【マラソン日記】「4月4日 さくら ―― ピーク14.2キロ ~6つの上り坂を超えて ~ ――」

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4月4日 さくら

「ピーク14.2キロ ~6つの上り坂を超えて ~」
  

  
 フルマラソンまであと18日。練習ができるのも、あと17日になりました。
 今日と明日の2日間がマラソン練習の中のピークで、走る距離がこれまでで一番長い14.2キロメートルになる、石生コース+なのはなコース+梅の木コースを走りました。
  
  
 3月31日には、フルマラソンのコースの下見に行って、中盤の10キロほど続く上り坂を見て、自分は体力も気力も本番に向けて鍛えたいと感じました。
 そのため、今までの自分のペースよりは少し速いペースで走りました。4月10日からの「フルマラソンに向けてコンディションを整える週」まで、体力気力アップ期間にしたいと思っています。
  
  
 玄関下に行くと、満開だった枝垂れ桜が散っていて、アスファルトの地面の上に花びらの絨毯ができていました。枝垂桜の桜吹雪の散る中をスタートしました。

 少し速いペースで走る時、肩が上がったり姿勢がぶれたりしないように意識しました。ピークのコースでは、スタートからゴールまで代表的な上り坂を合計6つ、上ります。はじめは石生の坂、通称「心臓破りの坂」です。スタートしてから5分ですが、一番距離が長く傾斜が急な坂です。

 ペースは変えずに上っていくと、はじめはきつくて姿勢が崩れそうになるけれど、正しい姿勢を意識する方がとても走りやすいと感じました。坂の4分の3くらいのところまでくると、足がペースと坂に慣れてきました。上りきると、息は上がっていますが、上り始める前よりも体が軽く足が前に出ます。
   

    
 坂を上る度、きついと感じるところも上っていくと体が慣れていくことが、体も気持ちも強くなっていくようで嬉しかったです。坂を越えていくことが楽しく感じました。汗もかいて気持ちが良かったです。
  
   
 最後の梅の木コースから帰って、花壇の前を通り、枝垂れ桜の散る中にゴールしました。みんなと春を感じられたり、コースの楽しさを感じて練習できることが幸せだなと思います。

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