【マラソン日記】「3月24日 りんね ―今日も雨。だけど、私たちは全力で歩く!―」

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3月24日 りんね

「今日も雨。だけど、私たちは全力で歩く!」

  

   
  朝から雨が降ったり止んだり。雨の止み間に、今日はお仕事組さんとも一緒に個人走へ出られるかと思ったのですが、1陣目の『たつのおとしごチーム』が走り出て間もなく、雨が降り始めてしまいました。

 みんなが古吉野なのはなへ帰って来て、室内でのトレーニングを行うことになりました。いつもの体幹を鍛えるメニューに加えて、今日はサーキットトレーニングの代わりに、実行委員さんが考えてくれて、インターバルウォーキングを行いました。

 体幹トレーニングでは、「今日は何の日」にちなんだお題回しをしました。

 
  

   
 一つ目のお題は、『壇ノ浦の戦い』があった日、にちなんで、「みんなが好きな、歴史上の出来事」。

 フランス革命や、金閣寺建立、本能寺の変……。それから、卑弥呼が月を見た、ピラミッドが建った、胡椒を見つけた、など、ちょっとアバウトな回答も多々。私も、歴史のことはぱっと思い出しにくいな、と思って「月面着陸」と大きく答えました。いつもとは違うことを考えて、みんなのいろいろな答えを聞けて、楽しかったです。

 もう一つのお題は、『おもてなしの日』にちなんで、「みんなが、なのはなの子にやってみたいおもてなし」。

 面白かったのは、すにたちゃんの、「朝起きたら、カツラを被った私がおはようと言う」という答えでした。後になって、すにたちゃんが真剣に考えた結果、朝起きたとき、金髪のカツラを被った人に「おはよう」と言われたら嬉しいだろう、と考えたんだ、と話していて、面白いけれど、すごく素敵な思い付きだと思いました。

 他にも、ほしちゃんが「即興でみんなの似顔絵を描く」とか、しなこちゃんの「なのはなの野菜でフルコース」など、とっても素敵な答えがたくさん出て、聞くだけでも嬉しい気持ちになりました。

 お仕事組さんも一緒に、大人数で新鮮なお題を回しながら、プランクなどのきつい体幹メニューも乗り切ることができて、嬉しかったです。

 
  

   
 体幹メニュー後、インターバルウォーキングを行いました。

 列になって、体育館をぐるぐると歩き続けます。テンポの速い曲に合わせて、速歩で1曲分。それから、ゆっくりめの曲に合わせて、ゆっくりと1曲分歩く。それを4回し。

 インターバルウォーキングを行ったのは、すごく久しぶりでした。意外と、全力で歩くのは、走るよりもきついと感じました。けれど、アップテンポな曲に合わせて速歩で歩いていると、雑念が抜けて、前のめりな気持ちになっていくことを感じました。

 
  
 ゆっくり歩くときは、ただ歩くのではなく、ステージを歩くときの歩き方をします。ウォーキング練習といえば、ウィンターコンサート前の練習です。この歩き方をするだけで、コンサート練習の緊張感を思い出して、身が引き締まりました。

 途中、お父さんが見に来て、ステージの歩き方を改めて教えてくれました。正しい歩き方は、1歩1歩、腰をしっかりと乗せて、太ももの前側を伸ばしていくこと。ただ歩くだけじゃなくて、腰を前に乗せる意識で、見せる歩き方をすることで、身体が鍛えられることを教えてもらいました。お父さんの妥協しない美意識を感じて、嬉しかったです。
   

  
 腰を乗せて歩くことは、速歩では難しいな、と思いました。どうしても、ついていくだけでも精一杯になってしまいます。ゆっくり歩くときは、コンサートを思い出して、1歩ずつ確実に、美しい歩き方ができるように意識しました。ただ歩くだけでも、美しく歩くということは、難しくて、奥が深いなと感じました。
  
  
 インターバルウォーキングを終えると、じんわり汗ばむくらいでした。雨の日が続きますが、毎日実行委員さんが変化のあるメニューを考えてくれて、新鮮に楽しくできることが、ありがたいです。

 明日は、天気が保たれて、外へ走りに行けたらいいなと思います。  

 

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