事。一覧性にするんです。
 もっと言うと、いっぱいダーッて余分なことを書き出して、ハサミで切り分けて1個、1個、貼り変えて動かして、同じ種類の悩みは同じところに固めちゃうんですね。うまく固めると、ああ自分はこれで悩んでたのか、って。解決できそうだなとか、大したことないなと思えるようになる、ということなんですよね。

 何度でも思い出すのは、アメリカの人だったと思うんですけど、ある経営者が、会社が大変で、自殺することにしたんですよ。それで、自分がどれだけ大変なことを背負っているか、残っている遺族に教えてやろうと思ってね。こんな重荷を背負ってたんじゃ自殺するのもやむを得ないな、ってきっと分かってもらえるだろうと。
 それで、「鍵を直さなきゃいけない……アジア・ラゲージに写真を送る、問い合わせをする」とか、ひとつずつ。「それから……」全部書いていった。
 書いていったら本当にたいへんですよ。120いくつもでてきた。
 俺はこんなに大変なのを背負ってたんだなあ!
 でも、待てよ。これで自殺するか? って。
 親戚の面倒も見てて、これをこう解決しなきゃならない、これも解決しなきゃならないということも、全部書いた。大変なのもあるんですけど、一つひとつ書き出していたら、どうも一つひとつは大したことがない。全力でやって、できるかどうかという感じじゃない。一つひとつは簡単なことばかりで、やれないことはひとつもないんですよ。逆にこれで自殺したら笑われるなと。メール1つくらい書けよ、大したことないだろって。
 そういうことで、自殺するのを思いとどまった。
 じゃあ、どれからやろうかな。片付けてやろうじゃないか、って順番つけて。
 その人はそれから、順番つけて箇条書きにして、一個ずつ優先順位をつけていった。
 そしたら次から次に解決していくので、何も問題がなくなってしまった、ということなんです。

 棒術士の集団に襲われた宮本武蔵ですよ。宮本武蔵は道場破りです。いろんな鎖鎌とか剣道の人とか棒術士とかと戦った。
 棒術士の道場にいって師範と戦ったときには、やっぱり武蔵は強いので長い棒を物ともせずその師範を斬り殺した。そういうときってね、お金もらうんですよ。お金をかけるんですよ。それでお金をもらってね。
 帰っていったら、弟子たちは黙っていませんよ。20人、30人が棒を持って追っかけてきた。「構わねえから、みんなで寄ってたかって倒して、お金を奪い返し、同時に先生の恨みを晴らしてやろう」と、追いかけてきた。
 大変ですよね。
 それを、20か30のやらなきゃならないことが追いかけてきていると思ってくださいよ。いくら宮本武蔵だってそこで囲まれて叩かれたり突かれたりしたらそれは負けますよ。
 宮本武蔵、追ってきたのがわかったら、ダッと走った。山に逃げ込んだんです。「逃がすな、追え」ってみんなで追った。そしたら狭い山道、一本道をみんな一列になって追っていく。すると急に宮本武蔵は振り返って刀を抜いた。先頭の人が切り倒される。2人目の人、行こうと思っても一本道なので、1人目が倒されてからでないと行けない。立木が邪魔で、棒が邪魔になって振り回すこともできない。
 1人ずつしか、相手にならないわけです。宮本武蔵は一列のところへダッと走っていって先頭からひとりずつ、片付けていって、しまいに5人も10人も倒されて、これでは勝負にならないから棒術の連中は「みんな逃げろ」って、逃げ帰った。
 つまり数十人の棒術士を1列にすることで、1対1の戦いにしちゃった。そしたら勝てちゃうんですよ。
 順番を付けてやる、そうすると一つひとつはたいしたことない。そういうことなのかなという感じがするんですよ。
 まあ僕も言ってるだけですけどね。いつもプレッシャーに押しつぶされてね、1対1にする前に。

 

お母さん:
 お母さんは優先順位をつける。

 

お父さん:
 やっぱり、一覧性にして見やすくしてから、順番を付けていく。
 順番を付けていくのは結構難しいから、言ってみたら1行ずつ紙を切って、それをテーブルの上に並べる、それが一番いいですよ。大きい悩み小さい悩み、わざと短い1つの悩みに切り分ける。5行10行で書いたら、それこそわからなくなる。
 なんとかの悩み、ぽん。なんとかの悩み。ぽん。
 そしたらだいたいのことは片付けられるんじゃないか。そんなふうに思います。
 
 
 

(2019年7月23日掲載)






 

 

 

第1回~第100回(クリックすると一覧を表示します) 第1回「縦軸と横軸について」
第2回「神様は何をしようとしているのか」
第3回「本で涙を流すことについて」
第4回「本を読んでも内容を忘れてしまうことについて」
第5回「時間をうまく使えるようになるには」
第6回「太宰治について」
第7回「摂食障害の人が片付けが苦手だったり、約束の時間に遅れてしまうのは何故ですか?」
第8回「自分のことを『僕』『おいら』と言うのをやめられなかったのは、なぜか」
第9回「おいしいカレーと、おいしくないカレーの違い」
第10回「楽しんで走る」
第11回「死ぬことへの考え」
第12回「『聞く』と『教えてもらう』」
第13回「頑張るフルマラソン」
第14回「他人の成功」
第15回「『今』という時間」
第16回「不安の先取り」
第17回「良い協力関係」
第18回「急に悲しくなる」
第19回「夢の持ち方について」
第20回「心の許容範囲」
第21回「疲れるのが怖い」
第22回「スポーツの勝ち負け」
第23回「人といること」
第24回「“好き”という気持ち」
第25回「何でも知っている」
第26回「舞台鑑賞が怖かったこと」
第27回「生まれ変わるとしたら」
第28回「一番感動した景色、美しい国はどこですか?」
第29回「好きな時代はいつですか」
第30回「体型について」
第31回「行きたいところ」
第32回「悲しくなったら、動く」
第33回「意志を持てないこと」
第34回「心を動かす」
第35回「恋愛できますか」
第36回「日記の重要性」
第37回「心配されたい」
第38回「ONとOFF」
第39回「いつも同じ態度で」
第40回「涙腺が弱い」
第41回「子供が苦手」
第42回「正しいことを通そうとして」
第43回「流されて生きる」
第44回「才能について」
第45回「身長は伸びますか」
第46回「否定感が強い」
第47回「ぐっすり眠れない」
第48回「見え方、感じ方」
第49回「強さについて」
第50回「自分の出し方」
第51回「身体の調子と気持ち」
第52回「何のために変わるか」
第53回「痛みを知る」
第54回「投げやりな気持ち」
第55回「未完成」
第56回「相手を許す」
第57回「書けないとき」
第58回「甘いと甘え」
第59回「イライラしない」
第60回「落ち込んだ時」
第61回「生きているなら」
第62回「わからない問題は」
第63回「眠ること」
第64回「子育てについて」
第65回「夫婦で大切なこと」
第66回「自己否定について」
第67回「友達が欲しい人、そうでない人」
第68回「未来を信じる」
第69回「山を登ると」
第70回「リーダーをすると苦しくさせる」
第71回「自分から人を好きになる」
第72回「小さいころからの恐怖心」
第73回「お姉さんのような存在を」
第74回「作業に対して気持ちの落差が激しい」
第75回「大きな希望を持つとき①」
第76回「大きな希望を持つとき②」
第77回「夢について・集中力について」
第78回「やるべきことをできていなくて苦しい」
第79回「やるべきことをできていなくて苦しい②」
第80回「真面目さは何のために」
第81回「高いプライドをつくるには」
第82回「番外編:そうだ、お母さんにきいてみよう!」
第83回「相談、確認が多いことについて」
第84回「自信を持つ」
第85回「間の良さ、間の悪さ」
第86回「過去を美化してしまう」
第87回「統合力を高めるには」
第88回「見張られているような不安」
第89回「どうして人間だけに気持ちが必要なのか」
第90回「休日になるとやる気がなくなってしまう」
第91回「低気圧」
第92回「どうして動物を飼うの?」
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第129回「個人プレイからチームプレイへ」
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第131回「なぜ、痩せているほうが良いと思われるのですか?」
第132回「予定が変わると、気持ちがもやもやする」
第133回「楽観主義者と悲観主義者の境界線」
第134回「上品に、笑顔で、美しく」
第135回「続『上品に、笑顔で、美しく』」
第136回「嘘をつけない」
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第138回「お父さんが怖い 後編」
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第141回「頼まれごとが不安・時間に遅れる②」
第142回「頼まれごとが不安・時間に遅れる③」
第143回「大きな声を出すこと」
第144回「時間の使い方」
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第147回「罰ゲームの答えとユーモア」
第148回「アイデアが出ないこと」
第149回「気持ちと身体の助走」
第150回「花や動物を可愛いと思えない」
 
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第198回「体育の授業が怖くて、さぼっていたことについて」
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第249回「演じること、正直になること」
第250回「怒りと感謝の気持ちは共存しない」
 
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第277回「筋肉をつかって疲れると、悲しくなってしまうこと」
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第284回「大人と子どもの境界線について」
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第290回「親を否定できなかった理由」
第291回「自分が何に傷ついたのかわかりにくい」
第292回「聞いたことを言葉でまとめるのが苦手」
第293回「リーダーをすることへの罪悪感」
第294回「子供の頃に虐められやすかったこと」
第295回「新たな価値観を作ること」
第296回「捕食するのを見るのが好き」
第297回「身体の調子を安定させるにはどうすればいいのか」
第298回「みんなと達成感を味わえるリーダーになるには?」
第299回「『老人と海』を読んでどう感じたらよいのか」
第300回「毎日同じものを食べても飽きないのはどうしてか」
 
第301回~第350回(クリックすると一覧を表示します)
第301回「国民年金について」
第302回「サプリメントの必要」
第303回「自動車の運転について(車の運転で大事なこと)」
第304回「具体的に考えること」
第305回「関係の取り方」
第306回「自分の行動でおかしいと思うこと3つ」
第307回「イライラしてきつい空気を出してしまう」
第308回「やらなければいけないと感じて苦しくなるのはなぜか」
第309回「年齢と自覚が噛み合わないこと」
第310回「歌声のピッチが合うこと」
第311回「眠気がなくなったこと」
第312回「湯舟でおしっこをしていたのはなぜ?」
第313回「カッコイイ男性に対して引いてしまうのはどうしてか」
第314回「上手な緊張感の持ち方」
第315回「リーダーをするときに不安があったり優柔不断になること」
第316回「目立つことを避けてしまうのはどうしてですか」
第317回「2人で作業リーダーをするのが苦手」
第318回「ウクライナの戦争など大変な状況が起きているとき、その場に自分がいないことを申し訳なく思うこと」
第319回「講演会で話す時の秘訣」
第320回「吹き矢がうまくいく時とうまくいかない時があること」
第321回「ハングリー精神と、幸せのその日暮らしの両立について」
第322回「小学生みたいな日記になってしまう」
第323回「誰のために能動的か」
第324回「頭を使う人、使わない人」
第325回「セブンブリッジの楽しみ方」
第326回「罰ゲームをするときに恥ずかしくて困ってしまう」
第327回「これから社会人になるにあたって気を付けるべきこと」
第328回「親が子供に対する本当の優しさとは」
第329回「頭を使えば作業のスピードは上がりますか」
第330回「人前でうまく話すことができない」
第331回「報告や相談が苦手」
第332回「プレゼンテーションで緊張することについて」
第333回「作業でうまく空気を作れない」
第334回「急なスケジュール変更を受け入れられること」
第335回「本の内容が入ってこない」
第336回「あるべきイメージをどうしたら持てるのか」
第337回「表現しなければならないという気持ちが強かったこと」
第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」