「今の道を、地道に、必死に」 りな

2月12日

 今朝は目が覚めたら窓が眩しくて、何だろうと見てみると、グラウンドや中庭に雪が積もっていてとても驚きました。天気予報には雪マークがなかったような気がして、プチサプライズのようで嬉しい気持ちになりました。
 朝も少し雪が降っていて、選果ハウスまで行こうとしたときに、よしえちゃんが「車出すよ!」と声をかけてくれて、それがとても嬉しかったし、よしえちゃんが小さなスーパーマンのようでした。

 数日前に河上さんから、降る時期によって、雪の名称が色々あることを教えてもらい、面白いなあと思いました。よしえちゃんが調べて教えてくれたのですが、今日の雪は、春に降った雪で、『名残り雪』という名前でした。今日はなおちゃんのお誕生日でもあって、ちょうどなおちゃんのお誕生日に『名残り雪』が降ったのが、巡り合わせのように感じました。

 なおちゃんのお誕生日で、今日もなおちゃんは朝からお仕事だったのですが、夜になって、なおちゃんにお祝いの言葉を言うことが出来てとても嬉しかったです。それも、廊下で「お誕生日おめでとう!」というひろちゃんの声が聞こえてきて、リビングのみんなとはっと顔を見合わせて、急いでリビングの中にいたみんなと廊下へ出て、「お誕生日おめでとう!」と大声でなおちゃんに向かって言うことが出来ました。なおちゃんがすごく嬉しそうな笑顔で近づいてきてくれて、なおちゃんを囲んでみんなでお祝い出来た時間が、とても温かくて心が満たされるような気がしました。

 普段はお仕事で会えないけれど、イベントなどでなおちゃんが何かを演じている姿に、すごく希望をもらいます。ウィンターコンサートでは、重要な役割を、お仕事も忙しい中すぐにセリフを覚えて、なり切ることのできるなおちゃんが本当に凄いなあと思うし、紅白歌合戦では、何も笑いが起こる言葉ではないはずなのに、なおちゃんがステージに出てきて、言葉を発した瞬間、その場がどっと笑いで満ちたり、本当に面白いです。そんな風にどんな役にもなれて、みんなを楽しませることが出来たり、深い表現が出来るなおちゃんのことを憧れているし、尊敬しています。
 なおちゃんと家族で居られることがとても嬉しいです。お誕生日おめでとうございます。

 昨日からミーティングが始まりました。不安もあったり、緊張していたけれど、チームが発表されて、自分の課題は自分だけのものではないこととか、チームのみんなと一緒にゴロンと良くなっていけることがとても嬉しくて心強いなと思いました。
 私は9チームで、お父さんが教えてくれた特徴から、はっとしたし、本当に当てはまっていると思いました。
 自分の掲げる理想の持ち方が間違っていたり、自分が苦しんだ価値観で物事を見てしまっていたと思いました。今をないがしろにして、日々の小さなディティールを忘れて、とても利己的になっていたと感じました。それに気が付くことが出来て、本当に良かったと思いました。

 今日はこの一日しかなくて、同じ日は絶対に来ない事、今、歩いているところに道ができていくことをちゃんと自覚して、自分の生きにくくさせる課題を解決したいです。
 『倶に』の歌詞がリビングに貼られていて、その歌詞の内容が、より自分の心の中に染み渡っていくような気がしました。足元にある深い渓谷を見るのではなく、ともに走っている仲間や、まだ見ぬ誰かの存在を感じて、このミーティングに向かいたいです。保障はどこにもないし、楽な道はどこにもないけれど、逃げずに、ただ一つしかない、回復するという道を、泥臭く進みたいです。
 自分がこれまで思っていた王道を走るのはやめて、今の道を、地道に、必死に、歩きたいです。

 読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。