5月2日
●魔法にかけられたように
お誕生日席に座ったあゆちゃんの笑顔が、とてもうれしかったです。
わたしは、あゆちゃんのひとことで、180度、ものの見方が変わってしまったり、あるいは、世界が変わったような感覚になります。
コンサートの前、あゆちゃんが歌詞の意味を教えてくれたり、コーラスやダンス練習をしてくれたとき、何度もそう感じました。
その曲に込められている思いを、わたしたちだったらどうやって伝えるか、わたしたちならどう解釈するか。あゆちゃんが伝えてくれる、あゆちゃんが見ている世界が、本当にやさしくて、希望にあふれています。
『ビューティフル・ピープル』を踊っていると、いつも思い出します。
「わたしたちは自然で、ありのままでいい。これから未来をつくっていく、わたしたちの希望や願いを伝えればいいんだよ」
この曲を踊り始めて間もないころに、あゆちゃんが話してくれた言葉です。そう思ったら、作り笑顔も緊張もいらなくて、すっと、笑みがこみ上げてきました。
心が解放されていくような、わたしにとってもみんなにとっても、大好きで大切な曲になっていくのを感じました。
『ビューティフル・ピープル』だけではなくて、あゆちゃんとみんなで取り組んだ、なのはなで演奏する曲のどれもが、宝物になって、わたしの希望になっていきます。
最近も、山小屋キャンプの吹き矢の準備で、あゆちゃんに助けてもらうことがありました。あゆちゃんがやって来て、「あのね、勝手に話していたんだけど、こういう的はどう……!?」と、伝えてくれました。
そのアイデアを教えてもらったとき、胸にぱっと、ドキドキわくわくする気持ちが広がりました。同じテーマ、恐竜の的なのに、少し見方や考え方を変えたらこんなにも面白くなるなんて! と驚いたし、チームの枠を超えて、お互い様で考えてくれていたことが、本当にうれしかったです。
それは、大きくて広い優しさを持つあゆちゃんだからできることだなあ、と、あらためて感じました。
こうやって何度も、あゆちゃんの姿や言葉から、魔法にかけられたように、自分の世界も変えてもらえることが、本当に幸せです。
わたしも、あゆちゃんと同じなのはなの子として、同じ仲間として、やさしい世界をつくる1人になって生きていきたいです。
あゆちゃんのことを尊敬していて、大好きです。