「繋がっていくものに」 ふみ

5月7日

 お父さん、お母さんが教えてくださることで、利他心で、人のために生きること。この道でしか生きられないこと。
(ちゃんと生きたい)そう思ったときに、やっぱり普通では生きられないし、自分の欲とか、世間一般の自由を求めても、私は生きていけないです。

 キャンプで、お父さん作詞、さとみちゃん作曲のオリジナル曲『希望』を歌って、歌うなかで歌詞のなかに出てくる言葉で、「普通に生きる それはできない」「追われるように、日を過ごしては 眠れぬままに 朝を迎えた」
 という歌詞があります。

 なのはなに来る前に苦しかったこと。人と競争して、一番になること。何かにいつも追われている焦り。取り残される、置いていかれる、除外される。そんな怖さがいつも隣合わせにあって、できる人が上で、できないと落とされる。できる人が評価される。
 私は、そのなかでは生きていくことができなかったです。

 3月のミーティングのときにも、目標を考えるときに、私は、改めて、そのなかでは生きていけないことを思ったし、普通を求めたらすぐに足元を救われてしまうから、人のために生きることが使命であり、私が一生をかけて果たすこと、成長し続けていくこと。その生き方でしか生きられないことが解り、誇りに思います。

「摂食障害の人は、他の人よりも生きやすいと思うよ」
 お母さんがミーティングのときに教えてくださって、生きる道は一つしかなくて、人のためにしか生きられないこと。その道がから外れたときには、死んでしまうのと同じなのだと思いました。

 最近、感じていることを書きました。

 あと、嬉しかったことがあります。
 今、なのはなからマックに働きに行かせてもらっていて、なのはなのイベントがあったり、畑作業で休みをいただきたいと思うときに、店長さんをはじめ、一緒に働いている方が、「休んでいいよ」と言ってくださいます。
 そのことが当たり前のことではなく、本当に有難いことだと感じていて、店長さんが、「お店も忙しいときに、なのはなさんが入ってくださって、本当に助けてもらっているから、お互い様だよ」と言ってくださいました。

 なのはなのイベントも、畑作業のことも、「頑張ってね」と応援してくださって、シフトの調整をいつもしてくださいます。
 一緒に働いている人たちに、感謝の気持ちで、目の前の役割に向かっていきたいです。

 私は、なのはなからマックに行かせてもらっていて、今マックに一緒に働きに行っている仲間もいて、その仲間やこの先も、まだ見ぬだれか、そして、誰かが、もし働くとなったときに、繋がっていくものにしていきたいから、仲間を守るために、精一杯で頑張りたいです。

 私よりも先にマックに働きに行っていた人もいて、その人たちが築いてきてくれたものを壊したくないです。
 だから、今の自分にできることを精一杯で向かいます。

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 今日は、ほのかちゃんのお誕生日でした。

 この間のフルマラソンのランニング練習のときに、短いコースを走ろうと思っていたら、ほのかちゃんが、「ふみちゃん、短いコースを走るなら一緒に走りませんか?」と声をかけてくれたことが、本当に嬉しかったです。
 ほのかちゃんが、「私も短いコースを走るので一緒に走りましょう」と言ってくれて、その日は、ほのかちゃんと一緒だったから、走ることができて、一人だったら、途中で歩いていたかもしれません。ほのかちゃんと一緒に走ったら元気が出てきて、そっと、さりげなく助けてくれるほのかちゃんの優しさを感じました。

 話すときも、話し方がはっきりとしていて、解りやすくて、ほのかちゃんと話すときに、相手が解りやすいように話すことは、すごく相手のために優しいことなのだと感じました。
 私も、ほのかちゃんのように、目の前の人のためを思った話しができるようになりたいです。

 お母さんに聞いてみようのコーナーで、お母さんが教えてくださったことで、何人かと話すときも、一緒にいる人のためになる話をすること。それは、すごく利他的なことなんだよと教えてくださいました。
 自分がダメだった、自分がどうこうじゃなくて、自分の経験を具体的に言葉にして、より具体的なほど、相手が解りやすく、それが一緒にいる人のためになるのだと、お母さんが教えてくださって、どこまでも、一緒にいる人のことを思った話、行動ができる人になりたいです。

 ほのかちゃんとこれからも作業やイベントも一緒にしていけることが嬉しいし、仲間でいられること、家族でいられることが嬉しいです。

 ほのかちゃんのことが大好きです。