【マラソン日記】「3月3日 りんね ― ひな祭りフルメニュー ―」

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 3月3日 りんね

「ひな祭りフルメニュー

   
  
 今日はひな祭りで、日曜日。お仕事組さんたちと、作業も、ランニングもできる嬉しい1日でした。

 ランニング前のことになるけれど、午前中の牛肥まきの作業では、てみに入れた牛肥を持って走る足取りが、とても軽かったです。また、気持ちの粘りも増していることを感じました。畑でも、ランニングで鍛えた脚力や、粘り強さが活かされていることが、嬉しかったです。

  

   
 ランニングは、梅の木、那岐、梅の木逆回りの、約9キロのコースになって2日目。目前に迫っているなのはなコースへ向けて、長距離を走る力をつけています。

 2日目ということもあって、走っているときの気持ちも、1日目より安定感がありました。
 坂道も、平坦な道も、みんなの列の中で、淡々と一定のペースで走り続ける。お題の答えを考えつつ、ただ走り続けることで、頭の中は雑念が振り払われていくようでした。

 今日も4つのお題を回しました。中でも面白かったのは、「信号機に、赤、青、黄、そしてピンクがあったとしたら、ピンクはどういう意味?」というお題。

 私は「スキップをして渡る」と答えたのですが、みんなからは、「助手席の人に好きな気持ちを伝える」、「対向車の人に投げキッスを贈る」など、素敵な答えがたくさんありました。

  

  
 また、最後のお題は「みんなが登場してみたい“物語”」。これは、みんなが、そのままのみんなとして、ということでした。

 考えている時間、とてもワクワクした気持ちがしました。私は、小説の「みをつくし料理帖」もいいな……、でもみんなも言うかな……、と思いつつ、実話になってしまうけれど、「コンチキ号漂流記」と答えました。

 底抜けに楽観的で冒険心旺盛で、仲間想いな、イカダで太平洋を横断するコンチキ号の仲間たち。どこから考えても無謀なことを、その楽観的な気持ちで達成してしまう、そんな仲間になってみたいと思いました。

  

  
 みんなからは、「みをつくし料理帖」、「ラピュタ」、「ドリトル先生アフリカへ行く」など、いろいろな物語が出ました。「無人島に生きる16人」と言っていた子も2人いて、私も一番と言っていいくらい好きな話だったため、嬉しかったです。

 隣を走っていたさくらちゃんも、同感だったみたいで、やっぱり「無人島に生きる16人」は普遍的に生きる勇気が湧いてくる、すごく素敵な話なんだな、と思いました。
  

   
 1時間と少し、約9キロの道のりを走って、みんなお腹が空いていたのですが、夕食は、りゅうさん、あゆちゃん特製の唐揚げで、とても満たされた気持ちになりました。

 ちなみに昼食でも、ちらし寿司や、りゅうさんの春菊、大根の天ぷらという、ひな祭りメニューをいただいていました。美味しいご飯を頂きながら、みんなで体を鍛えていけることが、本当に幸せだな、と思いました。

 フルマラソンまで、残り48日。これからもみんなと一緒に、心も体も、強くしていきたいです。

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