「この道をまっすぐ進む」 なる

3月17日

〇能登半島地震復興支援チャリティーコンサート
 美作文化センターで行われた、能登半島地震復興支援チャリティーコンサートに出演しました。
『ビューティフル・ピープル』『バッド・ハビット』『ホワイト・フラッグ』の3曲の演目で、『ホワイト・フラッグ』からはけてくると、みんなで演奏した時間が、本当に演奏したのか信じられないくらい、あっという間の出来事に感じました。

 客席に、お父さんお母さん。ダンスで目線を動かすと、応援組のみんなの姿があって、今回初めてなのはなのステージを見る子が何人もいて、その子たちにもいいステージにしたいと思うと、とても力になりました。

 出演時間が予定よりおしたのですが、バンドメンバーとダンサーのみんなとで分かれて気持ちをつくってスタンバイしていました。さあ次は私たちのステージが始まるというとき、テントを挟んで同じようにスタンバイしているあゆちゃんの「みんな、いくよ」と力強い声が聞こえて、みんなで「はい」と気合を入れるように返事をしました。

 とくに3曲目の『ホワイト・フラッグ』は、曲が進むにつれてダンサーもバンドのみんなも一体となっていき、客席のみなさんも私たちの演奏に賛同して応援してくださっているように感じました。
 昨日のリハーサルでお母さんが、「こぢんまりしないで、可動域を大きく」と言ってくれて、私たちも平坦ではないけどこの道をまっすぐ進んでいきます、という気持ちを強く持って、その気持ちを振りに乗せて大きく踊りました。前方を指すように構えるスティックが、この道をまっすぐ進むんだという私たちの決意に思えて、踊ることでその決意を強く持つことができました。

 このコンサートの出はけをあゆちゃんが見てくれた時、
「自分たちがどう彩りたいか、どんな色を見せたいかを持つことが大事だよ」
 と話してくれて、ステージから離れていると忘れてしまっていた、私たちは見せる人、与える人なんだということを思い直すことができて、もう一度、普段の生活でもその気持ちを持って生活したいと思いました。