「畑を綺麗になったら」 りな

4月14日

 

 

 今日から、一部、嫁入りにお花を出せて、とても嬉しかったです。昨日の夜、園芸担当のさとみちゃんに伝えると、「ちょうど明日の朝、収穫しようと思っていたんだ」と言って、とても喜んでくれたことが嬉しかったです。
 ユーノス畑や、吉畑のそばを通った時に、矢車草やキンセンカが、鮮やかに咲いているのを見ていて、なのはなで作ったお花を嫁入りできることがとても嬉しいなあと思いました。
 さとみちゃんがお花を綺麗にラッピングしてくれました。ポップもついています。

 キンセンカの袋は、少し半透明になっていて、それがベールのようで本当に綺麗だったし、さとみちゃんがラッピングしてくれた花束はどれも、すごくかわいくて、思わず手に取ってじっくり見てしまいたくなって、すごくすごく嬉しかったです。

 

 午前は、桃の作業で、あんなちゃん達と山桃畑の摘果を進めました。あと一列が残っていて、あんなちゃんが、午前の内に全部終わらせよう、と話してくれました。
 もう花が散って、今はガクだけの状態になっています。ガクが赤くて星形をしていて、クラゲのようにも、ホタルイカのようにも見えて、とても可愛いなあと思います。何回か霜が降りた後だけれど、夜間もみんなが霜対策をしてくれて、霜の被害にあった実は、あまりなく、どの実もぴんぴんしています。その様子を見てほっとしたし、これからも大切に守っていきたいなと思いました。
 摘果をしながら、毎日桃畑で作業していて、毎日少しずつ、桃の実が膨らみ始めているのを感じます。ガクをぺろっと取ると、中には、ふわふわした産毛に覆われた、桃のあかちゃんがいます。5ミリぐらいに成長していて、この前花が咲いたと思っていたのに、早いなあと思いました。
 摘果を終わらせて、余った時間で、山桃畑の桃の木の、病気の枝を隅々まで取ることが出来ました。病気の枝は、明らかに枯れていたり、先端に葉っぱがない枝です。病気の枝があることで、いくら防除をしても、防ぐことが出来ないとあんなちゃんが話してくれて、とても重要な作業なんだなあと思ったし、摘果をしながら、見つけ次第取ることで、確実に予防されていくんだなあと思いました。
 畑を回って、落ちているゴミや、枯れ枝、パイプなどを拾って、あるべき場所に片付けることもできました。畑がどんどん整然とされていくのが綺麗だったし、畑が綺麗になったら、桃の実もよいものが作れそうだなあと思いました。

 

 午後は、雨前に、大人数のみんなと、ジャガイモの作業をしました。午前中に作業を進めてくれていたみんなが、あと山畑といいとこ下畑が残っていることを教えてくれました。私は、土寄せだけだと思っていたのですが、畑に着くと、まずみんなで霜対策として被せてあった藁を回収し、それから芽かき、追肥、土寄せ、そしてまた藁を畝間に戻す作業と、たくさんの工程がありました。

 でも、午前にしてくれたメンバーのみんなが、流れを分かってくれていて、とてもスピーディに、スムーズな流れの中で、一緒に作業出来たことがとても気持ちが良かったです。いろいろな工程があっても、その一工程ごとに、プロフェッショナルな人がいて、その人のスピード感、質を習いながら、みんなで効率よい作業ができたような気がしました。芽かきでは、「もう、迷わない!」とみんなで言いあいながら、テンポよく進めました。みんなで植えたジャガイモが、ほとんど芽がでて、しかも選ぶぐらいたくさん良い芽があることが、とても嬉しかったです。

 管理機が掛けられていて、ふかふかの土での土寄せが、とても楽しかったです。山畑に、あゆみちゃんやたけちゃんも来てくれていて、たけちゃんもマイクワをもって、一緒に土を掻きだして、盛った畝に、さらに土をかけてくれて、もうクワの使い方を習得しているたけちゃんが本当にすごいなあと思ったし、一緒に作業出来て、とても嬉しかったです。

 途中なのですが、消灯になってしまいました。読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。