3月29日のなのはな
吉畑手前ハウスで育ててきたレタスの苗を、崖崩れ道路側ハウスに定植しました!
3月1日に種を蒔いた、ロメインレタスは約440株。リーフレタスは約300株。
畑にぴったり植わり切るように定植してきてね、とまえちゃん(苗の母)から託された、わたしたちは、畝たてから始まり、ネット掛けまでを午後の作業時間で行ってきました。
畑に着くと、まえちゃんがすでに1畝、見本で立ててくれていました。それを見て、畝70センチ、畝間30センチの高いベッド畝を、1人1畝ずつ立てていき、真っすぐな高畝が綺麗に均されて、さぁ、もうこれで苗を植える準備は出来た! というところで、畝の長さを測り、株間何センチで植えたら、ぴったり全株植わり切るか計算してみました。
畝の長さは18メートル55センチ。予定の株間は、ロメインレタスは25センチ、リーフレタスは30センチ。それぞれを畝の長さと割って、二条植なので掛ける2をして、必要な畝数を出すと、なんと、予定の株間でぴったり植わり切ることがわかりました。
苗を置く人と、植えていく人に分かれて進めていき、今日は特に天気が良くて、暑かったので、二畝植えたら水やりをよしみちゃんがしていってくれて、出来るだけ苗が元気なままに定植されるよう、みんなで苗を思いやって植えていきました。
苗を植えていると、本当に惚れ惚れするくらい、可愛くて綺麗な苗で、まだ食べちゃいけないけれど、もう今すぐ食べても絶対美味しいだろうと思うほど、柔らかくてつやつやしている本葉が二枚ほど、ピンと立っていて、こんなに元気に育ってきて、本当に偉いなと思います。
作業メンバーのみんなが、口をそろえて「綺麗な苗だねぇ」としみじみ言ってくれて、まえちゃんにも聞いてほしいくらい、嬉しかったです。
まだ小さいうちは、虫が来ると大変なので、根切り虫対策に草を敷いて、ネットをかけて、水もたっぷり300リットルやって、今のところ、苗はとても元気です。
前日の夜まで、夜間もハウスの中の育苗棚にビニルをかけて、寒さ対策をしてきましたが、今日からは、もう自分の力で自然の寒さに耐えていかねばならず、わたしは(頑張れ……!)と念を送ることしか出来ませんが、どうか無事に活着して、元気に育っていってくれたらいいなと思います。
春夏野菜のトップバッターで、今日まで一番長く見守ってきたレタスが、綺麗な畑に、綺麗な状態で定植できて、とても嬉しかったです。
(なつみ)
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