「目の前のことに向かう楽しさ」 つばめ

 
3月30日~4月1日
 
 30日は、りゅうさんのお誕生日運動会前日で、チームの人と小物準備をしたり、りゅうさんと一緒に寸劇練習もしました。
 
運動会当日
 
 午前は、マラソンコースの下見へ行きました。
 綺麗な景色で、川沿いのランニングコースを、本番、みんなで走れるのが楽しみです。
 私はミニマラソンに参加しますが、本番までにもっと体力を付けていきたいです。
 昼食も、とても素敵な広場で、みんなでお弁当を広げて食べられたことがとても幸せでした。
 ふきのとうがたくさん生えていて、それをなつみちゃんが両手いっぱいに持って、りゅうさんが今度天ぷらにしようかと言っていたのをきいてワクワクしました。
 外で、広々した開放感と自然の中で食べるお弁当は、この上ないほど美味しいと感じました。
 
 午後は、運動会をしました。
 りゅうさんと一緒のチームで元気いっぱいのオーラを感じながら、私も運動会に参加しました。
 勝負の勝ち負けに関係なく、全力で楽しんでいるりゅうさんの姿を見て、勝敗でなくて、今自分が全身全霊で目の前のことに向かう楽しさが段々分かるようになってきました。萎縮したりせず、無我夢中で瞬間瞬間を楽しむことができました。
 前は何をするにも何も感じ取れなくて、楽しいって何? と大分冷めた気持ちでいましたが、今は、長続きはしないけども、その瞬間の現在を楽しめる自分がいてそれも嬉しく思います。
 借り人競走で、たけちゃんと一緒にゴールできたのも嬉しかったです。
 りゅうさんのお誕生日を、みんなで身体を使いながら全力でお祝いできて嬉しかったです。
 
 
1日
 
 今日から4月です。
 午前は、梅の木コースをペースアップして走りました。
 2回歩いてしまいましたが、今日のお題で好きなことわざを言う場面で私は、七転び八起きと答えて、2回歩いたけど、スタートで走って、途中歩いても走って、また歩いても走ったので、歩き二回、走り三回です。きっとスタートダッシュがよければ、途中で休んだり挫折があっても諦めさえしなければ、ゴールする頃には、転んだ回数より起き上がった回数が多くなるんだろうなと考えました。
 終わりよければ全て良し、それには初めが肝心要で、最初の一歩を踏み間違えないことが重要な気がしました。
 何かをするときは始まりの姿勢を意識して、失敗に後悔しないで前を向いて七転び八起きで今後は毎日をコツコツ、一歩一歩成長していきたいです。
 私は素直で余りにも純粋過ぎて、何でも真に受ける癖があり、マイナスをド直球に受け取る欠点があります。しかし、それは裏を返せば物事を良い方へ考える癖を付けられれば伸びしろの根を伸ばして上へ上へ高みを目指して成長できる力の源でもあると思います。
 
 最近、自然と戯れているうちにプラスの情緒が自分にできてきたと心から感じます。
 午前、セロリや大根を収穫して、細くてもたくさんの根を地に張ってる植物の生命力に感動したり、面白いなと思いました。
 私の大好きなカエルがたくさん鳴いていて、畝立てをしていたらぴょこぴょこ出てきて、鍬で掘り返して出てきたミミズを食べてる姿とか見て、自然の中に動植物の生きる知恵と力を目の当たりにして、自分の悩みが本当にちっぽけに感じました。
 誰からどう思われてるかとかより、今を生きてることや命そのものの価値に重きを感じられる瞬間でした。
 
 そして、私は具体的に何がどう楽しいかよく分からないですが、畝立てがすごく好きな作業です。
 午後は畝立てで、3枚の畑を終わらせられました。
 楽しくて、とてもやりがいと達成感がありました。
 
 夜はソフトバレーをして、お父さんやお母さんみんなが楽しんでバレーをしている姿が、本当に心の通った家族そのものに見えていい意味で泣けてきました。
 運動会以来、悲観でなく、うれし泣きを何故かするようになりました。
 いちいち涙が出るような、まだ気持ちが安定していない自分ですが、幸せとかうれしい気持ちをひとりでなく誰かと感じられるのが嬉しく、何人分の気持ちが集まって、大きなひとつの気持ちとなって自分に返ってくるんだなと思いました。
 楽しいと思った分、絶望が大きくなる気がして、なかなか目の前の嬉しい楽しいを受けいれられないでいるけど、いつも素直な自分でありたいです。
 りんねちゃんの撮ったサクランボの木の写真が西日に照らされてとても綺麗でした。
 今日はよく眠れそうです。