4月6日(土)「日当たりよく、作業性もよく。ユズの剪定」

4月6日のなのはな

 朝からスッキリ晴れていて、畑日和の1日。ニンジンの土寄せや、スイートコーンの手入れをしました。

 最初に、先日、草取りをしたニンジン畑へ。土から、ひょっこりとニンジンのオレンジ色が見えているのを隠すために、土を寄せてやりました。畑一面にニンジンの葉が並んでいる光景がとても奇麗で、収穫できる日が待ち遠しいです。

 

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 ニンジンの手入れを軽やかに終わらせて、そのあとはスイートコーン畑へ。スイートコーン第1弾の追肥と土寄せを行いました。
 スイートコーン第1弾は、現在、草丈10センチ、本葉2~3枚ほどの大きさに育っています。霜の被害にあってしまった株もあるのですが、それでも多くの株たちは順調に成長していて、とても頼もしいです。スイートコーンは1回目の追肥のタイミングがとても重要だ、ということを、昨年に担当していた人から聞いていたため、ベストなタイミングで追肥をすることができて、本当に良かったなあと思います。

 最初は、3人で進めていて、少し、終わらないかもしれない……と思っていたところに、キャベツの水やりなど他の作業を終えたメンバーがヘルプに駆けつけて来てくれて、そこからは猛スピードで、土寄せまで、どんどん進んでいきました。

 

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 土寄せは、前回スイートコーンの担当をしていた子が、やり方の見本を見せてくれました。スイートコーンの苗が土で埋まらないよう、でもしっかりと土を寄せることと、追肥した鶏糞を隠すことを意識しました。
 しっかりと土寄せされたスイートコーンたちが喜んでいるように感じて嬉しかったなあと思います。

 みんなのおかげで、無事に追肥と土寄せまで終えることができ、ありがたかったです。第1弾のスイートコーンたちが、すくすく成長してくれますように。

(よしみ)

 

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〈小松菜の種まきや、山畑下の畝作りも行いました。畑にも、キンポウゲやスミレ、タンポポが賑やかに咲いています〉

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〈枝先から若葉をのぞかせているイチジク。この日は、キンモクセイ畑に植えているイチジク“バナーネ”の周囲の草を、草刈り鎌や刈払機で奇麗に刈ってゆきました〉

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 ユズを栽培するうえで大切な手入れ、剪定。この日は、開墾野畑、ユズ畑、崖崩れ下ハウスの裏に植わっているユズの木の剪定を行いました。

 なぜ、ユズの剪定が重要なのか。それは、日当たりや風通しが悪いと、すす病にかかりやすくなってしまうためです。

 ユズの枝には、とても鋭いトゲが生えており、トゲと格闘しながらの剪定でした。それが大変でもあり、楽しかった、と作業をした子が教えてくれました。

 

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 剪定では、具体的に、収穫が困難になる背の高い枝を切り詰め、全体的に樹高を低くしました。ユズは上へ上へと直立する特性があり、木を見ていても、びゅんと垂直に伸びる徒長枝がたくさん生えていました。そうした、勢いの強い枝には実がつかないため、剪定しました。
 また、内側へ向かって延びている枝も剪定しました。
 枝を切った断面から、ユズの実と同じ、あの爽やかな香りがするのも、特徴的です。

 特にユズ畑は強剪定になりました。しかし、これまで、木漏れ日が落ちないほど繁っていた枝葉を整理し、木の内側まで光が入るようになり、ユズも気持ちが良さそうに見えました。

 

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