「ハウスミーティングで」 ふみ

6月1日

 昨日のことになってしまうのですが、夜は、金時太鼓の練習に行ってきました。
 昨日から、『金太郎囃子』の曲の練習に入り、金太郎囃子はウィンターコンサートで演奏することになり、これからみんなと練習していけることが嬉しいです。

 パートはまだ決まっていないので、全員、宮太鼓を使って練習をしました。
 チャンチキといった鐘のような楽器で、竹内さんがテンポを作ってくださって、そのテンポに合わせて、金太郎囃子を叩きました。
 最初は、口でみんなで歌ってから、太鼓を実際に叩きました。太鼓を叩いていても、歌っているように感じて、軽快なリズムにのせて太鼓を叩くのがすごく楽しいです。

 『那岐おろし』を練習しているときに感じたことは、太鼓を練習していると、気持ちの粘りが鍛えられるということです。
 演奏しているなかで、音をどんどん大きくしていくところがあるのですが、大きくなるとリズムが速くなりがちなので、徐々に音を大きくしていき、MAXにするのをもう少し粘って待つ、ということを教えていただきました。
 太鼓の練習を通して、気持ちも鍛えていきたいです。

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 ハウスミーティングで、仕事のことで相談をさせていただきました。自分が担当していることを月に1回、プレゼンテーションみたいな形で発表することがあり、そのときにすごく緊張してしまって、どうしたらいいかと、お父さんに相談させてもらったら、お父さんは、緊張するのは当たり前で、緊張するかしないかではなくて、原稿があるなら、その原稿の中身が充実していたら、発表するのが楽しみになる、と教えてくださいました。
 6月もあるかわからないけれど、中身を充実させるために、自分が担当していることを原稿で書くとき、お父さんに一度見て頂きたいです。

 話しは変わりますが、昨日、オートモアーの草刈り機で石生の桃畑の草刈りをして、オートモアー1人と、刈払機2人で刈ったら、30分強くらいでも終わり、本当に速かったです。
 オートモアーのエンジンのかけ方とか、操作の仕方を、お父さんが講習会をしてくださったことを思い出しました。お父さんもオートモアーの自走式草刈り機を扱うのは初めてのはずなのに、みんなに教えてくださって、本当にお父さんはすごいなと感じました。
 そのこともお父さんに伝えたら、お父さんは、機械のことや車のことが楽しいと思う気持ちがあったり、「年の功だよ」と言って笑っていて、お父さんは大きいなと感じました。

 仕事のことも、お父さんに相談させてもらって、気持ちが定まりました。
 もう緊張するとかしないとかはよくて、原稿の中身を充実させて、会社に少しでも貢献できるようにしていきたいです。

 人前で話すことは、すごく鍛えられると感じます。
 人前で話すことが苦手だなと思うこともあるけれど、それは、原稿の中身次第で、楽しいことに変わるんだと、お父さんに教えてもらいました。
 お父さんに相談させてもらえて、本当に有り難かったです。

 仕事が今日は早く終わったので、帰ってきて、みんなと作業をしました。
 今日は、雨が降る予定でした。昨日のハウスミーティングのときに、あんなちゃんがお父さんに桃のブルーシート敷きについて相談していたのを聞いていて、午後に雨が降って、みんなでブルーシートを敷くなら、少しでも力になれたらいいなと思いました。
 結果、今日はブルーシートは敷かないで、あんなちゃんが明日の朝に敷くことを呼びかけてくれました。

 昨日は袋がけをして、昨日は、新桃畑の紅清水の木の袋がけをしました。
 紅清水の実を見ていたら、以前、お母さんが紅清水が好きということを聞いたことがあって、お母さんの笑顔が頭に浮かびました。
 桃の品種によって、この品種が好きと話してくれる人のことを思い出します。

 以前、あんなちゃんは清水白桃が好きで、みんなで開墾した開墾26アールの畑が好きなことを話してくれたことがありました。
 個人的というより、みんなで開墾したからというあんなちゃんの言葉を聞いて、いつもあんなちゃんはみんなのためだったり、みんなと協力したことを大事にしているのだと感じて、あんなちゃんの優しさを感じた瞬間でした。

 あんなちゃんが今の時期は、硬核期で、すごくデリケートな時期であることを教えてくれていて、あまり力になれないことが多いけれど、私もできることを精一杯で頑張りたいです。