
5月30日のなのはな
今回の水やりツアーはナス、小松菜、水菜、豆の4種類。3枚の畑をめぐっての水やりでした。
ナスの畑のホースは二又に接続してあり、2人同時に水やりすることができます。畝数も株数も多く、1人だと時間がかかってしまい大変なのですが、2人同時にできるので、かなり時間が短縮できます。
今日は、1つはいつも使っているホースヘッド、もう1つはお父さんが新しく購入してくださった散水ノズルを使って水やりをしました。新しいノズルは水の勢いや範囲を変えることができ、あまり水圧を下げずとも畝の土を削らないで済んだり、株を傷つけない優しい勢いで水やりできたりしたのが、とても嬉しかったです。

小松菜、水菜の水やりは、まちちゃんが、タンクの水の補充と並行して進めてくれました。その間に、私とみつきちゃんは豆の畑に行きました。道中、少し小松菜、水菜の畑を見ることができたのですが、どちらの野菜もレタスくらいの広がり具合や大きさをしていて、成長が本当に早いなと感じました。水の補充を一人でしてくれていたうえに、小松菜、水菜の広い畑を、まちちゃんが水やりしてくれたことが本当にありがたかったです。
豆の水やり、と聞くと一つの畑だけだと思いそうなのですが、なのはなの豆の畑は、今季は4か所に分かれているのです。どの畑も互いに離れているため、本格的な、豆の苗床 水やりツアーが始まりました。

一番最初に到着した、ササゲと黒大豆の畑では黒大豆の成長に一番驚きました。豆をまき、そこから芽が出てくるのですが、豆から双葉が出かかっている所を見ることができました! まだ完全には出ておらず、もう少しで出そうという様子なのですが、その、双葉が出そうで出ていない様子が、豆からさらに豆が出てきているように見えて、とても可愛かったです。豆が少し浮いて、芽が出そうになっている貴重なところをタイミングよく見られたことが本当に嬉しかったです。ササゲも成長しており、すくすくと順調に育っていました。
次に到着したのは白大豆の畑。私は、以前にも、ここへ水やりに来たことがあるのですが、その時から2週間も経っていないはずなのに、白大豆の草丈が大きくなり、前回の小さい、小さい苗の面影が、まったくと言っていいほどなくなっていて、とても驚きました。
最近、野菜や苗が育つのが凄く速いと感じることが多くて、自分が持っている成長スピードの感覚を改めたほうが良さそうだ、と思ってきました。野菜たちの成長や生命力が、本当に凄いと実感しています。

3つ目の畑は少しトラブルがあり、水やりができなくて残念だったのですが、最後の畑は無事に水やりをすることができ、スッキリとした素敵な気持ちで作業を終えられて嬉しかったなと思いました。
長時間に渡り、2人で歩き回って水やりと苗の成長観察をやり遂げることができて、嬉しく、楽しい作業だったなと思います。3人で役割分担し、チームワークを感じながらの作業も、とても有意義で楽しい時間でした。これからも作物が良く育つように、丁寧に効率良く水やりをしていきたいです。
(あや)

スイートコーン第3弾の、2回目の追肥と土寄せをしました。3弾は、今、草丈が20~30センチほどに育っていて、2回目の追肥のタイミングです。トウモロコシは、収穫の時期をずらすために、段階に分けて種まきや植え付けをしており、第3弾は、もっとも遅く実が熟れる株たちです。
一昨日に大雨が降りましたが、今日の午前には畝間も良い具合に乾いてきていました。お仕事に行く前の時間まで、るりこちゃんが畝間を管理機がけしてくれて、るりこちゃんのおかげで、ふかふかの土で土寄せをすることができました。
土寄せは、追肥した鶏糞に虫がこないように隠す目的と、株元にしっかりと土を寄せることで、株が大きくなっても倒れないようにする目的があります。
2つのことを意識しながら、ツイートコーンの株にしっかり土を寄せていきました。
以前、3弾を定植したときにお父さんが、
「2条植えで定植するときに、畝の端のほうに植えるのではなく畝の中央に寄せて植えると、土を寄せやすくて手入れしやすいよ」
と教えてくださって、3弾は、それまで植え付けた株とくらべて意識的に、畝の中央に寄せて定植したのですが、そのメリットを、今回の土寄せのときに強く感じられました。くわで畝間の土を寄せるとき、これまでよりもしっかりと土を寄せることができて、土寄せし終わった畝は本当に奇麗な高畝になっていました。その畝を見て、
「夏野菜のどの畝よりも、馬の背型の高畝だね」
と3人で話しながら喜び合えて、嬉しかったなあと思います。
3人での土寄せでしたが、追肥・土寄せを余裕を持って終えることができました。帰り際に、一番はじめに植え付けた第1弾の見回りをしていると、雌穂が出始めているものを発見して、これが受粉してスイートコーンの実になっていくんだなあと思うと、とってもワクワクしました。
1弾は早ければ6月中旬頃から収穫が始まりそうで、しっかりと必要な手入れをベストなタイミングでできるように頑張りたいです。
(よしみ)