「節分の夜 鬼メンバーの物語」 どれみ

2月3日

 今日から、フルメニューでのランニングは石生一周コースが始まりました。
 石生の坂に朝から緊張していました。玄関下から走り出し、保育園を過ぎ、第一鉄塔畑を過ぎ、坂が近づいてくると心拍数が上がっていくことを感じました。

(さあ、これからだ)と坂を登り始めると、お題回しが始まりました。2つめには坂の感想を回しましたが、みんなが明るくポジティブな言葉を言ってくれていて、私もその言葉に引っ張ってもらいました。お題回しが終わったときには坂を登り終わっていました。
 左手に開墾26アールの桃畑を過ぎると、風を感じながら気持ちよく走れました。その少し下り坂の道を走り、梅の木コースの最後の上り坂を登り始めると、梅の木コースを走っていたときはきつく感じていたこの登り坂はいつのまにか登り切っていてびっくりました。石生の坂の壁を越えたことで身体に感じるものの変化に驚きを感じたし、これはランニングだけでなく日々の生活にも繋がることだなと感じました。

 午後からは夜の節分の会に向けて準備をしました。
 あゆちゃんが鬼がみんなを体育館に追い込み、みんなと『マス鬼』や『ミッションインポッシブル』などの、謎を解いてお福さんのカードを取ってくるゲームをすることを教えてくれました。

 須原さんも来て下さって、服の着方、動き方、声の出し方を教えてくれました。動くとき、腕を動かすけど顔は動かさない、声は低く、立ち姿勢は足は肩幅より少し広げてつま先を外に向けて腰を低くすることや、素肌が見えないようにと衣装もばっちり身につけ、鬼メンバーと一緒にやっている時間が嬉しかったです。
 体育館での動きも、須原さんが8の字で動くのを一緒にやってくださってうれしかったです。

 ミッションインポッシブルの謎を考えるのを、いつもの謎解きメンバーの、あやかちゃんやなるちゃんと一緒に、りゅうさんやあけみちゃん、りなちゃんと考えさせてもらい、こうやって謎をつくっていたんだんだなということも知れて嬉しかったです(そして、とても難しかったです、謎解きメンバーすごいなと感じました)。

 夜は、夕食をみんなよりはやく食べて衣装に着替えてスタンバイ。すごい迫力のりゅうさん鬼とあけみちゃん狐が洗濯場に先行して出発したあと、なるちゃんとりなちゃんと待っているあいだも(いつ来るか、いつ来るか)と緊張で声がでませんでした。リビングからみんなが出てくる声や音が聞こえ、3人で息をころして隠れていて、お福さんのちさとちゃんとあやかちゃんの「きゃー」と言う叫び声と、あゆちゃんの放送で、3人で応接室から飛び出し、各持ち場に分かれました。そのあとはひたすら叫んで追いかけて、体育館に着いたときは息が上がっていて、石生一周の坂を登り切ったあとくらい息が切れました。

  そのあとはみんなでゲームをしました。1つ目の『マス鬼』は今回初めて知り、あゆちゃんと鬼メンバーでやったときも面白いゲームだなと思っていたのですが、みんなとやって客観的にも見ることができて、とてもおもしろかったです。またやりたいなと感じました。2つめの『ミッションインポッシブル』も、みんながどこから入ろうかと迷い、すり抜けていくのが面白かったし、かっこよかったです。

 終わってから着替えをするとき、お面を取ったりゅうさんの汗に驚いたし、(わかる)と感じました。楽屋裏で服を脱いで笑い合った鬼メンバーの時間も、嬉しかったです。