5月17日
午後、桃の木のネットかけをしてきました。
みんなでミシンで縫い合わせた桃用の防虫ネットは、こんなにも大きかったのかと驚きました。ひとつのネットで3~4本の木が覆えてしまうくらいの大きさでした。
その大きなネット、大きな桃の木を相手にするのはすごく難しさを感じました。あけみちゃんたち桃メンバーのみんなは、さすが手慣れていて、格好良かったです。
桃に関する作業に慣れていない、わたしは、焦りすぎて、変な動きをしてしまっていました。早くネットをかけたい、思い切りネットを引っ張りたい気持ちに駆られます。でも、それではいけなくて、落ち着いて、みんなと気持ちと息を合わせて動くことが大事だと感じました。
桃の枝に負担はかかっていないか、ネットは足りているか、どこかに引っかかったりしていないか、脚立の人の手助けで何かできることはあるか…。そのときそのときで考えないといけないことは山ほどあります。桃の木、道具、周りの子、すべてに優しいけれどスピードもある作業、それは本当に広く大きな視野で居続けないとできないことです。
桃メンバーのみんなの気持ちの通い合いが強いなあと感じました。「こうしてほしい」「ここは間違っていると思う」とか、意見を真っ直ぐに伝え合っているのに、みんなが何のためらいもなくて、「一刻も早く桃の木を守りたい」という気持ち1本で繋がっていることを感じました。
そのなかに自分も入らせてもらえたことが、ありがたかったです。
時間はかかってしまったけれど、今日目標だった16Rのネットかけを終わらせることができて、良かったです。
自分が桃メンバーであってもなくても、置かれた場所でできることを精一杯やりたいし、このくらいの気持ち、このくらいの真剣さで野菜や仕事に向かいたいです。
もっともっと手際よく、視野広く動けるようになりたいです。