「純白」 なる

2月13日

〇みそ作り第3弾
 今日、出糀を迎えて、純白でとてもできがよかったと聞かせてもらって嬉しかったです。
 みそ作り第3弾のチーム名は、スピード・ジョブズ(Jobs)。1日目の米研ぎから、準備も、ご飯を食べるのも、手入れも、チームの名前が決まるのも速いチームで、スピード・ジョブズのみんなと糀作りができたことがとても楽しくて、気持ちがよかったです。糀を種付けするとき、写真を撮りに来てくれたあゆちゃんが「一人ひとりが自立して動いていて、空気が清々しかった」と話してくれました。確かに私も自分の役割に集中していて、みんなの手で仕事が流れていくような感じがとても気持ちがよかったなと思います。

 糀の「マチョー」と「ムーチョ」も私たちのスピードを感じて繁殖も速かったです。盛り込みのときには米粒に白い斑点がはっきりと見えていて、一番手入れでは糀箱を逆さにしてもびくともしないくらいにがっちりと固まっていました。マチョーとムチョーに会うたびに、とてもうまくいっていることを実感していました。

 今回自分のなかでうまくいったことは、切り返しまでの管理です。前回、お米の蒸しあがりはパラパラに仕上がったのに、切り返しのときにはお米が水分を含んでべたつく状態になってしまったのが残念でした。今回ゆりかちゃんと相談して、切り返しまでは糀にかけるふきんを固めに絞ってみると、切り返しの状態が前回より確実によかったです。
 糀室の湿度が高すぎるのではないかと思ったのですが、それもお父さんに問題ないと教えてもらえたこともよかったです。

 なにより、ゆりかちゃんやひろこちゃんを中心に温度管理がとても上手だなと思いました。ゆりかちゃんは手入れが終わると次の手入れまでの温度の持っていき方を話してくれました。次の手入れの時間から逆算して、その2~3時間前に糀箱の入れ替えをするというのがわかりやすくて、心構えができました。ひろこちゃんも、これまでの経験やマニュアルが頭に入っていて、糀箱を入れ替える手つきも迷いがなく、とても心強かったです。温度が高いところだけ入れ替えをしたり、夜に窓を開けたら温度が上がるのが緩やかになったり、短い時間で集中して手入れをして最後の糀箱をしまったと同時に食事の放送が入ったり、毎回いい仕事ができた達成感や喜びをみんなと感じられたことがとてもとても嬉しかったです。

 明日はいよいよ仕込みです。一緒にやる人に楽しんでもらえるように、ゆりかちゃんとみんなが役割を決めて、流れを確認していました。いい仕込みができるように願っています。