【マラソン日記】「4月20日 りんね ―3か月の積み重ねと思いを仲間とともに、明日に繋げて―」

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4月20日 りんね

 

「3か月の積み重ねと思いを仲間とともに、明日に繋げて」

 1月15日から始まったマラソン練習。明日に本番を控えて、みんなで積み重ねてきた練習も、ついに最終日を迎えました。

 梅の木コース、那岐コース、石生一周……と少しずつ走る距離を伸ばしながら、日々、みんなで走り続けてきました。ピークは、石生、なのはな、梅の木の14.2キロ、私にとっては人生で最長の道のりを走りました。そして、フルマラソン本番が近づいてくると、徐々にピークアウトをして、個人走から、初心に帰って団体で走る練習になりました。
  
  

 今日は、一番初めに走った梅の木コースを、お仕事組さん、りゅうさんも一緒に走りました。

 最後のお題は、「これまで、3か月間マラソン練習をしてきた感想」。
 「みんなと一緒だったから、今ここで走ることができている」「みんなのお陰で、強くなれた」「みんなの中でだから、頑張れた」……。傍で走っている仲間の気持ちが、一つだということを、改めて感じました。
  
  

 私も、この3か月間、自分の未熟さを実感するようなこともたくさんあったけれど、ここまでずっと走ってくることができたのは、みんなの存在の中にいられたからです。

 体力がある子も、体力に自信がない子も、気持ちのでき方もそれぞれでも、淡々と、一緒に毎日の練習に向かい続けました。マラソンは、競争ではなくて、それぞれが今のベストへと身体も心も鍛えていけるように、みんなの存在がお互いの灯になって、一緒に頑張ってきました。毎日毎日、時には休息日もあって体を休めながら、コツコツコツコツ……。
  

   
 私は、体力も気力も、あまり強くはありません。けれど練習の中で、ゆっくりでもいいから、走り続けることに意味があると感じました。それは、人生そのものの縮図だと感じました。

 みんなの流れに身を任せてきたから、今、私はフルマラソンを前にして、落ち着いた心と身体でいることができています。これまで、みんなと一緒に淡々と走り続けてきたこと。それが何よりもの自信になります。そして、きっとこれからも。

 やれるだけのことは、やってきました。後は、運命に身を任せる思いで、精一杯を尽くしたいです。みんなにとっても、気持ちのいい走りができる一日になりますように。

 

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