3月18日(月)「空気で伝わる楽しさ 保育園前畑のジャガイモ植え付け & 小松菜の種まき」

3月18日のなのはな

P3180187

 

 雨が降る前に、終わらせたい畑作業! それはジャガイモの植え付けです! この日、植え付けるのは保育園前畑。整然と並ぶ美しい畝は、須原さんが午前中のうちに畝たて機で作って下さいました。植え付けるメークイーンも、植え付けに使う籾殻も準備OK。あとはみんなで植え付けるだけ。保育園前畑に行くと、畑の広さと畝の長さに迫力を感じるのですが、気合いが入ります。

 昨日に引き続き、最初にお父さんが作業を見てくれました。私は、初めに三角ホー部隊として畝に30センチ間隔で穴を開けていきます。そのときのポイントをお父さんが教えてくれました。まず、1つの穴につき、掘る動作は3回までにすべし(掘った土は畝間に置かないこと)。そして、三角ホーの柄は長く持つべし。その2点を意識しながら、穴を掘っていきます。三角ホーの柄の後ろのほうを持つことで、腰を曲げすぎず、柄を短く持つよりも少ない力で穴を掘ることができました。1つの穴に3回までだから、サクサクと一定のスピードで穴が掘れるので、そのテンポの良さも楽しかったです。

 

P3180198

 

 そうやって、穴を掘っていたら、メークイーンの種芋を穴に入れていく人、籾殻を入れて穴を埋める人に分かれて、どんどんみんなが自動運転で作業を進めていきます。前日も植え付けの作業をしたメンバーもいるからか、慣れていて、スピード感があります。互いに、特に何も言わなくても、その場の空気だけでみんなが楽しんでいることが分かります。

 植え付けは、メークイーンの芽を上にして、その上に籾殻を一掴み入れて、土をかぶせるだけ。とてもシンプルで、動いていてもやりやすかったです。この畑が一面ジャガイモ畑になっていくのかとイメージするだけで、幸福で豊かな気持ちになります。

 

P3180200

 

 終わったのは15時過ぎ。1時間ほどで作業が終わりました。終わったときは、嬉しそうなみんなが自然と集まって、カメラに向かってジャガイモポース。「一瞬だった」そう話す子もいて、そのぐらいあっという間で、そのスピード感が面白いほどでした。

 

P3180203

 

 次の植え付けは、明日。デストロイヤーとアンデス、という赤ジャガイモが待っています。この調子なら、明日もテンポ良く植え付けられそうです。楽しみです。

(ゆきな)

 

***

 

 第1鉄塔上畑に小松菜の種を蒔きました。

 銀色のハート型カップに出した、キラキラと青くコーティングされている小松菜の種は、直径1ミリほどの、とても小さな粒。これまでも、この小さな種が、畑に直蒔きされて芽を出してきたのだと思うと、すごいなと思い、今回も、春の小松菜第1弾の種まき、スタートダッシュが上手くいくように、発芽を祈りながら種を蒔いてきました。

 

P3180707

 

 今回の小松菜は、条間15センチの4条植え。株間も15センチとわかりやすいです。
 根が張りやすように、種を蒔くところには、二本指で一つまみ分の培土でベッドを作ってから、1センチ分間隔をあけた2粒蒔きにし、覆土しました。

 覆土は、リーダーのお手本を見て量や厚さを確認しました。大分、小さな種なので、厚くし過ぎないことに細心の注意を払い、また、種の下に敷く培土も、厚すぎると種が培土の中に沈んで埋もれてしまう可能性もあるので、二本指で一つまみという分量を守って、発芽率100パーセントを目指して種蒔きをしました。

 畑の状態によって種の蒔き方を工夫していく、なのはなの種まき職人さんに倣い、わたしも、自分の丁寧さを鍛える気持ちで、小松菜の種の気持ちになって、培土のクッションを作り、種を置き、覆土をしました。

 

P3180706

 

 種を蒔き終えたあとに、もみ殻をかけて、水をやり、不織布をかけます。
 水をやって、目を覚まし始めた小松菜の種が乾かないように、これから芽が出るまでは、みんなで水やりをして発芽を促します。

 欠株のない、充実した美しい小松菜畑ができるように、できることを頑張りたいです。

(なつみ)

 

 

P3180671
〈桃の摘蕾や、野菜の収穫作業、なのはなコースのランニングも行いました〉

P3180674

P3180688
〈露地の桃の蕾も、ぽつりと濃いピンク色をのぞかせはじめ、開花の近さを感じさせます〉
P3180693
〈こちらは、古畑にある花桃の蕾です!〉