【マラソン日記】「3月30日 りんね ―広がる景色は、春爛漫―」

marathon-nikki

3月30日 りんね

「広がる景色は、春爛漫」 


  
 朝7時頃は、外へ出るとひんやりとした空気をしていましたが、日が昇るにつれて、ぽかぽかとした春の暖かい空気になりました。

 今日はお仕事組さんと一緒に、那岐、石生のショートコースを個人走で走りました。先週末は雨が続いていて、お仕事組さんと外へランニングに行けたのは、すごく久しぶりでした。
  

 私が走る前方には、ひろちゃんやゆずちゃんの姿があって、傍にお仕事組さんを感じられるだけで、とても嬉しい気持ちになりました。

 走りながら景色を見ていると、晴天でも、全体に薄い霞がかかっていました。那岐山もいつもよりはぼんやりと見られて、春霞だな、と感じました。
  

〈玄関前では、枝垂れ桜が咲き始めています!〉

 

 昨日から一気に暖かくなって、次々に春の花が咲きだしました。足元にはフキノトウ、スミレ、オオイヌノフグリ、ナズナなど、春の野花がそこかしこに。梅林の梅が散ってくるのと入れ替わりに、しだれ桜や花桃、ユキヤナギ、レンギョウが花開きました。
  

 石生の坂を上って、カメラマンのえみちゃんと一緒に、少し寄り道をして、池上のスモモ畑へ行きました。スモモは、早咲きの木が、真っ白な花を満開に咲かせていました。
 スモモ畑の隣で、イチジクの挿し木の様子を見ると、一足早く成長している芽が、葉を開きかけていました。
  

〈イチジクの芽の葉が開き始めていました!〉

 

 春爛漫。今の時期が、一年の中でも最も、景色が花に彩られるのかもしれない、と感じました。春の花は、一斉に華やぐ代わりに、散ってしまうのも早い。そのことを思うと切なさも感じてしまいますが、今の景色をめいっぱい味わいながら、ランニングできることが幸せだな、と思いました。
  

〈池上のスモモ畑の様子〉

 

  
 4月に進学で出発していく、えみちゃんと隣り合って走っていると、こうやって一緒に走れることが大切な時間だなと感じました。同い年のえみちゃんと離れてしまうことは、寂しさもあるけれど、えみちゃんが「なのはなにたくさん帰ってくるね」と言ってくれて、嬉しかったです。離れていても、なのはなの気持ちを持ち続ける、えみちゃんのことを思って、私も頑張っていきたい、と思いました。

  
 古吉野なのはなへ帰る坂を下ったところには、シデコブシが、可憐な淡いピンクの花を優しく咲かせて、モクレンが、濃い紅の花を空に向かって咲かせていました。たくさんの春の花に囲まれて、古吉野は桃源郷みたいだと思いました。

 明日は、午前にフルマラソンのコースの下見へ行き、午後にりゅうさんのお誕生日を祝って、春のなのはな運動会を行います。フルマラソンが、着々と近づいてきています。加茂郷のコースを実際に見て、本番のイメージを持てるようにしたいです。  
 また、りゅうさんのお誕生日をお祝いし、日ごろのフルメニューで鍛えている体を使って、みんなで運動会を楽しみたいです。

 

 

insert