3月15日
今日は、あやちゃんがなのはなに来てくれて、天気が良い中、一緒にヨモギ積みが出来て、とってもいい日に来てくれたなと思い、嬉しかったです。
14時に中庭に集合して、少し説明があってからヨモギ摘みが始まるのかなと思っていたのですが、当番を終えて中庭に出ると、「おでこにシールを貼ってもらうんだよ」と教えてもらいました。
言われた通り、あゆちゃんの所に行くと、あゆちゃんがわたしを見て何かを選んでいて、(何を貼られるんだろう)と、思いっきり眉間にしわを寄せているわたしのおでこに、あゆちゃんが「頑張って!」と言いながら、何かが書かれたシールを貼ってくれました。
よく見ると、みんなのおでこにもチラチラ白いシールが見えていて、その時やっと、(あ!パートナーゲームだ)と気が付きました。
今回は、パートナーをみつけたら、チームになりそうな同じ類の仲間を探すことになっていましたが、わたしは前回のお花見の時などは、すぐにパートナーを見つけられたので、自分はこのゲームを得意に感じていたので、やる気満々でした。
最初に「わたしは生き物ですか」と尋ねると「いいえ」と返ってきて、(じゃあ、ものなんだな)と思い、今度はお父さんに「わたしは物ですか」と尋ねると「う~ん…微妙」と返ってきて(えー!物でも生き物でもないって、何なんだ!)とプチ混乱状態になり、ひろこちゃんに「わたしは大きいですか」と尋ねると「う~ん…大きかったり小さかったりするかな」と言われて、(イエスかノーで答えが返ってこないものって何なんだ!)と、全く自分が何者か分からなくなりました。
しかし、開始3分も立たないくらいで路頭に迷っているわたしを救ってくれたのは、さとみちゃんでした。
さとみちゃんは、わたしを見るなり「わたしたち、パートナーだよ!」と言って、わたしは「え?え?そうなんですか?」と挙動不審で、さとみちゃんのその確信を持った、大きなキラキラした瞳を信じて、正解、不正解を伝えてくれるあゆちゃんの所に手を繋いでいきました。
あゆちゃんは、あっさり答えを教えてくれるものかと思っていたのですが、「う~ん」と、答えが出るまでにかなりタメがあり、ドキドキしました。
どうなんだろうかと思い、答えを待っていると、顔をバッとあげて「…ピンポーン!!」と満面の笑みで万歳してくれて、正解は嬉しいけれど、自分が何者かわからないまま正解しているカオスな感じが面白く、正解してからも質問し続けて、やっと、さとみちゃんの「ゾウ」とパートナーのわたしの正体は「鼻」であることがわかりました。
確かに、それ単体で生きているか生きていないか、微妙。大きさも大小ある。鼻と言っても個体差があるので、すごく難しいのだと思い、ヨモギを摘む前から、とても楽しかったです。
そして、日記がヨモギ摘みに入る前に、消灯の時間になってしまいました。機会があったら、わたしもヨモギを擂って、ヨモギ餅に数グラムでも貢献したいと思います。
明日も、朝からまえちゃんとみんなと作業できるのが楽しみで、数字に強い頭を作って、いざという時のメモとペンも持って、畑に行きたいと思います!