「ズッキーニ」 みつき

4月12日

●気持ち良い1日、気持ち良い作業

 夏を感じさせるような1日でした。
 じりじりと太陽が照りつけていて、休憩のときに飲んだお茶がすごく美味しく感じました。春夏野菜も畑に続々と引っ越して、「ああ、本当に、ここからわたしたちの夏が始まるんだなあ」と感じました。

 1日を通して、春夏野菜の種まきと植え付けをしました。
 午前中には水菜の定植、午後にはズッキーニの定植と小松菜の種まきをしました。

 水菜は、2000株以上あると聞いていました。
 はじめに、「1株2秒くらいのペースで植え付けしよう!」と、まえちゃんが声をかけてくれて、その目標で、みんなと植え付けを始めました。

 まだ細く柔らかい水菜を大切にしながらも、スピード感を持って土に埋めていきました。慣れてくると、本当に2秒ぺースですいすいと手が動くようになって、楽しかったです。
 気がつけば、草敷き、水やりを先に進めてくれている子たちも居ました。そして、午後にやる予定だったネットかけまで、終わらせることができました。

 畝に整然と並んだ水菜が、今は少しのゆとりがあるけれど、1か月も経つ頃には、ふさふさの水菜に育ってくれると思うと、期待や楽しみでいっぱいになりました。
 別の畑でニラの種まきをしていたまえちゃんたちも、種まきが終わったようで、食事のコメントで「作業が終わりました!」と、お互いにグッドニュースを聞くことができて、とても嬉しかったです。

 わたしは、ズッキーニを育てるのは、初めてです。
「ズッキーニと言えばスープかなあ……」と考えたりしていたのですが、「ハンバーガーのピクルスは、ズッキーニなんだよ」と、ももかちゃんが話してくれて驚いたり、ズッキーニについてまだ知らないことばかりで、その未知な感覚に、ワクワクしてきます。葉はカボチャに近いけれど、実はキュウリに似ているような気がしていますが、どのように実を付けて大きくなっていくのか……収穫までの過程を、みんなと見守っていけることが、うれしいです。

「ズッキーニは大きく広がって育つからね」と言って、みんなと株間も広く取りました。ズッキーニの植わるゆず畑は、古吉野なのはなのすぐ近くで、みんなと畑の行き帰りでも見られるだろうなあ、と思います。どうぞ、ぐんぐん大きくなっていってほしいです。