5月20日のなのはな
夜のあいだに降るとされていた雨予報は、土を潤すことなく通り過ぎてしまいました。野菜にも、稲の苗にも、そして桃の樹にも、水やりを行った日でした。
桃の水やりチームは、軽トラックで出動。広い畑、木々の間にサクションホースなどを消防士のように引きながら、それぞれの桃の樹にたっぷりと水をやりますおよそ140本ある桃の樹のうち、ほとんどすべてを協力して水やりして回っていきました。
桃は、近く25日ごろから硬核期へ入っていく予想です。そのため、3巡目の摘果も急ピッチで進めています。そして、これからより成長していく桃の実を守るため、防虫・防鳥ネットの修繕も精力的に進めました。
また、畑では、ナスの支柱立てが進んでいます。先日立てた柱に横竹を取り付けていく工程へ入りました。こうした支柱立てでは必ず使うことになる「だっこちゃん結び」を、初めて習得する子もたくさんいました。台風にも動じない丈夫な支柱を完成させたいです。
また、田んぼでは、今週からはじまる代かきへ向けた準備も進んでいます。お父さんや、須原さん、そして代かきや田植えのために駆けつけてくださる永禮さん。3台のトラクターで、代かきを進めていきます。
夜には、小さな発見がありました。マンゴーの種が発根、発芽しはじめていたのです。
これは先日、りゅうさんが、みんなで食べられるように、とプレゼントしてくれたお土産のマンゴーから採った種を、種まきや育苗を担当している子が、半ば遊び心で、水につけて芽出しをしていました。扁平で一風変わった、丈夫な種です。マンゴーはやはり熱帯の植物、冬越しはとても難しいそうですが、果たして育っていけるでしょうか。