4月20日(土)「山小屋へ。ズッキーニの植え付け完了 & フルマラソン本番へ向かって」

4月20日のなのはな

 古吉野周辺にはいくつもの畑があり、ここ数日も、キャベツやスイートコーンなど、たくさんの野菜が定植され、すくすくと育っていっているのですが、今年は山小屋にも2種類の野菜を植え付けます。それは、ズッキーニとカボチャ。この日は、ズッキーニを山小屋に定植しました。

 これまでは、主に豆や芋類が山小屋の畑で育てられていたようなのですが、私はまだその光景を一度も見たことがなく、どこが畑になっているのか。これからどうなっていくのか。ワクワク・ドキドキで、車に乗って向かいました。

 

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 山小屋に到着し、いつものように坂を上ると、そこには栗の木や柿の木に囲まれた畑が広がっていました。奇麗に耕され、畝のラインが引かれていて、それだけでも感動したし、おじいちゃんの山の空気に、ものすごく安心した気持ちになりました。

 これまでの定植とは、またひと味違った新鮮な気持ちで、いよいよ作業を開始します。まずは畝たてから。とってもふっかふかで、どこまでもふかふかで、気持ちが良くて楽しくて、立て始めたらあっという間に畝ができていきました。この畑は、30度ほどの傾斜になっているので、上りながら土をあげてるときは、少し大変な部分もあるのですが、下るときには、ほとんど力を入れないで良い、と言ってもいいくらい、自然と土を上げることができて、そんなように2つの感覚を楽しめる畝立ても新鮮で、とっても楽しかったです。

 

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 畝を立てられたら、真ん中に溝を掘って、牛肥を入れて、ならし、70センチm間隔で穴を開けて、苗を置いて……そして植え付けていきます。双葉がぷっくりとしていて、可愛くて。苗を持つと、ふわっと、ズッキーニと思われる優しい香りがして、癒されて。そんな可愛いズッキーニを、茎の部分を折らないように優しくふかふかの土をかぶせ、倒れないように真っすぐ植え付けてあげます。

 植え付けられたら、とっても大事な水を1株1株、たっぷりとやっていきます。山小屋へは、頻繁に来られるとは限らないので、やれるときにしっかりと水やりをします。(大きくなーれ!)

 そして、ここから3つの対策を行います。1つ目は、なるべく乾燥しないように、水ができるだけ保たれるように、保湿として草敷き。2つ目は、病気対策として、消石灰まき。株の周りに粉雪のように薄くまいて行きました。

 

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 3つ目は……害獣対策として、畑前面をぐるりと一周、ネットで囲います。畝立てをしているときから、なつみちゃんたちが穴あけドリルで穴を開け、竹を打ち込み、ネットを張り始めてくれていました。定植を終えた私たちも、最後ネット張りに合流。隙間1つなく、ぴっちり裾をとめ、美しく張り、何よりも、(絶対に害獣が入りませんように、ズッキーニが守られますように)と強く願いました。

 

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 そして、無事に畝立てから定植、外周のネット張りまで、美しく、気持ちよく、完了しました! 終わった後に、改めて畑を見ると、山の中に整然と植わるズッキーニ……凄く奇麗で、皆で大満足。おじいちゃんの山ですくすくと元気に大きくなってくれますように。

(ももか)

 

 

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〈種まきや定植をして間もない野菜は、水やりが肝心です。明日はマラソン大会で、1日、畑に出られないため、古吉野でもたっぷりと水やりをしました〉

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〈田んぼの整備や草刈り、耕耘も、日々、進めています。この日は、永禮さんが来てくださり、1日を通して、トラクターで田んぼを耕してくださいました〉

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〈午後は、山小屋キャンプの準備も進めました。ウォークラリーの実行委員は松ぼっくりを集めていましたが、いったい何に使われるのでしょうか?〉
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〈今回のキャンプのテーマである「昆虫」の大型模型づくり。ジグソーを使ったベニヤ板のカットや、組み立てが進んでいます〉
〈フルマラソン前日のランニングは、全員で梅の木コースを走りました〉
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〈夜には、フルマラソンに臨むにあたっての確認を、みんなで行いました。これまで練習で走ってきた総距離は325キロ。練習メニューを立ててリードしてくれていた、マラソン実行委員が発表してくれました。明日はみんなで、良い日にできるよう、安全に、精一杯で、大会へ向かいます〉