第80回「真面目さは何のために」


 真面目さとは何のために持つものですか?

 〈自分なりの答え〉
 人に貢献するため、役に立つため。人のために持つもの。
 真面目さ、一生懸命さは人にプラスの印象や刺激を与える。

 

 


 真面目さとは何のために持つものですか。
 うんとね、これ反対のことを考えてみてください。
 不真面目な人。ものすごく不真面目な人とものすごく真面目な人がいるとしますね。例えばものすごく不真面目な人とトイレ掃除を一緒にする。
 ストレスなくトイレ掃除できると思いますか? できないね。腹立ちますよね。
 ものすごく真面目な人とトイレ掃除を一緒にする。気持ち良くできるんじゃないですか?
 じゃあ畑に2人で鍬を持って出ます。ものすごく不真面目な人とジャガイモの土寄せを2人でやるとする。次に、真面目な人とジャガイモの土寄せを2人でやるとする。どっちが楽しいですかって話ですよ。

 で、今度は相手じゃなくて自分が真面目なとき、相手がどう思うかです。自分が不真面目なとき、相手がどう思うかです。
 そんな人と友達になりたくないですね、不真面目な人とね。
 どうなんだろうかな、お母さんね。
 僕ね、お母さんの話で、忘れられない話ありますよ。

 


 なになになに、なに。

 


 お母さんが高校生のときの話です。
 野球部の男の人だったと思うんですけどね。ある素敵なスポーツマンの男性から、付き合ってほしいと言われたんですね。お母さんは、どうしようかな、と思ったんですね。今日、学校から一緒に帰ってほしいと言われて。お母さんですから、断るはずがないです。

 


 そんなことないよ。

 


 まずは2人で一緒に帰ってみよう。
 そしたら学校を出る前に、急に雨が降ってきちゃった。
 お母さんは、傘を持っていない。その人も傘を持っていない。どうしようって学校の玄関先でちょっと立ちすくんだ。その人はすかさず、傘立てに近寄っていって、傘立てにあった誰かの傘を取って、これでいいやって、相合い傘で帰ろうと言った。そのときお母さんは、その人と付き合わないことに決めました。どうしてか。不真面目だから。いくら傘立てに置きっぱなしになってるとは言え、人の傘を平気で盗るという行為が納得できない。それで「あ、この人は嫌い、嫌です」っていう結末を迎えたんです。

 


 よく覚えてるね。

 


 お母さんは、不真面目な人は大嫌いなんです。
 僕もほとんど同じ経験があるんです。
 まだ若かったときに、大手出版社の編集者と国会議員会館へ取材に行ったんです。国会議員への取材でした。
 その帰りだったと思うんですけど、雨が降ってて、議員会館の前の傘立てに傘がいっぱい並んでいる。
 そしたらその編集者が、「あ、これ借りていこう」といって盗ろうとしたんです。借りて行くったってそれ人の傘でしょ、あんた返しに来んの? 有り得ないですよ。そんな人のものを盗るなんてね。
 もう、僕はね、元々その人ちょっと怪しいなと思ってましたけど、一瞬でその人の人格を疑いましたね。その人のことは信用しない、と思いました。

 


 よくあるよね。お母さんもそれが一番初めなんだけど、なんか、社会人になってからでも、ああ、ビニール傘だから、いいよいいよって言って、人の傘を差していく人。じゃあそのビニール傘の持ち主、今雨降ってるのに、困るじゃんって思うし、それだけじゃなくて、ええって思うことがやっぱり今、簡単にまかり通るよね。

 


 もうね、立派な窃盗ですよ。
 今その、急に思い出して怒りがムラムラとこみ上げてきましたけど、高田馬場のラーメン屋であったことですが……。おいしいラーメン屋で有名な店でした。もう何十年も前の話だけど、雨が降ってたんですよ。出入り口に傘立てがあって、その傘立てはパチンって止める鍵のついてない壷のような傘立てだったんですよ。カウンター席しかないんですよね、狭くて。それでその傘立てに、傘を入れて、席についたんですよ。近いから大丈夫だろうと思って。それに、カウンターだけなので、だいたい人が見えてるわけですから。
 それでラーメン頼んでラーメン食べてたんですね。隣の男が食べ終わってお金払ったかと思うと、なんか、バサ! っていう感じで飛び出していったんだね。もしかしてと思って自分の挿した傘をみたら、無いんですよ、僕の傘が。
 もう、窃盗でしょ? それは明らかに。
 もう、一気にそのラーメンが美味しくなくなりました。
 僕はその後、もちろん濡れて歩きましたけどね。ひとの傘を盗るくらいなら濡れたほうがよっぽどまし。それは犯罪ですからね。

 ここで質問者が言うのはそんなことじゃなくて、もうちょっと真面目に作業するかどうかとか、真面目に何かここでするかどうか、そういう話しだと思うんですけどね。

 


 あのね、混乱しちゃうけど、その、お父さんにその傘のことを言ったときもう1つ、聞いたことっていうか、話したことがね。
 真面目と、ちょっと違うかもしれないけど。約束を守るとか、規則を守るとかっていう関連の話なんだけどね。
 お母さん、東京へ出たとき、結構苦しいときだったんだけど、そのときにね、……あるビジネス街で、車が1台くらい通る路地から大きな通りへ出るところに横断歩道と信号がついていたんです。
 お母さんが渡ろうとしたら、歩行者は赤信号でした。
 ビジネス街なので、日頃は凄く人通りが多いんだけど、その日は日曜で、車も人もほとんどいない。何も来ないので、ササッと赤信号を渡って行こうと思ったら、反対側にじいっと赤信号で、待ってる人がいた。
 そしたらそのおばさんが、じっとこちらを睨んでいる。ずっと睨んで、もう追いかけてきてお母さんに文句言わんばかり……。結局、追いかけられなかったんだけど。
 “なんであなた赤信号で渡るんですか!” みたいな感じの文句をいいそうな……。

 


 それで、ぐさっと来たわけね。

 


 そう。それでお父さんに聞いたことがあるの、話ししたの覚えてる?

 


 覚えてる。

 


 それって止まらないといけないものか、ってお母さんはすごく思って。この睨んだおばさんが、おばさんじゃなくて小学校1年生とか幼稚園とか、学童だったらお母さんは止まってると思うの。だけどもう50、60歳のおばさんでしょ? 車も来てるわけじゃないんだよ、通ってないし、ほかには人っ子ひとりいない赤信号で止まらないといけないというのが、ものすごい違和感を感じて。それで、お父さんに聞いたのね。

 


 そのおばさんをベトナムに連れてったら気が狂ってしまうね。物凄い混み合ってる交差点の真中でUターンする車が普通にいますからね。
 ほんとにね。
 あの、バイクの群れが鰯の群れに見えてきますからね。それでガイドの人なんかは「すっごく危険ですよ」とか「絶対に1人で街中を歩いちゃいけませんよ」と言うんですよ。
 だけど、よく観察してそこを無理に何度も横断して歩いてみたんだけど、雑然としたオートバイの群れにも微妙に不文律があるというのがわかるね。

 物凄い交通量の交互通行で、信号もへったくれもあったものじゃなくて、みんなガッコガッコ行きたいほうへ行くんですけど、ルールがあるんですね。“止まらない”っていうルール。止まらないんです。かと言ってスピード出さない。ゆっくりのスピードだからすれ違えるんです、避けながらでもね。そのルールを理解してると赤信号だろうがなんだろうが向こうから人が来ようがゆっくり走ってお互いによけて通る事ができる。
 僕はタクシーの助手席に乗ってたときなんか、とても恐いですよ。対向車線側からは群れでオートバイが直進してくるのに、その群れに突っ込むようにハンドルを切って進んで行く。

 


 正面衝突すると思うもんね。

 


 正面衝突しに行くんですよ。でも、ぶつからない。お互いに止まりもしないで走っていく。
 非常にモラルの高い国だなと、その無茶苦茶な運転を見て思いましたけどね。
 僕は向こうの外交官に、
「よくあんな、事故が起きないものですね」
 と言ったら、
「いや、ものすごく交通事故、多いですよ」
 って。何だ、ぶつかってるのかって思いましたけど……。けっこうぶつかってるんでしょうね。だけど大事故ではないでしょう。交差点ではみんなスピードは出してないですから。
 
 そうそう、さっき、不真面目な人と一緒にトイレ掃除を2人でやったらどうかと。
 もう1つ言うの忘れてましたね。中くらいの人と掃除したらどうか。
 不真面目でもない、真面目でもない、中くらい。
 そういう人と一緒にやったらどうでしょう。自分が真面目にやろうとしたとする。どうなんでしょうね、おそらく中くらいの人でも、自分が真面目にやってたら、不真面目だなと感じることになるんじゃないですか。

 畑で2人で土寄せしてるとき、相手が中くらいだったとする。自分よりも遅い。あれ、この人もっと体力あって、早くやろうと思えばやれるのに私より明らかにやってない。それに気がついても特に急ごうともしてない。不真面目なんじゃないかって疑い出てきませんか。
 それについてどう考えたら良いのか、というのがこの問題の本質でしょうね。
 どう考えますか? みんなはどう考えますかね。

 うんと……じゃあ自分が中位だとして、たまたま一緒になったペアが超真面目だったとする。それで自分は普通のペースでやろうとしてジャガイモの土寄せしてるのに相手はすごいスピードで、ブンブン! って言いながら――言わないか――ジャガイモの土寄せしてる。

 さあみなさんどうします。みんなに聞いてみましょう。
 じゃあ選択肢は3つで。
 1、まあ自分は普通の人なので、そのまま土寄せ続ける。
 2、まあその超真面目なエンジン音立てながらやってる人ほどいかないけど、普通より頑張って無理してでも急いでやる。
 3、その他。
 3択でやりましょう。1番、2番、3番……。結果は2番がほとんどですね。
 3の人が1人。それは何?
 
 
3に手を挙げた人:
 真似をして、自分の出来るペースで。質を真似をしてやります。
 
 
お父さん:
 じゃあ限りなく2番に近いね。
 それから1番の人が1人。それはなんで?
 
 
1番の人:
 いや、できることを、やる。できないことはやらない。
 
 
お父さん:
 なるほど。
 こういう少数意見は、あるんだと思うんですよね。
 あのね、例えば、今みんなは、ほとんどの人が2番に手を挙げました。それかなり正解なんです。正解なんです。
 あの、ご飯だってそうなんです。
 食事のスピード、飲むスピードというのは、だいたい、お互いに合わせ合うものなんです、無言のうちに。それを無視して、いつまでも飲まなかったり早く飲んだりするのは、人の気持ちを汲まない人ということになっちゃうんです。わかります? 

 人というのはよほど何もなければ、だいたいは相手に合わせようとするものだし、そうすべきなんですね。すべきなんです。
 
 で、ところが、例えばさっきの掃除の話じゃないけど、自分がこのくらいのスピードでやっても、やってこないときがある、相手が合わせてこないときがある。
 それは2つに1つなんです。
 よっぽど、人の心配りができない、無能で無頓着な人か。
 もう1つは何か事情があると思うべきですね。事情が。
 
 それで僕なんかはどっちかというと、何かの事情を汲みますね。何かちょっとはっきりは言えないけど何か事情がある人なんですよね。
 だから、自分の真面目さ、自分のスピードに何かしらでついて来ないと言ったら、なにか事情があると思ったほうが良いんじゃないでしょうかと言うね。時と場合によってはですよ。
 そこも含めて考えてくれないかなということなんですよ。
 
 ただね、今の中学校とか高校へ行くと、明らかに意地悪で、明らかに傍若無人で、明らかに態度の横柄な人間がゴロゴロしてるのも確かです。だから明らかに人格的におかしいやつ、不真面目なやつは相手にしない。何か理由があっておかしな人格をやっているにしても、相手にしないほうがいいでしょう。

 だけどその他のことではおかしなことが無いのに、今日なにか自分に合わせてこないっていうのは、不真面目というのじゃなくて、なにか事情があるのかなというふうに考えたほうが良いんじゃないでしょうか、っていうふうに思いますね。
 
 ということでね。これ、真面目さとは何のために持つものですかという、ちょっと抽象的な質問なんで、抽象的にしか答えられませんけど、今言ったようなことを考えて分析したらーー。
 良いですか、普通の人は、真面目さをだいたいお互いに合わせ合うものだ、ということになるでしょうね。
 合わせてこないということは、なにか事情があるか何かなんだというふうに考えてみるのも良いんじゃないでしょうかね。
 というふうにちょっと僕は思いました。
 いいかな、お母さん。
 ちなみにお母さん、僕は真面目だと思いますか、思いませんか?

 


 真面目だと思います。

 


 良かった。一緒に住んでて、そうじゃなかったら困るものね。

 


 (お母さんは)どうですか?

 


 真面目だと思いますよ。
 まあみんなの前で褒め合っててもしょうがない。

 

( 2018年5月11日掲載)






 

 

 

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第338回「養護施設で人の生き方を教えることについて」
第339回「自分の評価をぶらさずに肯定感を保つには」
第340回「いいサブリーダーとは」
第341回「自分のマイナスを捉えることが苦手」
第342回「すぐに涙が出るのは自分が薄っぺらいからですか」
第343回「摂食障害から回復した状態とは」
第344回「楽なほうに逃げてしまう自分は、まず何を変えればいいか」
第345回「体重が増えると大きな気持ちでいられるようになった」
第346回「気持ちに強弱をつけるということ」
第347回「自分を縛りがち」
第348回「相談するのが苦手」
第349回「敬語でなく横並びの関係を取りたい」
第350回「内向的に育った自分の欠落をどう捉えたらいいか」
 
第351回~第400回(クリックすると一覧を表示します)
第351回「『なんで』という言葉が多い子供とそうでない子供の違い」
第352回「コンタクトレンズを入れていると頭が痛くなる」
第353回「怒られないための人生を変えるために、まずどうすればよいか」
第354回「啓発本に逃げるような読み方にならないためには」
第355回「どうすればいいリーダーとしての話し方ができるのか」
第356回「自分が薄っぺらいのを直していくにはどうしたらいいか」
第357回「自信を常に安定して持つにはどうすればいいか」
第358回「話すことで気持ちがチャージされる」
第359回「ナルシストと自信がない人」
第360回「朗読をするようになってからビクビクするのが減った」
第361回「大きな目標は、いつ持つものなのですか」
第362回「踏み込まれる怖さ」
第363回「人と人との間に境界線を持つこと」
第364回「怒られやすいタイプ」
第365回「宗教心とモラルについて」
第366回「生育環境が自分より豊かな人に対して壁を作ってしまったり、豊かでなかったことの寂しさや負の気持ちはどうしたらとれるのか」
第367回「桃の味が古い樹と若い木で違うのは」
第368回「自傷について」
第369回「適切な兄妹関係とは」
第370回「野菜を上手に育てられていない心持を具体的にどう直したらよいか」
第371回「甘えをなくし続けることが自分にとって回復し続けることですか」
第372回「AIについて」
第373回「話を要約するのが苦手」
第374回「要領がいい人と、要領が悪い人の差」
第375回「自信の具体的なつけかた」
第376回「物を壊す頻度が多く、どうしたらなくせるか」
第377回「0か100思考をどうしたら克服できるか」
第378回「本を読むとき、作者が伝えたいことが読み取れない」
第379回「シスターの人とどう作業をするか」
第380回「朗読をするとき、面白い場面でも笑わずに読むにはどうすればよいか」
第381回「いつもと違う真剣な空気を怖いと感じてしまう」
第382回「人や野菜の気持ちが汲めないことが多い」
第383回「人をどう評価するか」
第384回「自閉症や発達障害が増えているのはなぜなのか」
第385回「いじられキャラになってしまうのはなぜか」
第386回「小説から現実の世界に戻れないのはおかしいことか」
第387回「ミスをするのが怖い気持ち」
第388回「人と話をするようにどれくらい努めるべきか」
第389回「人との距離感について」
第390回「普通の人になりたいと思うほど、苦しくなったのはなぜ?」
第391回「運転中、後ろから 車に追突されそうなときは」
第392回「窓口で会う、素敵な人のようになりたい」
第393回「人と話すときに遠慮したり、混乱したりして、何も言えなくなってしまう」
第394回「日本の縫製業のこれからについて」
第395回「地で生きていることについて」
第396回「人に言葉を伝えるのが下手だと思う」
第397回「自分に合う服」
第398回「人と目を合わせるのが怖い」
第399回「謙虚な気持ちとは」
第400回「気遣いができるようになるには」
 
第401回~(クリックすると一覧を表示します)
第401回「写真と自分のイメージがかけ離れている」
第402回「地で生きていると苦しくなること」
第403回「急かされている感じがして焦ってしまう」
第404回「相手の本質がわかるようになるにはどうしたらいいか」
第405回「怒りについて」
第406回「神様を信じる気持ちについて」
第407回「未熟な自分を受け入れることについて」