「びくともしないビニール」 みつき

4月12日

●びくともしないビニール

 朝、身支度をしていると、雨が降ってくる音が聞こえてきました。予報通りの天気に思わず「雨だ、雨だ!」と、はしゃいでしまいました。この雨はすぐに止んで、午後からは晴れてくれるとのことで、一昨日に追肥と土寄せをしたスイートコーンやじゃがいもには恵みの雨で、まるで水やりのような雨だなあと思って、うれしくなりました。

 午後からは、畑に出て、野菜の霜対策をしてきました。
 まりのちゃんとわたしたちの5人のメンバーで、車や自分たちの足で、すべての野菜の畑のビニールを閉めてきました。
 すでにビニールが仮留めされてあったりするところも多かったので、すぐに閉めることができる畑も多かったのですが、じゃがいものある梅林奥の畑では、少し時間がかかりました。じゃがいもが霜被害に遭いやすいのと、畑に強風が吹いていたので、まりのちゃんが、
「どこかから剥がれないように、しっかり土をかけて留めていこう」
 と声を掛けてくれました。みんなですべての畝を確認して、これでもかとクワで土をかけていきました。
 最後に畑を見回したときには、強風にもびくともしない、ぴしっと張られたビニールの様子に、気持ちが良かったです。
 今日も、野菜を霜から守られたらいいなあと思います。

●いつでもハイタッチ

 夜のバレーボール。
 わたしは、バレーのときにアンダーパスばかりになってしまって、オーバーパスをするのが苦手なのですが、お父さんの提案で、「オーバーパスだけしか使わない!」というルールで試合をすることになりました。

 ですが、やっぱり手が言うことをきかないような、不自由さがありました。でも、前衛をしているときは、アンダーパスなしでオーバーパスで回すべきだなあと納得できたし、お母さんが教えてくださった、手を開いて、ざるを持つようにしてパスをする方法も、また練習したいなあと感じました。
 お父さんの出ている試合は、とても面白くて、口を開けたまま見ていてしまいました。お父さんが、「また~!?」と言いつつも、力強いサーブを連続で打っていたり、まるで熊の威嚇のような、高身長を活かしたブロックが、格好良かったです。

 わたしは、やよいちゃんチームのみんなと、何回か勝つことができました!
 逆転勝利した試合もあって、やよいちゃんの力強いサーブや、まなかちゃんの絶妙な位置へのアタックが、見ていても、すごくスカッとしました。
 わたしも、まだサーブ成功率は100パーセントではないし、まだ返すのが精一杯なところはあるけれど、それを誰かが必ずフォローしてくれることが、とてもうれしいなと思っています。

 やよいちゃんチームで、毎週毎週少しずつ進化できている気がするのですが、ずっと変わらないのは、「ミスしたとき」「決まったとき」、どんなときでもハイタッチをすることです。
 今日も、たくさんハイタッチして、たくさん声かけして、とても楽しかったです!
 おやすみなさい。