【マラソン日記】「2月18日 りな ―走りながら、春みっけ―」  

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  
2月18
日 りな

「走りながら、春みっけ

 

  
 今日のマラソンは、石生一周コースを走りました。味噌メンバーのみんなは糀づくりの作業で一緒に走れなかったけれど、お仕事組さんやりゅうさんもいてくれて、人数はいつもよりも多くて、賑やかでした。
 
 走り始めの時は、少し曇っていて寒いかな、と思っていたのですが、走ってみると、薄着で良かった、と思えるぐらい、身体がポカポカして、暑いぐらいになりました。マラソンを走り始めて、毎日少しずつ、春に近づいていくことを肌で感じます。冬の少し寒々した光景から、だんだんと春の植物が芽吹いてきていたり、景色が色鮮やかになっていくのを感じます。
    

〈春の蕾のポーズ!〉


  
 石生の坂の上り始めに、梅の木があります。石生コースを走り始めた時、その木が梅の木だとは分からないほど、蕾は小さかったのに、ちょっとずつ大きく膨らんできて、今日初めて何輪か白い花が開いているのが見えました。

 先頭で走っていた、あけみちゃんやなつみちゃんがはじめに気が付いて、「梅の花が咲いているよ!」とみんなに伝えてくれました。走りながら、その小さな花を見て、みんなと喜べたことがとても嬉しかったし、その後に続く石生の坂道も、きついという気持ちよりも、嬉しさで満たされた気持ちで走ることが出来ました。

  

  
 体力と持久力が付いてきていて、心臓破りの坂、と呼ばれる急な上り坂も、みんなと難なく上ることが出来るようになっています。毎日走り続けているから、自分が気が付かないうちに、でも着実に、進化していることを感じて嬉しいです。

 お題回しをしていても、みんなの声が大きく、はっきりと聞こえてきて、それを復唱する声も活気が出てきています。 

  

  
 今日のお題の2つ目は、「隣の人を褒める」という内容でした。走りながら、隣で走っているみつきちゃんの良いところを考えていると、毎日走っている道も、とても楽しく、軽やかに感じました。開墾26aの桃畑に繋がる開けた道で、一人ひとりのことを思いながらお題を復唱して、その温かい空気に癒されたし、いつも以上に石生の坂を上り切った達成感を感じたり、周りの景色が色鮮やかに見えました。
  


  
 フルメニューが始まって、本番まで3分の1ほどの期間が過ぎました。あっという間に感じるけれど、その期間の間に、身体も心も丈夫に、柔軟に使いやすくなったような気がします。

 走っていると頭がすっきりするように、本当に身体と心が繋がっていることを感じて、フルメニューをしている時間がとても楽しくて好きだし、みんなと一緒に強くなっていきたいなあと思います。