【マラソン日記】「4月18日 りな ― フルマラソン大会まで、3日。日々、走るパワーをもらって ―」

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4月18日 りな

「フルマラソン大会まで、3日。日々、走るパワーをもらって」
  

  
 フルマラソンまであと3日。今日は、団体で梅の木コースのランニングに行きました。ランニング前の柔軟体操は、今日は体育館ではなく、畑でした。
 すぐランニングに行ける格好をして、道路側ハウスに向かいます。そこには、レタスが植わっていて、近頃ネキリムシ被害が多発しているとのことで、今日はランニングに行く全員で、ネキリムシ対策を行いました。

 1ハウスの中に、10人も20人もの人が集まっていると、ハウスの中が狭く見えるぐらいぎゅうぎゅうでした。ハウスの中で、こんなにたくさんの人数が集まるのは、初めてなのではないかと思うぐらい、賑わっていて、特別な光景に、少し嬉しい気持ちになりました。
  
  
 レタスは、ロメインレタスとリーフレタスの2品種が植わっています。リーフレタスは葉がフリフリしていて、色も淡くて、見た目がとても可愛いなあと思います。ロメインレタスは、リーフレタスとは反対に、緑が濃く、葉は縦長のだ円形で、角度45度以上にピンと上に伸びています。少し、ウサギの耳のようで、元気いっぱいにみえました。どちらの品種も今年新しく作る品種で、同じレタスでも、こんなにも形が違うのかと驚きました。

 また、つい1週間ほど前に見た時よりも、ぐんとおおきくなって、葉数も増えて、一気に一人前っぽくなっていることに、感動さえ感じるぐらい、嬉しくなりました。
  

〈玄関下では、紅と白のハナミズキの花が咲き始めました〉

  
 全員の手で、レタス全株の根元を、チェックしました。ネキリムシ対策で株もとに敷いていた草も、一度取って畝の上を綺麗にし、最後は隙間なくきっちりネットを掛けました。ネット掛けまで全て終わったのが、ちょうど開始から20分が経過したところで、ぴったり、ふだん柔軟体操をしている時間と同じでした。タイムリミットの中で、終わらせられて、達成感を感じました。

 レタスも、大人数によって手入れされて、嬉しそうに見えました。これからのレタスの成長を、見守っていけることが楽しみです。
  
  
 レタスの虫つぶしが終わってすぐにランニングへ。今日含めて、あと3回しか走れないのかと思うと、少し寂しい気持ちにもなりました。

 これまで最長コースを走ってきたからか、梅の木コース2.5キロがとてもあっという間に感じるようになりました。梅の木の坂も、みんなでお題を回していると、いつの間にか終わっているぐらい、楽々登り切れるようになりました。日々の積み重ねの大きさを、身に染みて感じたし、自分一人では到底続けられなかったなと思いました。
  
    
 当日も、今日みたいに、みんなでお題を回しながら走れたら…と思うけれど、十分すぎるぐらいに、みんなから日々走るパワーをもらっているなと思いました。当日は、それを誰かの為に還元するだけなのだなと思いました。

 残りわずかの期間になったけれど、フルマラソン当日に向けて、気持ちも、身体も、ピークに持っていきたいです。
  

 

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