「人に喜んでもらうための楽しみ」 ふみ

6月19日

 人に喜んでもらうための楽しみ

 ハウスミーティングの質問から、楽しみについてのお話を、お父さんがしてくださいました。
 なのはなに来る前は、年に一回のクリスマスが楽しみで、そのために一年を過ごしていたけれど、今は、楽しみにしていることのスパンが短くなったという質問に対して、お父さんは、楽しむことは年代によって違うかもしれないと話してくださいました。
 お父さんとお母さんは、楽しませてもらう側でいることは苦手で、人を楽しませる側、主催する側、能動的だと話してくださって、楽しむというも自分のためではなくて、楽しむときは、すべて人を喜んでもらいたいという気持ちであると教えてくれました。

 昨日まで、父の日の会に向けて、お父さんに喜んでもらえるように、お父さんへの感謝の気持ちを伝えるために、みんなとダンスや演奏を練習してきて、お父さんに喜んでもらいたいと思うときに、私は、すごく力が湧いてきたし、すごく楽しみでした。
 楽しみは、自分のためではなくて、だれかに喜んでもらいたいと思って、能動的になるときに生まれてくるものなのだと、今回、父の日の会に向けてみんなと作り上げてきた時間のなかや、お父さん、お母さんのお話を聞かせていただいて感じました。

 人に喜んでもらえたら、自分もすごく嬉しくなるし、何かをするときも、自分1人ではなくて、誰かと一緒だと何倍にも楽しくなるし、協力した達成感を感じられるということを、今、なのはなでみんなと過ごしているなかで感じています。

 これからは、夏に向けて、桃シーズンがあったり、縁日があったり、秋になったら、お父さんのお誕生日会があったり、冬にはウィンターコンサートがあったり、なのはなの生活のなかで、節目節目となる楽しみなことがたくさんあると思いました。
 今日から、桃の収穫が始まったと聞かせてもらって、今期の桃作業のなかで、真剣に、誠実に、そして、みんなと協力して、前向きに取り組んでいきたいです。
 みんなと協力できるとき、すごく楽しいと感じます。みんなと気持ちを一つに、大切に過ごしていきたいです。
 節目節目で、人に喜んでもらえるように、成長していきたいです。