4月26日のなのはな
27日から29日にかけて、なのはなファミリーの原点である山小屋で、キャンプを行います。
キャンプのあいだ、野菜の苗たちは、古吉野で留守番です。最低限の手入れはしに帰ってきますが、この間、成長に少しでも差し支えないよう、今週はピーマンやナスなどの大規模な鉢上げをしたり、必要な種まきを進めてきました。
吉畑ハウスだけではなく、中庭のガラス温室にも並ぶ苗。今は、ナス、ピーマン、ミニトマト、キュウリ、粉雪姫カボチャ、トウモロコシ、マクワウリ、レタス、キャベツ、それに、蒔いたばかりのバジル、唐辛子などが育っています。種類も数も多いなか、手入れの適期を逃さないように、育苗担当チームが中心となって、気を配っています。
「3日間だけれど、しばらく会えなくなるのが寂しい」
育苗担当の子が、言いました。
キャンプの準備も、最後の仕上げを行いました。山では、ウォークラリーや秘密基地づくりの仕込み。古吉野でも、当日の搬入準備や、制作作業、有志ライブのリハーサルをしました。また、今回は、キャンプ全体を通して同じチームで動くのではなく、新聞紙ファッションショーや、夕飯作りコンテスト、秘密基地づくりなど、アトラクションによって組むチームが違うため、いろいろなメンバーと、「何時から集まれる?」と相談して打ち合わせをする姿でいっぱいです。
スケールの大きな遊びを、本気で、全力で準備して、とても忙しい準備期間でしたが、その過程も貴重なものでした。
普段、私たちは便利な暮らしをすることができていますが、こうしてキャンプに向かうなかで、改めて、自然のものを使って、自分たちで寝られる場所を建てたり、飯盒でご飯を炊いたりすることを、学ぶことができます。
そうしたことを自分でできるようにしておくことを、お母さんが、いつも折に触れて話してくれます。
みんなのしてきた準備が一つになるキャンプを、安全に気をつけて、思い切り楽しみます。