６月９日のなのはな
父の日の会まで、あと１週間。今日は、お仕事組さんもいて下さって、チーム全員集まって練習できる貴重な１日、ということで、午前、午後を通して父の日の会の準備を進めました。
父の日の会では、お父さんに、フラダンスショーをプレゼントします。その名も、ケニー・モナーク・フェスティバルです。全８チームが、それぞれの曲で、衣裳を考え、ダンスを練習し、演出をしています。私は、『tue popo』という曲のチームに入らせてもらっていて、今日はチームのみんなと衣裳の制作や、ダンス練習を進めました。
『tue popo』は、ゴールデンウィークに行なった山小屋キャンプのライブで、初めて披露された新曲です。振りも、曲もまだ聞き馴染みがなく新鮮で、この曲を、お父さんにプレゼントできることが、とても嬉しいなと思いました。
チームのみんなと衣裳を考えている時に、頭に付ける葉の冠があったら可愛いね、というアイデアが出ました。以前、子供組チームで葉のスカートを作った経験がある、なつみちゃんが、ぜひ作ってみたい！ と言ってくれて、チームのみんなと、葉をモチーフにした冠を作ることになりました。
今日、初めて６人分の冠を作り終えることができました。ビニール製の葉も全て自分たちで塗って、切りました。それに、針でゴムを通して輪にします。制作をしている間は夢中になれて、ずっと作っていたいぐらい楽しかったです。また、壊れにくく丈夫なので、今回の会だけではなく、これからのフラダンスの衣裳にずっと使えるのではないか、と思ったら、やりがいを感じました。
葉がふさふさに見えるように、ホッチキスで少し角度を変えて固定したり、工夫を凝らしながら、本物そっくりに作っていきます。完成したものをチームの人が頭に付けてくれると、本物の草の冠のようだったし、色も綺麗で華やかで、とても嬉しい気持ちになりました。
午前中は、準備の時間と並行して、チームごとにエントリーフォト撮影がありました。今日完成した冠を、全員被って撮影できたことが嬉しかったです。撮影の部屋に入ると、青や緑、黄色、たくさんの背景の布が吊られていて、照明が用意されて部屋がキラキラしていました。部屋にはあゆちゃんがカメラを構えてスタンバイしてくれていました。
撮影のために、今日、初めて本番の衣裳を全員で着ました。衣裳を着てみて、昨日考案したときよりも、もっと綺麗な着方やアイテムの使い方を、また更新して、衣裳も良くすることができました。
あゆちゃんが、カメラを構えて、ポーズや背景の色を決めてくれました。チームのみんなとぎゅっとなって、目の前ではあゆちゃんがとびきりの笑顔でシャッターを切ってくれて、どの写真館よりも、暖かい空間だと思いました。
「最後にお父さんに向けて満面の笑顔で！」
とあゆちゃんが言ってくれました。この写真は、お父さんを会に紹介するパンフレットに載るのかなと思います。レンズの先にお父さんを思い浮かべると、自然と緊張も和らいで、笑顔になりました。
どのチームも、体育館ではフラダンス練習をしていたり、可愛い衣裳を作っていたりして、本番の演し物がとても楽しみになりました。次に、全員が揃ってたっぷりと練習できるのは、本番前日になるのかなと思います。今日１日の準備の時間がとても貴重だったし、１日とは思えないぐらい、ぐんと完成形に近づけることができました。お父さんに喜んでもらえるようなフラダンスショーにできるように、残りの時間もチームのみんなと良くしていきたいです。
（りな）
