３月１３日 まち
「いつもと違う目線から」
今日は朝から晴天。よかった！ ワクワクした気持ちで朝食を食べて、みんなで体育館に集まり、体操と柔軟をしてから、いざ、なのはなコースへ出発です。
昨日は雨が降り、室内でサーキット・トレーニングをしたため、ランニングは１日ぶりです。
私は普段、あけみちゃんと先頭を走っているけれど、今日はカメラを持ち、みんなの後ろにつきました。
まず驚いたのは那岐山の美しいこと。雪が白く、頂上部分に積もっていて、空とのコントラストが美しいです。なのはなコースは、走っていると、いつも那岐山が見守ってくれている感覚になります。竹林に入ったり、一瞬見えない道に入っても、次の道になればまた那岐山が顔を出して見えてきて、いつもどんと、私たちを囲んでくれているような気持ちになります。
みんなが走っています。その後ろ姿は軽やかで、とても前向きです。
滝川沿いに入ると、川のせせらぎが聞こえる。川の音を聞いているだけで心が安心して、走りやすく感じます。自然の音は、人間が本能的に求めているものなのでしょうか。
川の音は気持ちまで涼やかに軽やかにしてくれます。
坂道でのコメント回し、今日のお題は、『みんなが今読んでいる本』『みんなが挟まれたいもの』『マラソン日記でみんなが撮りたいもの』でした。『みんなが今読んでいる本』は、まなかちゃんからの提案で、「純粋に、知りたい」ということと、最近新しくなのはなに来てくれた仲間も多いので、みんなに本を紹介する気持ちもあります。『みんながはさまれたいもの』は、今日３月１４日は「サンドイッチデー」であることが由来。「マラソン日記でみんなが撮りたいもの」は、動画編集チームの、さやねちゃんからの提案。どのお題も考えるのも聞くのもワクワクします。
今読んでいる本では、『業平』や『みをつくし料理帖』や『脱出記』など。私は今、清水義範さんの『博士の異常な発明』を読み始めました。いろんな博士が発明をするのですが、その発明を巡ってドタバタ劇があって、それが面白いんです。
『みんながはさまれたいもの』は、よしみちゃんは「りゅうさんとあゆちゃん！」で、ももかちゃんは、「おとちゃんとちーち」で、たしかにはさまれたい。そのほか、ふみちゃんの「マシュマロ」やさとえちゃんの「米こうじ」も納得。
『マラソン日記でみんなで撮りたいもの』については、「上下さかさまの写真」や、「隣の人の笑顔」や「みんなの表情」や、「みんなのおススメスポット」など。私も、隣の人の最高の笑顔を撮ってみたいです。
昨日は雨のため、室内でのトレーニングを重点的に行い、ランニングを１日休んだこともあり、今日は身体が軽く、走りやすく感じました。
なのはなコースでは坂が何度か登場しますが、その坂も、石生コースで脚力を鍛えたこともあり、「あれ、上り坂だっけ？」と思うほど楽に走れています。フルメニューをしていると、イベントやアセスメントの前に、ダンス練習をして、前より断然踊りやすくなっていることを感じたり、最初はきつく感じた、体幹トレーニングのプランクも、楽にできるようになっています。
坂を上るときも、足の出し方が、以前はちょこちょこ、歩幅を最低限まで細かくしないと走れなかったものが、脚力がついたり足の筋肉がついたのか、少し大股でも楽に足を出せるようになりました。
その分、一歩が大きいので、坂を上りきるのが楽に感じます。
一緒に走っている仲間からも、「腕の筋肉がついた」や、「アキレス腱が強くなった」など、フルメニューの嬉しい効果を聞きます。
そして、なにより嬉しいのが、私は景色を楽しめるようになりました。なのはなコースを走っていて、見所は移り変わる景色ですが、空の青さとか、竹林の木漏れ日のキラキラした感じとか、那岐山の美しさとか、なのはなコースを始めたばかりのときは、走るのに必死で、上を見上げたり周りの景色を楽しむ余裕がなかったけれど、今は、空気の美しさも、みんなの息遣いも、優しいお題の答えも、自分の中に落とし込むことができます。
特に今日は、私は写真を撮らせてもらっていて、みんなの笑顔をどう撮ったら、一番映えるのか、とか、どの景色のときに撮ったらみんなが映えるか、とか、美しい花を見かけたら、これも写真に収めておこう、とか、ただ走るより気持ちが外向きになって、世界が広がったような感覚を感じました。
実は、なのはなコースをみんなと走れるのも、あと１週間です。３月２０日から個人走になり、団体で走らなくなる。みんなとだから走れたり、みんなの力で背中を押してもらって走れているなのはなコースも、今のうちに思いっきり楽しんじゃいます。
梅の花やムスカリも開き始めていて、なのはなコースはより春めいています。明日もみんなと走って春を満喫しようと思います。
