【マラソン日記】「3月14日 ほし ― 緊張と勇気と ―」

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3月14日 ほし

「緊張と勇気と」

 

 今日のランニングは、今まで一番清々しく気持ちが良いものでした。
 また、より一層、春の気配が増して、風も、冷たいというのではなく、ほの温かいという実感で、走っていても、冬眠から目覚めるかのような気持ちよさがありました。

 

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 今日も、みんなと、なのはなコースを走りました。
 マラソン練習の実行委員を先頭に走りながら、今日はペースが丁度良い感じで、走りやすいな、と感じました。
 走り始める前に、まちちゃんが、「3月20日から個人走になるので、みんなと走れるのは、あと1週間くらいです」と話してくれました。
 そのことを聞いて、マラソン大会がもう1か月と1週間後なんだな、と思ったと同時に、緊張と実感が湧いてきました。
 みんなとコメントを言いながら走るのも、もうすぐ最後か、と少し心細さも感じました。
 同時に、今までも、走ることに緊張や不安を感じたけれど、みんなと一緒に向かうからやってこれたし、個人でも、みんなと走って積み重ねた気持ちで、できるはず、と少し勇気が出ました。

 

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 今日も、走り始めから少しずつ身体が温まって、気持ちが良い汗をかいていきました。

 今日は、3月14日でホワイトデー。ということで、お題の一つの中に、「みんなが白くしたいもの」とありました。
一瞬、白くしたいものって、何だろうと考えたけれど、みんなは、「タイルの壁」「軽トラ」などと答えていて、私は、思わず、「洗い物で使う、白色の桶」と答えました。
 綺麗に白くなると気持ちが良いよな、と思いました。

 もう一つのお題に、「今の気分を2文以上で」とありました。
 上り坂を上がりながらのお題回しです。
 私は、「息が上がるけれど、視界がクリアになるほど爽快!」と答えました。
 それから「坂を上れていて、足腰の力付いてる!」という答えや「ヨモギ摘み行きたい!」という答えもあって、みんなと同じ気持ちだな、と思いました。

 

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 特に、今日は、アヒルの家がある池の近くを走っていた時に、爽快感を感じました。
 おそらく、コースを半分走って折り返し地点のあたりだと思います。
 走っている最中も、終始、春の日差しとほんのり温かい風が気持ちよくて、清々しい気持ちになりました。

 

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 本番まで、1か月と少し。
 いよいよだな、と実感は迫ってきます。
 走ることを楽しんで、向かってきたいな、と思います。

 

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