「サクセスストーリー」 ふみ

2月8日

 昨日の夜は、太鼓の練習に行きました。フルメニューを初めてから、大太鼓を打ちやすくなったと感じます。
 昨日も、『那岐おろし』を演奏しているときに、持続して力がある感じで、以前だったら、一曲演奏すると、叩くことに精一杯でキツいとだけしか感じなかったのが、力を抜いて叩くところと、力を入れるところが意識して叩けるようになったり、フルメニューの腕立て伏せが効果があるのかなと思いました。
 打ちやすくなったと同時に、連打で打つところも、刻みが細かく打ちやすくなり、筋トレの効果を感じています。

 最近、ハウスミーティングでは、自分のコンディションを10段階で言うことになっていて、今日は、7くらいでした。

 最近の気持ちは、楽しいなと感じることが多くなりました。
 以前だったら、失敗する怖さとか、怒られる怖さというものが先にきたり、評価を気にして、楽しいと思えるものも、怖さが邪魔をして楽しいと思えなかったり、いつも心のなかでため息をついている感じの疲れというものが横並びにありました。

 はあ、自分はなんでこんなにダメなんだとか、周りの人の顔色を気にして、いつもアンテナを張っている感じで、それは、幼いころから、アンテナを張っていて、いつも気を張って、我慢し続けてきたからなのだと、ミーティングでお父さんやお母さんの話を聞かせていただいて思いました。

 最近は、そういう自分のなかにある怖さが少しずつ抜けてきているのか、実際は解らないけれど、目の前の作業が楽しいと思えたり、その日によって、いつも万全な状態とはいかないけれど、前向きな気持ちが持続していられることが多くなってきて、それは、お父さん、お母さんに救ってもらったから、今の自分があることを思います。

 お父さんの新しい本を読んでいて、自分は、なのはなに来てなかったら死んでいたなと思いました。
 なのはなに来る前は、自分が死に近い状態であることを解っていなかったし、病識が薄く、ぎりぎりの状態で生きていたのに、どこか自分は大丈夫という気持ちや、驕る気持ちがあったり、どこか自分のことを高く評価していたり。そうかと思えば、自己否定をして、投げやりな気持ちになったり。

 みんなからの質問へのお父さんの答えを、ページをめくりながら読み進めていくと、今も苦しんでいる人に、みんなの質問とお父さんの答えが希望となるのだと思うと、私も、自分自身を材料にして、少しでも役に立てるように、諦めないで、逃げずに、まっすぐに進んでいきたいです。自分自身にも自分の問題にも真っ正面から向き合っていきます。

 お父さんが、私がなのはなに来て間もない頃に教えてくださったこと。
 自分のサクセスストーリーがまだ見ぬだれかの希望になる。自分が材料の一つであるということ。
 そのお父さんの言葉を胸に、過去ではなく、後ろではなく、前を見て進みます。