【マラソン日記】「2月24日 あけみ ー今日1日限りを積み重ねたいー」

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2月24日 あけみ

「今日1回限りを積み重ねたい」

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 ”あともう少しで折り返し地点。”4月21日の津山加茂郷フルマラソン本番に向けて、1月中旬から始まったフルメニュー、1か月を過ぎて残り2か月。フルマラソンまでの期間の3分の1を超え、本番まで折り返し地点に近づいています。

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 今は、『体力を確かにする週』で、奈義+石生1周コースの6.5キロのコースになりました。時速8キロペースで無理なく持久力をつけるように走っています。
 走り始め、古吉野に戻ると、ストップウォッチは49分台。3月目前になり、景色や鳥の声が春めいてきました。走っていると、梅の木がところどころにあるのですが、1日いちにち少しずつ蕾が膨らみ、丸く花びらを膨らませ、花を開かせていきます。鶯が鳴く声や、ひばりが高くを飛びながら歌う声なども聞こえてきます。毎日のように皆で走りながら、春の訪れを感じられるのもとても気持ちが良くて50分弱のランニングがアッという間に感じます。

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 奈義コースは、アップダウンが少なく田んぼの中を走る平坦なコースです。那岐山が見えて、田んぼが広がる光景の中、皆でお題を回しながら走ります。平坦なコースの後は、心臓破りの坂と言われている石生の坂の石生1周コースに入ります。ここでもお題を回します。1回のランニングで回すお題は4つ。お題を考えるのも皆が助けてくれます。

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 これまでは石生コースの後の奈義コースでしたが、今年は新しい試みで、奈義コースから石生コースという順番で走っています。最初は、後半に心臓破りの坂を走ることに緊張していたり、皆がどんな風に感じるか少し不安もあったのですが、実際に走ってみると、平坦なコースで気持ちや身体の助走をつけたあと、最後に石生の坂に挑み、皆で心拍数を上げながら、お題をまわし、スッキリと達成感を感じゴール、という流れも、とても気持ちが良く感じました。

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 実際に「走りやすかった」と言ってくれる人もいて、ホッとしました。3月に入ると、このコースに梅の木コースが増え、ピークに向けて、徐々に距離が伸びていきます。3月後半からは、本番に向けて個人走になり自分でペースをつくる練習をします。お題を回しながら団体で走るのも、あと1か月弱ということです。当たり前にあるように感じる毎日も、決して同じ毎日はないのだと改めて感じます。一日いちにちを大切に皆と積み重ねていきたいです。
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