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2月12日のなのはな
ミーティングが始まって2日目。
今回は、ある1つの作文を元に、その作文についてどう思うか、全員で解釈を深めていきました。
作文を読ませてもらうと、共感することばかりでした。
自分の体験と、少しずつ違うことはあるけれど、根本的には同じ問題を抱えていて、同じ理由で心の傷を持つようになったこと。チームで話し合っていても、お互いの意見に頷きあって、気持ちが通じ合っていることを感じました。
そして、それらの体験や状況について、心に傷を負わない理想の形とはどのようなものだったのか、ということを考えて話し合い、作文にしました。
それは、なのはなのお父さんお母さんの姿や、なのはなでいつも教えてもらう、人として大切なことを思い浮かべていくと、答えが導かれていきました。
けれど、よく生きること、それは今の時代においてとても難しいことだと、教えてもらいました。
今、時代が転換期にあり、競争や損得感情の利己的な価値観が主となっていて、誰もが、目の前の幸せを見失ってしまう時代になっていること。
本当に幸せを感じて、本当の信頼関係を人と築いて、利他心を持って、充実しながら生きるのは、難しいこと。
私たちの体験が特別なのではなくて、時代背景そのものが、幸せを見失いやすくなってしまっている。その上で、具体的に何が摂食障害の元となる心の傷になってしまったのか、理解を深めることが、傷の癒しに繋がっていきます。
これから本格的に始まっていくミーティングは、心の傷を解決して、摂食障害から立ち直るばかりではなく、人としてどうあるべきか、混乱のある時代の中で、凛として生きていくために、どういう心構えであるべきか、ということを学ぶ場でもあります。それは摂食障害から回復する心構え、そのものです。
摂食障害になってしまったこと、それはマイナスではなくて、なのはなファミリーで本当のあるべき生き方を求めていく、きっかけになりました。誰もが安心して日々の幸せをかみしめて生きていけるような、理想の社会を作っていくために、まずは自分がどうあるべきか。それを学べることは、本当に恵まれていると感じます。
お父さんお母さんから教えてもらうこと、チームのバディと、本音で話し合いながら、実感していくこと。
心を柔軟にして、ミーティングから大切なことを得て、自分の糧にしていけるよう、頑張っていきたいです。
(りんね)
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第3弾の米糀づくりは、とても順調です。写真は、午後5時20分から行った「1番手入れ」での糀の様子です。糀箱を傾けてもまったく動かない糀からは、菌糸が伸びてしっかりと生育していることが伺えました。温度も活発に上がりやすい今回の糀は、「マチョー(マッチョ)とムーチョ」という、どこか筋骨隆々な雰囲気をまとった名前がつけられ、味噌づくりチームのみんなから愛されています。