３月３１日 ななほ
「本番まであと２１日。マラソンコースの下見へ！」
津山加茂郷フルマラソン全国大会まで、あと２１日。
日曜日の今日、家族みんなで、マラソン大会が行われる加茂へ、コースの下見に行きました。
噂に聞いていた、フルマラソン大会のコース。
みんなから、「石生一周コースの坂道をよく走っていたら、フルマラソンの坂道も走り切れる。石生コースほどの坂道はないよ」と聞いていたものの、どんなコースが待っているのかドキドキしていました。
私は今回、津山市の加茂町で行われるフルマラソン大会に初めて出場します。今日の下見では、実際にフルマラソン大会のスタート地点となる運動場や、ミニマラソンの折り返し地点位置の確認をしてから、フルマラソンのコースを車で走りました。
行く前から、ちょっぴりとした緊張と、ドキドキで胸がいっぱいだったのですが、同じ車では、以前、フルマラソン大会を走ったことのある子達が、マラソンを走るときのエピソードや、コースについて、たくさん話してくれて、みんなの話を聞く中で、少しずつ、緊張よりも楽しみな気持ちのほうが膨らんできました。
フルマラソン大会のコースは、スタートして１０キロは平たんな道のりで、その後の１０キロが上り坂で折り返し地点。その後は１０キロ、来た道を戻る下り坂で、最後の１０キロは平たんな道のりとわずかな上り坂とのこと。
実際に車でコースを走ってみると、１０キロの上り坂は思っていた以上に長く感じたのですが、みんなが、「でも、石生一周コースをコンスタントに走れていたら、この坂は上りに感じないくらいだよ」と言ってくれて、その言葉を信じようと思いました。
また、４２．１９５キロの道のりはやはり、大冒険のように長く感じたのですが、かにちゃんが、「４２キロの道のりを思うんじゃなくて、まずはそこの電柱まで、次はそこの角までというふうに、小さな目標を立てながら走ったらいいよ」と教えてくれて、その言葉に少し、心が軽くなったのを感じます。
「ここに、給水所があるはずだよ」
「ここは、いつも、なのはなの応援組のみんながいてくれるよ」
「地域の人が応援してくださったり、バナナやたくあんなどを用意してくださっているんだよ」
フルマラソンに出場したことのある子たちが色々なことを教えてくれて、車で走りながら、実際に自分が走るのをイメージしていくと、本番が楽しみになりました。
今、マラソン練習をしていても、年齢制限でミニマラソンを走る予定の、ももかちゃんやすにたちゃんなどが、「ななほちゃんのこといっぱい応援するね」「いつでも、バケツの水を持って待ってるよ（冗談だけれど）」「どんな風に応援してほしい？」と話してくれていて、本番、お父さんとお母さん、ミニマラソン組の子たちなど、なのはなからも応援してくれる人たちがいてくれると思うと、本当に心強いなと思いました。
フルマラソン大会のコースは山道も多く、山の中は涼しいからか、まだ梅の花が満開で、桜はそれほど、咲いていませんでした。フルマラソン当日、どんな天気になるのかは分かりませんが、今日は咲いていなかった桜の花は咲いているだろうなと思い、フルマラソン大会を景色を見ながら走るのも楽しみです。
今日の下見の最後には、フルマラソンコースの途中にある阿波森林公園で、みんなとお弁当を食べました。
そこでは、いくつものテントが張られていたり、フキノトウが生えていたり、川の流れも優しくて、春らしい雰囲気で溢れていました。
フキノトウを見つけては、みんなと、「わぁ、いい香りだね」と言い合ったり、まなかちゃんが靴を脱いで小川に足をつけて涼んでいたりして、こんな風に小さな発見を誰かと共有したり、自然に自由に触れられることが幸せだなと思いました。
そんな中、みんなと各チームで輪になって手作りのお弁当をいただくと、心のなかまでポカポカとしたし、日曜日のピクニックが嬉しかったです。
また、お弁当の後は、午後から行われる予定の『りゅうさんのお誕生日記念 なのはな大運動会』に向けて、準備体操をしました。
大自然に囲まれた中、準備体操をしているとすごく空気が綺麗で、身体の底から新鮮な空気で浄化されたような気持がして、フルマラソン当日も、こんなにも自然に囲まれた中、「生きている」ことを実感しながらマラソンを走れると思うと嬉しいなと思いました。
正直、２１日後に４２．１９５キロという道のりを走り切れるのかどうか、不安の気持ちがたくさんあるのですが、みんなとフルメニューで鍛えた身体と、粘り強い気持ちで本番に向かっていきたいです。
明日から４月に入ります。あと２１日間、みんなと１日いちにち、走る楽しさや喜びを味わいながら、前向きな気持ちで明日からも、フルマラソン大会まで積み上げていきたいです。
