4月15日(月)「元肥入れ、追肥、着々と!」

4月15日のなのはな

 今、古畑ハウスの苗床では、去年のサツマイモの蔓や種芋から新しい芽が顔を出し、ぐんぐん、伸び伸びと成長しています。 もう数週間後には、植え付けることが出来そうなくらいに、成長しているサツマイモ。いつでも畑に植えつけることができるように、今の内に準備を進めておこう。ということで……

 この日、今年サツマイモが植わる河原小田んぼとカチカチ小畑の2枚の元肥入れを行いました。山盛りに牛肥が積まれたエルフが出動し、やよいちゃんたち7人の皆と挑みます。

 時間は少ないけれど、前日、前々日に、私たちは、田んぼの肥料入れを乗り越えて来ています。だから畑2枚は必ず終わらせられるはず。やって見せよう、と強い気持ちで畑に向ったのですが、しかし、いざ畑を目の前にすると、(へっ!?)となってしまう位、とってもかわいいサイズに見えました。これは、一瞬で一枚を終わらせることができそうです。

 

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 1枚目の河原小田んぼの作戦は、エルフから、バケツリレーの先頭にいるやよいちゃんまで、ひたすら繋いでいく。とノーマルな肥料入れ方法なのですが。一つ、いつもと違うのは、1回1回、テミを回収しない、ということです。これまでは、牛肥の入ったテミを送りつつ、まいて空になったテミを同じようにバケツリレーで戻す、ということをしていたのですが、今回は、テミの足りる限り、ひたすら牛肥を入れて、まいて、エルフの上にテミがなくなったら、全員で回収する。そして再びバケツリレーを開始する。という流れで行いました。

 それによって、牛肥をやよいちゃんに送ることだけに身体を使えるので、空テミに気を取られることなく、どんどん、どんどん、畑に肥料がまかれていきました。

 私はえつこちゃんから受け取り、やよいちゃんに渡していたのですが、えつこちゃんは、前の子から受け取ったと思ったら、光のスピードで駆けて、「はいっ!」と力強く渡してくれて、その勢いを受け継いで、やよいちゃんに「はいっ!」と渡すと、やよいちゃんもまた、凄いスピードで、しかも美しく畑にまいてくれて、瞬く間に畑全面に肥料がまかれていくので、凄くやっていて気持ちがよかったし、みんなの力強い笑顔と掛け声に、やればやるほどパワーが漲って来ました。

 

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 そして、ものの15分程で1枚目、河原小田んぼが完了しました。みんなと一息ついていると、心地よい風が吹いてきて、身体も心もスーッと落ち着くような気持ちよさがありました。

 その後、カチカチ小畑も同じように行なって、またまた15分ほどでまき終えることができました。目標の、サツマイモの畑2枚を、さらっと完了でいたけれど、まだ40分ほど、時間が残っています。

 これは、プラスαの目標にあった、カチカチ大畑も行くことができそう! この畑には、ナスが植わる予定で、2反弱とそれなりに広いです。しかし、どれみちゃんがエルフを畑の側面に沿わせて、私たちの肥料まきに合わせて、移動してくれたので、バケツリレーの距離が、物凄く短くなりました。

 これまでと同じように、ひたすらつないで、まいて、つないで、まいて……を繰り返していったのですが、どれみちゃんがエルフを畑に横付けしてくれたことにより、距離が短くて、あっという間にまき終えることができました。

 

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 肥料入れが進むにつれ、みんなの活気とパワー、スピードが増して行って、3枚の畑を気持ちよくまき終えることができて嬉しかったです。

 これで、耕して、畝を立てたら、サツマイモやナスが植えられます! これらの畑に、元気よく育つ野菜たちの姿を想像するだけで、今から、もうワクワクしてきます。

(ももか)

 

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 栗担当者の、まなかちゃんを中心に、大人数で栗の元肥入れに行きました!!

 この日は、栗の木1本につき肥料袋半分くらいの鶏糞と、草木灰も一緒にまいていきました。栗林は広いだけでなく、全体が斜面にもなっているので、入り口から一番遠い栗の木には、鶏糞が入った肥料袋を一輪車に積んで運ぶと良いことを、まなかちゃんが教えてくれました。木の周りにドーナツ状にぐるっと鶏糞をまいていく作業が楽しかったし、作業していると、あゆみちゃんやたけちゃん、たいちゃんも来てくれて、たけちゃんとたいちゃんは肥料袋の回収も一緒に手伝ってくれて、嬉しかったです。

 

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 みんなでやると、広い栗林の肥料入れも、わずか1時間足らずで終わりました。最後に、まなかちゃんが、「みんな一番下に集合! みんなで見たいものがあるんだ!」と話してくれて、みんなで向かうと、そこには梨の木があって、真っ白で綺麗な花が咲いていました。その梨の木は折れてしまっていて、ほんの一部が繋がっているほどだったのですが、たくさんの花をしっかり咲かせていて、梨の木の生命力を感じ、大きなパワーをもらったなあと思います。栗林には、栗だけでなく、梨や柿、梅、ビワなど、いろいろな果樹の木もあり、改めて、とっても素敵な場所だなあと思いました。

 

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 この日やった元肥が、今年の秋の栗の収穫に繋がっていくのだと思うと、ワクワクします。栗がたくさん収穫できますように。

(よしみ)

 

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〈東京で講演、演奏をしてきたチームは、1日、車を走らせ、無事に古吉野へ帰ってきました!〉
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〈エルガーハウスさんが持たせてくれたお弁当には、「心に残る素敵なステージをありがとう」という文字や、菜の花のイラストも入れた包み紙をつけてくださっており、とても有り難く、嬉しかったです〉