
7月26日のなのはな
ちょっぴり特別気分の土寄せ。午後は、ニラの草取りから始まって、太ネギとオクラの土寄せを、やよいちゃんたちと進めました。
土寄せをするために、さくらちゃんが畝間の土を管理機で耕してくれたのですが、ある程度、管理機掛けが進むまでの時間で、私たちはニラの草取りをしました。
私は、ニラが梅林奥奥畑に植わっているのは知っていたものの、実際に畑に行くのは初めて。みんなでギュッと並んで、絶・対・にニラを抜いてしまわないように、注意しながら畝に生えた草を抜いていきました。作業をしていると、ふわっと香ばしいニラの香りがしてきて、幸せな気持ちになります。
繊細なニンジンの草取りのように、時間がかかってしまうかと思ったら、いざ取り始めてみると、思いのほか、はっきりとニラと雑草を見分けやすく、周りの草はとても抜きやすく、10分足らずで、すべてのニラがくっきりと畝の上に並びました。
それでは鍬を持ち、土寄せへ。最近の土寄せといえば、ジャガイモやサトイモの芋類や、小豆や白大豆、黒大豆の豆類が主だったのですが。今日は太ネギとオクラと野菜の土寄せ、それだけで新鮮な気持ちになりました。
太ネギの畑につくと……さくらちゃんが、ふかふかに畝間を耕してくれていました。その土を見るだけで、もう胸が躍ります。
いざ、土寄せを始めて見ると、鍬を滑らせるだけでたっぷりと太ネギのところに土が寄っていく、寄っていく。一人一畝入って進めていったのですが、永遠にしていられそうなくらい、力が全くいらず、気持ちがよいくらいにサクサクと進んでいきました。
みんなから次々「次の畝入ります!」の掛け声が聞こえてきて、そしてあっという間に太ネギの土寄せが完了しました。
太ネギから少しレベルアップして、オクラの土寄せに挑みます。太ネギはひざ下にも届かない草丈だったのですが、オクラは、私の顔のあたりまで高さがあり、とにかく大きい。鍬を使っていると、大きな葉が顔の目の前にあるので、ジャングルの中の土寄せ気分。
太ネギは一人一畝ずつを担当したけれど、レベルアップして少し大変なので、今回はみんなで一畝に入って、みんなを近くに感じながら、株が倒れないようにしっかりと株もとに土を寄せていきます。
ここもまた、さくらちゃんがふかふかに耕してくれていて、たっぷりと土があるので、思う存分、オクラに土を寄せられます。どさっ! どさっ! といってもいいくらい、立派な株にはたくさんの土を。
16畝とボリューミーな畝の数と、株の大きさ、株数だったのですが、みんなと助け合いながら一畝一畝、確実に終わらせていき、最後はスピードアップして、無事にオクラの土寄せも完了しました!
ニラの草取りから始まり、太ネギ、オクラの土寄せ、盛りだくさんの午後。みんなと力合わせて、草から救出したり、土を寄せてあげたり、これでぐんとまた野菜たちが成長してくれますように……。
(ももか)
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コミュニティ畑とうなぎとり畑で育てている白大豆は花が咲いていて、花が咲くころが一番水が必要な時期です。株の真ん中に紫色の小さな花がたくさんついていて、すごく可愛い白大豆の花が私は好きだなあと思います。
この日は午後から、2チームに分かれて夕方の作業時間でたっぷりと白大豆の水やりをしました。私はほしちゃんと一緒に、うなぎとり畑の白大豆の水やりをすることになり、2人で畑へむかいました。畑に着くと、もう1チームのさやねちゃんとあやちゃんペアが軽トラでエンジンポンプやホースなどの水やりセットを運んでくれていて、お互いに「頑張ろう!」と話してからスタートできて嬉しかったです。

うなぎとり畑は全部で4枚の畑になっており、2枚の畑ずつに分けてそれぞれ1時間ずつで水やりができるようにする作戦で水やりをしました。
ほしちゃんがホースで水やりをしてくれて、私は畝を移動するときの補助をしたり、水路からジョーロで水をくんで、同時並行で水やりを進めました。うなぎとり畑は畑に沿って水路が流れているので、ジョーロでくんで水やりをする人も、ホースで水やりをする人と同じくらい速いペースで水やりを進められます。
2人で時間配分を考えつつ、とにかく時間いっぱいひたすら水やりを続けました。効率の良い水やりができたかなあと思ってとても嬉しかったです。
水やりは畑によってやり方を変え、そのときそのときでベストな水やりができるように頭も使って作業しています。上手くいったときは本当に達成感があり、私も水やりの作業が大好きです。
私もほしちゃんも、最初から最後まで同じペースで水やりを続け、作業終了時間ほぼぴったりに水やりが終わりました。2人で、「やったね!! 時間ピッタリだ!」と喜び合えて、気持ち良く作業を終えられたことが嬉しかったなと思います。
黒大豆にも花が咲き始め、明日からは白大豆に加え黒大豆の水やりもしていく予定です。限られた時間の中でもできるだけたっぷりと水やりができるように頑張りたいと思いました。
(よしみ)

諾神社で開かれる夏越祭の前日。太陽の高い時間や、夜の時間には、諾神社で披露するフラダンスを練習しました。各チームで集まり、細かな部分まで志を持って確認しあいました。