「こんなにわくわくすることだなんて」 まなか

2月28日

 今日のミーティングの講義で本当に気持ちがすっきりとして目の前が明るくなりました。
 初めて自分が未来へ向かうとっかかりの切れ端のようなものを掴んだような気持ちになりました。
 今まで何度も聞いてきたお父さんのお話でしたが、やっとその意味が私の中に落ちてきたような気がします。
 お父さんのお話を聞いて、「お父さんが生きてきた道の中に、私たちの答えがあったんだ」とやっと理解することが出来ました。
 それは、お父さんのそっくりその真似をすることではなくて、お父さんと同じような気持ちを持って、ただ、「これからの人生を自分と同じような苦しみを抱えた人のために生きよう、その人の道を一歩でも歩きやすくするために自分を使おう」と自分を捨てることだったんだと分かりました。
 その時に、一気に過去の事がどうでもいいという気持ちになったのと、自分の過去の悲しみ苦しみだけじゃなく経験して良かったこと悪かったこと、すべて、全部全部材料になると思いました。
それは本当に圧倒的な希望でした。
 お父さんとお母さんが居ること、仲間が居ること、自尊心が守られていること、今が幸せだという気持ちだけをフル回転させて希望を持っていました。
 でも今日の気づきは今感じる幸せのすべてに繋がっていて、しかも私の人生に(過去も未来も)しっかりと結びついているのを感じました。
 私にも生まれてきた意味があるのだなと思い込むのではなく、初めて心から思えました。

 今まで目標を持つと言うことが分からなかった気持ちを1年くらいずっと保留にしてきていて、やっと意味を掴めたと思います。
 必死に「なりたい自分」を探していたけれど、きっと、「なるべき自分」があるのだろうなと思いました。自分に生きていくことに対して神様に向けて責任感を感じます。

 今日お父さんにお話ししに行ったことも、自分は当時「こんな所で働くのは一番大変だろうなあ…」と通いながら思っていたことで、自分がふっとでもそんなことを思うなんて考えもしなかったです。

 気付いたから今すぐにどう、ということではないのですが、しっかりとその目標に向かって歩いて行けるように、未来に向かって毎日を積み重ねたいです。
 この先のミーティングも、目標にぴんと頭の先を引っ張ってもらって猫背が治っていくように、自分を変えていきたいです。

 未来に希望を持つことがこんなにわくわくすることだなんて思いもよりませんでした。